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無双演舞攻略/セリフ集 中国の章

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目次

稀代の謀将・毛利元就とその子・隆景が、中国地方を舞台に「両兵衛」らと熾烈な謀略合戦を繰り広げる!
厳島合戦
毛利父子の知略が光る。厳島にて陶晴賢を奇襲せよ!

【戦闘前ムービーセリフ/瀬戸内の嵐】
【小早川隆景】
嵐が来ますね、父上
【毛利元就】
ああ
【小早川隆景】
敵将・陶晴賢は兵法に通じ、誇り高い人物と聞いております
【毛利元就】
実に策にかけやすい相手だね
【毛利元就】
厳島は瀬戸内海の要所 毛利が手を出せば、敵は大軍を率いて一気に勝負をかけてくる
【小早川隆景】
この嵐、海を越えて援軍は来ない…油断した敵を奇襲するのですね
【毛利元就】
その通り 狭い島に大軍では、身動きすら取れない 兵力差を覆すにはこれしかない
【小早川隆景】
ですがただひとつ…
【毛利元就】
なんだい、隆景
【小早川隆景】
もし、敵が厳島を脱出し、再起した場合 我らの兵力ではもう対抗できません
【毛利元就】
そうだね…
【小早川隆景】
でも、もう手は打ってあるんだろう?
【小早川隆景】
海賊衆を味方につけました 厳島からはアリ一匹逃がしません
【毛利元就】
上出来だ…では、いこう
【小早川隆景】
はい

【戦闘前概況】
安芸の小領主であった毛利元就は、その知恵を駆使して、勢力を徐々に拡げていた
そんな中、中国地方に君臨する大大名・大内義隆が重臣・陶晴賢の凶刃に倒れる
中国地方の覇権を巡り、元就は、大内家の実権を握った晴賢と対立
知略に優れる三男・隆景と共に罠を張り巡らせた後、仕上げの一手を打つべく、陶軍を厳島へと誘い込んだ
世に言う厳島合戦。稀代の謀将・毛利元就の真骨頂がここに

【戦闘中セリフ】
【毛利元就】
隆元が詰めている宮尾城は、敵軍に攻められていて風前の灯だ
【毛利元就】
密かに宮尾城に入って救援したのち、隆元と連携して敵本陣を急襲する
【毛利元就】
まずは、その下準備だ。迅速に厳島神社を確保してくれるかい
【毛利元就】
この奇襲の鍵は、宮尾城だ。敵本陣を攻撃する際の起点になるからね
【毛利元就】
つまり、宮尾城を守る隆元が崩れたら作戦は失敗さ。悠長にはしてられないよ
【小早川隆景】
あちらに敵がいますが…まだ、こちらの動きを悟られたくないですね
【野上房忠】
て、敵の奇襲か!?
【毛利元就】
基本、障害は潰しておきたいとこだが…時間が惜しい。速やかにやらないとね
【毛利元就】
ついでに一計、しかけてみようか。彼の着衣を、うちの隠密頭に着せるんだ
【小早川隆景】
なるほど…うまくいけば、敵軍を誘導できるかもしれませんね
【隠密頭】
皆、聞けい!宮尾城内の毛利軍が、晴賢様ご本陣に向け、討って出るようだぞ!
【陶軍兵士】
あれは物見に出ていた野上殿…! 大変だ、急ぎ本陣への道を固めるぞ!
【毛利元就】
うまくいったようだね。これで宮尾城の裏門は手薄になったはずだ
【阿国】
なんや、騒々しいこと
【毛利元就】
あまり時間はないが、ここは確実に仕留めていこう
【毛利元就】
この神社にいる敵軍を放置しておけば、あとで挟撃される恐れがある
【阿国】
もう、神さんの前で大騒ぎして。あきまへんえ!
【毛利元就】
重々承知だけど、やむを得ずなんだ…と言っても、納得はしてくれないかな
【阿国】
厳島の神さんは血嫌いはんのに…
【小早川隆景】
島内の敵軍に、まだ動きはないようですね
【毛利元就】
雨風は敵の視界をさえぎってくれる上に、こちらの気配も消してくれる。嵐様様だよ
【毛利元就】
下準備はこれでいい。次は宮尾城だ。城の裏門からこっそり入ろう
【吉川元春】
いざ、兄上の元に馳せ参じん! 父上と隆景に続くのだ!
【阿国】
かなんわ〜、なんや敵さん増えてはる
【小早川隆景】
宮尾城の戦況に注意しておきましょう。兄上がいれば大丈夫だと思いますが…
【毛利元就】
隆元が危うくなったら支えてやってくれ。それが弟であるお前や元春の役目だからね
【毛利元就】
お前と隆元、元春は毛利家の三本の矢だ。心を一つに束ねれば、怖い物なしだよ
【白井房胤】
…へ? も、毛利軍が、なぜここに!?
【毛利元就】
隆元、わかっていると思うが、お前が敗走すればこの作戦は失敗だ
【毛利隆元】
こ…困ります、父上…。なぜ私などにかかる重要な役目を…
【毛利元就】
もっと自信を持ってくれ。お前も毛利を支える矢の一本なんだから
【陶晴賢】
毛利の軍勢が宮尾城に入っただと!? 嵐の中、海を渡ってきたというのか!?
【陶晴賢】
ええい、急ぎ、厳島神社の兵を回せ!
【伝令】
そ、それが…厳島神社の我が軍はすでに壊滅した模様!
【陶晴賢】
毛利が現れたとて、しょせんは小勢! 後衛の兵を総動員して、押し潰せ!
【大和興武】
怯むな! ひと息に宮尾城を落としてしまえ!
【弘中隆包】
お待ちを。厳島で大軍を動かすのは不利。急ぎ退き、再起なさるのが上策でしょう
【陶晴賢】
黙れ! お前は元就と親友だったな。元就に情けをかけようとて、そうはいかぬ!
【毛利元就】
さあ、いよいよ佳境だ。目指すは陶晴賢、それに…弘中隆包
【宇賀島忠重】
攻め落とせ! 持てる力を尽くせい!
【陶晴賢】
この上は、元就めに俺自ら引導を渡してくれん…!
【弘中隆包】
それこそ元就の思う壺。私が敵を食い止めます。船にてお逃げを
【陶晴賢】
む…むう…わかった、申すとおりにしよう。隆包、お前を疑ったこと、許せ…
【毛利元就】
さすがに晴賢だ、退き際を誤らないね。こちらとしては実に都合がいい
【弘中隆包】
いざ、死地へ参ろうか…!
【三浦房清】
よし、我らも隆包殿に続くぞ! 毛利元就を討ち、宮尾城を落としてくれん!
【弘中隆包】
おかげで、よい死に場所を得られた。さらばだ、元就…
【小早川隆景】
隆包殿…お見事な最期でした
【弘中隆助】
父・隆包の遺志を継ぎ、ここは私が死守する…!
【陶晴賢】
もうすぐ船着き場だ…。隆包…俺は必ず生きのびてやるぞ!
【小早川隆景】
どんなに必死に走ろうとも、この島から出ることはできません
【小早川隆景】
来ましたね…。陶晴賢は、もう逃げられません
【陶晴賢】
おのれ、周到な…! だが、まだ負けと決まったわけではない!
【小早川隆景】
武吉殿、ご助力に感謝します
【村上武吉】
約束は守るさ。海の男は義理堅えのよ
【毛利元就】
やあ、村上水軍の頭領か。来てくれて助かったよ
【村上武吉】
一日だけ加勢しろと言われたから来たのよ。よほど勝算があるんだろうと思ってな
【陶晴賢】
お相手いたす! 推して参る!
【毛利元就】
中国地方の覇権は、毛利家に継がせてもらうよ
【小早川隆景】
この勝利が当家を躍進させるはずです…。友を失った父上の心中を思うと喜べませんが

【戦闘後イベント/セリフ「友について」】
【毛利元就】
陶晴賢の軍師・弘中隆包は古い友人でね。奴なら、私の策なんかお見通しだったろう
【毛利元就】
陶を説得して、厳島での決戦を避け、友である私を追いつめることだってできただろう
【毛利元就】
逆に陶を見捨てて生きることもできた。でも、どちらもやらず、忠義の家臣として死んだ
【毛利元就】
歴史上、才ある者は孤独だよ。互いに理解できる才の持ち主が同時代にはいないからね
【毛利元就】
そしてもしいたとしても、倒し倒される関係になってしまう
【小早川隆景】
逆もあるのではないでしょうか
【小早川隆景】
倒し倒される関係であっても、その才ゆえにお互いを理解し、友となれることもあるかもしれない
【毛利元就】
才あるがゆえに気づき、理解しているがゆえに信じられる、か
【毛利元就】
君には、そんな存在が現れるといいね
難易度
プレイヤー 小早川隆景/毛利元就
獲得勲功 やさしい/普通 2400
難しい 11800
地獄 34000
勝利条件 陶晴賢の撃破
敗北条件 毛利元就、毛利隆元いずれかの敗走
マップ【武将&アイテム配置】
英賀合戦
心優しき軍師、両兵衛に挑む。敵の策の裏をかき、織田の布陣を崩せ!

【戦闘前概況】
厳島の戦いを制した毛利家は、その後も次々と周辺勢力との戦いに勝利し、中国地方の覇者となる
一方、中央では尾張の織田信長が台頭。天下に武を布く「天下布武」を揚げ、上洛を果たした
信長は天下統一を果たすべく、各地に家臣を派遣。重臣の一人・羽柴秀吉に、中国地方の攻略を命じる
羽柴軍の主力は黒田官兵衛、竹中半兵衛の「両兵衛」。迎え撃つは謀神・元就と小早川隆景
戦国の知性が、中国地方に集結。姫路城を巡っての謀略合戦が今、開幕する

【戦闘前イベント/セリフ「戦術戦」】
【毛利元就】
織田軍は、羽柴秀吉率いる本隊と、黒田官兵衛率いる姫路城の別働隊の二方面から毛利家に進攻している
【小早川隆景】
だからといってこちらも軍を分けて、二方面作戦をやるのは愚の骨頂ですね
【毛利元就】
そうだね。だから時間差をつけて各個撃破する。まず兵の少ない官兵衛の別働隊を討つのが妥当だろうね
【小早川隆景】
当然、それを予測している官兵衛は、姫路城の周りに、隙間なく守備隊を配し、万全の守りを固めていますね
【小早川隆景】
しかし、一方向だけ、城の南だけは、地形的に攻められないと判断したのか、守備隊がいない
【毛利元就】
だから心情としてはここから攻めたくなるけど、これは罠だ。仰々しく並べられた守備隊こそ偽装だね
【小早川隆景】
民を立たせているだけで本当の兵は南に伏せてありここに攻め込んできた私たちを一綱打尽にする策ですね
【毛利元就】
偽装の守備隊である民を蹴散らして攻め込めば官兵衛の策は破れ、姫路城の別働隊は楽に壊滅できる
【小早川隆景】
いえ…秀吉の本隊から攻めるべきでしょう。…民を敵にして最終的な勝利者になった者はいません
【毛利元就】
なるほど。もっともだ。毛利家は隆景の策に従ってこの危機を戦うとしよう

【戦闘中セリフ】
【毛利元就】
敵は我々が姫路城を攻めると思っている。御着城の秀吉から攻めて裏をかく…か
【小早川隆景】
急ぎ、御着城奇襲の準備を進めましょう。官兵衛らに気づかれると厄介ですからね
【小早川隆景】
まず海上に待機中の増援を上陸させます。早急に船着場を確保しましょう
【毛利元就】
英賀城は播州防衛に欠かせない要所だ。落とされないように注意しないとね
【小早川隆景】
船着場は確保できましたね。すぐに、海上の味方に合図を!
【堀秀政】
ん? あれは毛利軍か! 急ぎ、御着城の守備に回らねば!
【小早川隆景】
あの将を倒さねば、御着城への道を確保できませんね…!
【小早川隆景】
敵の増援が御着城に…? 入城を許せば厄介ですね
【毛利元就】
御着城周辺の敵戦力は削っておきたいけど…時間は惜しい、手早く片付けようか
【毛利元就】
…こうして戦場を駆けている最中にも、つい、隆元のことを考えてしまうよ
【毛利元就】
将来を期待してたんだ。それが、こうも早く逝ってしまうなんてね…
【小早川隆景】
ですが、三本の矢は折れていません。輝元がしっかりと継いでくれるはずです
【羽柴秀吉】
毛利め、こっちを狙ってきおったか…! まさか官兵衛の策が見破られたんか?
【黒田官兵衛】
ほう、御着城を狙ってくるとは。民を用いた偽装兵、見抜いた上でのことか?
【黒田官兵衛】
策を見破りながら民を攻めぬとは、甘い。急ぎ、予備兵力を御着城へ回せ
【小早川隆景】
なるほど、用意周到ですね…。ですが、こちらも用意があります
【毛利元就】
このくらいで十分かな。さあ、御着城に進もうか
【黒田官兵衛】
ふむ…冷静に対応してきたか。敵の軍師、なかなかの者らしいな
【黒田官兵衛】
…このままでは御着城の秀吉様が危うい。やむを得ん、敵の目をこちに向けさせる
【竹中半兵衛】
官兵衛殿、まさか自ら敵に突っ込むつもり? 無茶だなあ…責任感じちゃってるのかな…
【竹中半兵衛】
うーん、放っとくわけにもいかないし…。光秀さんを誘って、援護に行こっと
【竹中半兵衛】
あれ、毛利に振り回されてるんじゃない? 官兵衛殿、大丈夫かなあ…
【小早川隆景】
民に手を出してはなりません。率いる将のみを討つのです!
【竹中半兵衛】
優秀だけど甘い軍師、か。彼が味方なら、俺の代わりに官兵衛殿を御せるかな…?
【小早川隆景】
皆さん、速やかに退いてください! 我らはあなた方を傷つけたくはありません!
【民兵】
逃がしてくれんのか…? あ、ありがてえ!
【竹中半兵衛】
本当は船を壊すために用意したんだけど。まあ、仕方ないや
【竹中半兵衛】
目標は英賀城ってことで! よろしく〜!
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【毛利元就用】
【毛利元就】
ほう…明智光秀ほどの名将が、秀吉の下で使われているとは驚きだね
【明智光秀】
信長様の命で加勢に参っただけのこと。あなたを討てば、その役目もここまで…!
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【毛利元就用】
【竹中半兵衛】
あなたは…冷酷非情で有名な元就公?
【毛利元就】
やれやれ、世間ではそうなっているのかい。まあ、当たらずとも遠からず、かな…
【毛利元就】
側に心優しい軍師がいなければ、それなりに割り切った戦をするだろうからね
【竹中半兵衛】
心優しい軍師、か…興味あるなあ
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【小早川隆景用】
【明智光秀】
信長様の天下を阻む者すべて、この明智光秀が斬る!
【小早川隆景】
邪魔者は問答無用で切り捨てる…それが信長のやり方なんですね
【明智光秀】
綺麗事のみで、乱世は治まりません!
【小早川隆景】
その綺麗事なしで、天下が治まるとも思えません!
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【小早川隆景用】
【竹中半兵衛】
あなただよね? この戦を指揮している、優秀だけど甘い軍師って
【小早川隆景】
え? あなたは…
【竹中半兵衛】
俺は「両兵衛」の片っぽ、竹中半兵衛。相方の黒田官兵衛ともども、以後よろしく!
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【毛利元就】
狙いは英賀城か…いい手を打ってくるね。城に入られる前にたたいておこう
【小早川隆景】
こちらの動きに応じた奇襲策…危ういところでした…
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【毛利元就用】
【毛利元就】
君がこの戦の軍師かな。主君を助けるため、自ら囮になろうというわけかい
【黒田官兵衛】
己の失策は己で埋める…それだけのことだ
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【小早川隆景用】
【黒田官兵衛】
卿、か…? 私の策を看破したのは
【小早川隆景】
民に兵に仕立てた策、あなたでしたか
【黒田官兵衛】
見抜いておきながら民を突かぬとは、甘い
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【黒田官兵衛】
敵の力を侮ったようだ…
【羽柴秀吉】
官兵衛も半兵衛もやられてまったか! 毛利も、やりおるのう!
【羽柴秀吉】
このままこもっとってもどうにもならん。打って出て活路を開くんじゃ!
【毛利元就】
ようやく、敵の総大将がお出ましだ。さあ、仕上げに取りかかろう
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【毛利元就用】
【毛利元就】
その出で立ちは、羽柴秀吉、だね。君は、なかなかいい軍師を持っている
【毛利元就】
彼らをうまく使えている君もまた、歴史に名を残すべき名将の器かな?
【羽柴秀吉】
いやいや、そんな…って! 危うく敵の術中にはまるところじゃ!
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【小早川隆景用】
【羽柴秀吉】
うちの軍師を出し抜いたんは、お前さんか? どうじゃ、わしの下で働かんか!
【小早川隆景】
お誘いはありがたいのですが、父・元就を裏切ることはできません
【羽柴秀吉】
あちゃあ、惜しいのう…! 官兵衛、半兵衛と馬が合いそうなんじゃが
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【毛利元就】
よくやったね、隆景。だが、思ったより苦戦したかな
【小早川隆景】
そうですね…。敵軍師の采配、見事だったと思います

【戦闘後イベント/セリフ「感想戦」】
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戦が終わったあとの羽柴秀吉の陣。毛利の陣を見つめる二つの影があった
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【竹中半兵衛】
やるじゃん、毛利親子
【黒田官兵衛】
戦場に花と散りたくなくばあまり無茶はせぬことだ
【竹中半兵衛】
あ、もしかしてさ、花ってはかないって思ってる?
【竹中半兵衛】
官兵衛殿。花はね、一度散って終わりじゃあないんだ
【竹中半兵衛】
何度でも何度でも、花は咲いていく。幹があるかぎり、ね
【黒田官兵衛】
敵にも優れた軍師がいるようだ。だが、民の犠牲を避け、最短で勝利を狙えぬ甘さがある
【竹中半兵衛】
でも、官兵衛殿、そういう人、好きでしょ?
【黒田官兵衛】
……
【竹中半兵衛】
俺は好きだなあ
難易度 ★★★
プレイヤー 小早川隆景/毛利元就
獲得勲功 やさしい/普通 4400
難しい 13200
地獄 34600
勝利条件 羽柴秀吉の撃破
敗北条件 毛利元就、小早川隆景、三木通秋いずれかの敗走
マップ【武将&アイテム配置】
上月城の戦い
徹底抗戦の構えを見せる尼子軍。知略を武器に、敵を翻弄せよ!

【戦闘前概況】
姫路城を巡る戦は前哨戦に過ぎなかった。毛利と織田の戦いは、長期戦の様相を呈する
羽柴秀吉は毛利の支配下にあった上月城を落とすと、毛利に滅ぼされた尼子家の、尼子勝久を入城させる
信長包囲綱の頼みの綱、武田は長篠で織田に大敗。越後の軍神・上杉謙信もすでにこの世にいない
このままでは信長の圧力を一手に引き受ける。この毛利家の危機を、元就の策略が救う
謀神が紡ぎ出した上月城を奪い返す策。それは秀吉や両兵衛すらも驚愕させるものだった

【戦闘前イベント/セリフ「撤退命令」】
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毛利軍は織田方の要所・上月城を攻めていた。羽柴秀吉はその救援に向かっていた
その陣中、秀吉の軍師・竹中半兵衛は病に倒れていた。秀吉は半兵衛を見舞った
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【羽柴秀吉】
半兵衛、具合は…悪そうじゃな。無理はいかん。今回の戦には出んで…
【竹中半兵衛】
大丈夫だよ、秀吉様。それに、俺、死ぬなら、戦陣で死にたいし
【羽柴秀吉】
半兵衛!
【石田三成】
失礼いたします。秀吉様、一大事です。毛利元就の調略で後背の三木城が裏切りました!
【羽柴秀吉】
何!?
【石田三成】
あわせて信長様より、ご命令です。上月城救援は中止、急ぎ撤退せよとのこと
【羽柴秀吉】
上月城の味方を…見殺しにせいと…!?
【竹中半兵衛】
撤退しなきゃ…秀吉様、このままじゃ危ないよ。それに信長の命令でしょ?
【羽柴秀吉】
…できん!
【羽柴秀吉】
信長様のやり方は信長様のやり方じゃ…。わしには、別のやり方があるはずじゃ!
【竹中半兵衛】
秀吉様に仕えてよかったよ
【羽柴秀吉】
半兵衛! そんな体でどこへ!?
【竹中半兵衛】
秀吉様の気持ちを察して上月城救援の策を立て直してる官兵衛殿のとこ…俺も軍師だしね

【戦闘前イベント/セリフ「時代の足音」】
【毛利元就】
三木城を反乱させ、秀吉の後ろを押さえた。私が信長公なら、上月城を捨て即時撤退を命じるけど…
【小早川隆景】
それはありません。秀吉も…そして秀吉の軍師も上月城を見捨てません
【毛利元就】
戦場で敵と出会い、君はそう感じたと
【毛利元就】
いずれにせよ、ここで秀吉の部隊は完全にたたかないと織田軍が巻き返してくるのは時間の問題
【毛利元就】
毛利家が生き残れるかはこの戦の戦果にかかってる。いこうか、隆景

【戦闘中セリフ】
【毛利元就】
上月城主は尼子勝久…毛利への恨みは深い。劣勢でも必死で向かってくるはずさ
【小早川隆景】
油断は禁物ということですね。ならば、周囲の砦から確実に落としていくべきかと
【小早川隆景】
ただ、戦意旺盛な相手に、力攻めは下策。まずは砦を守る将をおびき出してみましょう
【小早川隆景】
元春兄上は、この砦の守備をお願いします
【毛利元就】
恵瓊、この砦の守備は任せたよ
【毛利元就】
この近くに、敵の兵糧庫があるはずだ! みんな、次は兵糧庫を奪うぞ!
【尼子勝久】
まずい、兵糧庫が狙われているぞ! 皆の者、討って出よ!
【小早川隆景】
誘いに乗ってくれたようですね…!
【小早川隆景】
北砦を落とせば、なかば勝ったようなもの。一気呵成に攻め立てましょう!
【毛利元就】
いよいよ、次は上月城だね。輝元、お前はここを守っていてくれ
【黒田官兵衛】
ふむ…尼子勢はまだ耐えているようだな
【竹中半兵衛】
南砦、いっただきー! ここまでは俺たちの作戦どおりだね
【小早川隆景】
あ、あれは官兵衛と半兵衛…? 上月城を救うために戻ってきたのですか…!
【黒田官兵衛】
これより毛利軍を逆包囲する。世を乱す最大の火種を消し潰すのだ
【小早川隆景】
策を立てているのは官兵衛…? 敵援軍を退けるには、彼を倒さなくては…
【福島正則】
俺たちゃ西砦を落としゃいいんだよな? っしゃあ! 清正。遅れんじゃねーぞ!
【加藤清正】
騒ぐな、馬鹿。軍師殿の策が敵に筒抜けだ
【加藤清正】
そこまでだ、好き勝手させるかよ!
【福島正則】
しゃらああ! ガチで気合入れてくぜ!
【黒田官兵衛】
…半兵衛が動いておらぬな。ここで策をたたみかける手はずだったが…
【竹中半兵衛】
…あれ? そろそろ頃合かも。ごめん、利家さん! すぐに出られる?
【前田利家】
あ? ああ。んじゃ、行くぜ!
【小早川隆景】
何か妙ですね…半兵衛ならば、もっと効果的に策を打てたはずですが…
【毛利元就】
ずいぶん半兵衛を買っているんだね。だが彼こそが、敵の弱点かもしれないよ
【毛利元就】
やれやれ…あの砦を落とされていたら、完全に劣勢に立たされていたところだ
【黒田官兵衛】
包囲は不完全なままか。半兵衛、まさか…
【黒田官兵衛】
急ぎ、後詰の兵を出せ! 半兵衛の加勢に向かわせるのだ!
【尼子勝久】
羽柴軍の足並みが乱れている…? かくなる上は、討って出るよりあるまい!
【黒田官兵衛】
上月城が開門しただと? わずかな乱れに動揺するとは、愚かな…
【石田三成】
このままでは我らまで窮地に陥る。尼子の救援は諦めるべきだ
【黒田官兵衛】
卿は秀吉様のもとへ急ぎ本隊を後退させよ。我らも兵をまとめ次第、後を追う
【竹中半兵衛】
ごめん、官兵衛殿…。殿軍は俺がやるから、秀吉様を頼んでいい?
【黒田官兵衛】
その体で殿軍が務まるとは思えぬな。後の始末は私がやる。卿は先に戻れ
【毛利元就】
敵は完全に浮き足立ったね。ここで弱点を突けば勝機をつかめそうだ
【小早川隆景】
はい…。しかし、半兵衛はどうしたのでしょうか…
【ねね】
三成がガンバってる間にねね忍法で、一発逆転だよ!
【前田利家】
秀吉のため、遠路はるばる駆けつけたんだ。そう簡単にやられてたまるかよ!
【石田三成】
よし、秀吉様のもとへ急ぐぞ…!
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【小早川隆景用】
【小早川隆景】
竹中半兵衛! 覚悟してもらいます!
【竹中半兵衛】
…ん、俺? あ、隆景さんじゃない。あれ、そっかそっか…戦わなくちゃね
【小早川隆景】
あなたは、やはり体が…
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【竹中半兵衛】
ごめん、官兵衛殿…。足を引っ張っちゃって…
【黒田官兵衛】
もうよい。とにかく逃げのびよ
【黒田官兵衛】
尼子勢の救援、成らず、か…
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【毛利元就用】
【毛利元就】
やあ、黒い軍師殿、この戦、あまりうまくいってないようだね?
【黒田官兵衛】
仮にうまくいっていない事象があっても修正可能な範囲の些事に過ぎぬ
【毛利元就】
強がりだとはわかっているけど、君が言うと説得力があるよ
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【小早川隆景用】
【黒田官兵衛】
やはり上月城は見限るべきであったか
【小早川隆景】
だが、あなたはそうなさらなかった。そして今は、半兵衛を逃がそうと…
【黒田官兵衛】
…戦場で無駄口は慎まれよ。私は、卿が思うような人間ではない

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【戦闘中ムービーセリフ/官兵衛の真意】
【小早川隆景】
あなたならわかるはず 信長のやり方で天下は…治まらない
【黒田官兵衛】
信長の天下など見てはいない 見ているのは、その先
【小早川隆景】
その先…?
【黒田官兵衛】
乱に備えられよ
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【戦闘後ムービーセリフ/半兵衛の死】
【竹中半兵衛】
もうすぐだ…もうすぐ待ちに待った秀吉様の世が来る
【黒田官兵衛】
信長の世が終わると?
【竹中半兵衛】
…死ぬ前にさ、見えることってあるだろ?
【黒田官兵衛】
…半兵衛
【竹中半兵衛】
秀吉様と、みんなが笑って暮らせる世…築きたかったな…
【竹中半兵衛】
寂しくなるね…官兵衛殿 でも、君をわかってくれる人は…きっと…
難易度 ★★★★
プレイヤー 小早川隆景/毛利元就
獲得勲功 やさしい/普通 5200
難しい 14000
地獄 35000
勝利条件 尼子勝久の撃破
敗北条件 毛利元就の敗走
マップ【武将&アイテム配置】
備中高松城の戦い
黒田官兵衛との最後の攻防!絶体絶命の状況を挟撃戦で覆せ!

【戦闘前概況】
上月城の攻防は毛利の軍略が勝った
しかし、黒田官兵衛、竹中半兵衛の働きにより羽柴軍に決定的な打撃を与えるには至らなかった
秀吉は瞬く間に態勢を立て直し、三木城を制圧。近畿、播磨の反乱もことごとく鎮圧した
そして、秀吉は毛利の要衝・備中高松城に攻めかかる。元就は隆景とともに、城主・清水宗治の救援に向かった
毛利を制し、天下は信長が握るのか、それとも…。毛利と羽柴、隆景と官兵衛の頭脳戦は終盤を迎えていた

【戦闘前イベント/セリフ「高松城水攻め」】
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元就と隆景は、秀吉に攻められている味方の城、備中高松城を見つめていた
高松城は、城まるごと湖に沈んでいた。歴史的に名高い、秀吉の水攻めである。
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【小早川隆景】
秀吉は一里(4km)もの長さの大堤防を築き、高松城をまるまる湖に沈めてしまいました
【毛利元就】
また大がかりな策で来たね。心から折りにかかってきたか
【小早川隆景】
人死を最小限に抑えたいのです。秀吉も、その軍師も
【毛利元就】
ずいぶん黒田官兵衛を買ってるんだね。彼の考えがわかるのかい、隆景
【小早川隆景】
彼は、待っているのだと思います
【小早川隆景】
織田信長が消えた、その先の世を

【戦闘中セリフ】
【毛利元就】
さすがは官兵衛、鉄壁の包囲陣だね。まずは本陣にすべき場所を確保しようか
【小早川隆景】
ならば堤防前の砦が適当かと思います。全軍を二手に分けて進ませましょう
【小早川隆景】
一方が砦北側より敵軍を林道方面に誘導し、もう一方が東側より砦に侵入を試みるのです
【毛利輝元】
承知しました、叔父上! では、私は東側より砦に進みます!
【毛利元就】
輝元の動きが敵に察知されると、砦の奪取は難しくなる。注意してくれ
【桑山重晴】
むっ…あれは敵の援軍…? 急ぎ付近の味方に知らせなくては!
【小早川隆景】
我らの動きを敵に知られては困ります。急ぎ追撃しましょう
【福島正則】
うおっ、ありゃ毛利の援軍じゃね!? っしゃああ! 俺様が追っ払ったらあ!
【毛利元就】
宗治は、もう悲壮な覚悟を決めてる頃だ。早く助けないと、取り返しがつかなくなる
【福島正則】
んげ…やっちまった…
【毛利元就】
よし、確保した砦を本陣にしようかな。守りは輝元に任せたよ。総大将だからね
【小早川隆景】
次は南東砦を落とし、外周一帯を確保してしまいましょう
【毛利元就】
南東砦からなら高松城に援軍を送りやすい。うまくやれば逆に敵を包囲挟撃できるだろう
【小早川隆景】
うまくいきましたね。高松城への援軍は、小船に乗せて逐次搬送しましょう
【毛利元就】
うん、小船なら敵の目につきにくいからね。急いで準備にかかろう
【毛利輝元】
こちらからも援軍に兵を割きます! 本陣守備は万全なので心配ありません!
【毛利元就】
これで包囲挟撃作戦の準備は整った。我々も高松城に向かおうか
【小早川隆景】
敵もすぐに我らの動きに気づくはず。急ぎましょう。宗治を死なせてはなりません
【ねね】
あっ、あれは…毛利軍!? 大変だよー! 後ろから敵が来てるよー!
【ねね】
うちの人のため! ここは、あたしが通さないよ!
【黒田官兵衛】
高松城を救おうとて無駄なことだ。この絶望的な状況下で何ができる
【加藤清正】
正則の馬鹿は何やってたんだ! 前線部隊、毛利の進軍を阻め!
【黒田官兵衛】
我が手勢も動かすとしよう…。市街地より堤防の外へ橋を架けよ
【黒田官兵衛】
橋を渡り、毛利本陣を探せ。見つけ次第、焼き払うのだ
【毛利元就】
さあ、いよいよ総力戦だ。確実に突破していこう
【小早川隆景】
長く足止めされれば、挟撃の機を逸します。それに宗治の命も…急がなくては
【黒田官兵衛】
石田、大谷両軍は高松城へ進撃、清水宗治に最後通牒を突きつけよ
【黒田官兵衛】
残る後陣の兵は、外周の毛利に当たれ。これ以上、高松城に近づけるな
【清水宗治】
なんと…味方の援軍か!
【小早川隆景】
援軍が間に合ったようですね…! 城外の敵を挟撃する好機です!
【加藤清正】
俺が必ず、秀吉様を勝たせる!
【石田三成】
いちいち手を焼かせてくれる…!
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【毛利元就用】
【大谷吉継】
毛利は、いつのまで逆らうつもりだ? 信長という流れに
【毛利元就】
時は流れに逆らおうとしてるんじゃない。見せかけの流れに惑わされないだけさ
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【小早川隆景用】
【大谷吉継】
毛利は、いつのまで逆らうつもりだ? 信長という流れに
【小早川隆景】
信長がいる限り、抗いますよ
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【小早川隆景】
挟撃策は、うまくいきましたね!
【毛利元就】
さあ、秀吉と官兵衛を追い払いに行こうか。全軍で敵本陣を目指そう
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【毛利元就用】
【毛利元就】
水攻めは君の献策かい? 人死を抑える目的もあるんだろうが…それだけじゃないな
【毛利元就】
天下に秀吉の力を誇示したいんだろう? 壮大かつ奇抜な策だからね、実に効果的だ
【毛利元就】
信長の先の世…その布石というところかな?
【黒田官兵衛】
…よくしゃべる。冗長だな
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【小早川隆景用】
【黒田官兵衛】
何をしに来た。卿らが来なければ、宗治の命一つで戦は終わったのだぞ
【小早川隆景】
宗治は当家の忠臣。見捨てはしません
【黒田官兵衛】
相変わらず、甘いな
【小早川隆景】
上月城を見捨てなかったあなたに、言われたくはありませんよ
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【毛利元就用】
【羽柴秀吉】
ここで会ったが百年目じゃ! 信長様の天下のため、覚悟ーっ!
【毛利元就】
信長のため、か…そう思っているのは、この戦場では君一人かもしれないよ
【毛利元就】
君の下にいる将は、皆、君のために戦っている
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【小早川隆景用】
【羽柴秀吉】
隆景! わしゃあ、お前が憎うてならんわ!
【小早川隆景】
は…? 唐突に何を…
【羽柴秀吉】
わしゃお前をめっちゃんこ気に入っとるのになんで敵として生まれたんじゃ!
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【羽柴秀吉】
こりゃ、たまらんわ…全軍、退けえっ! 信長様の援軍を待ち、再起を図るんじゃ!
【毛利元就】
隆景、追うかい? 今なら秀吉を討ち取れるかもしれない
【小早川隆景】
いえ…次に相見えるとき、彼らが敵であるとは限りませんから

【戦闘後ムービーセリフ/中国大返し】
【毛利輝元】
こたびの戦は勝てたが、次は信長本隊… いよいよ織田の総攻撃が…
【小早川隆景】
それはありません
【伝令】
申し上げます! 羽柴軍、突如撤退開始!
【羽柴秀吉】
光秀謀反…信長様が本能寺で…
【黒田官兵衛】
ご運が開けましたな
【羽柴秀吉】
官兵衛!
【黒田官兵衛】
お気持ちはすでに定まっておいででは?
【羽柴秀吉】
…毛利は追って来んのか
【黒田官兵衛】
それはありません
【羽柴秀吉】
なぜ
【黒田官兵衛】
時代が変わるのを見届けるため…小早川隆景はそういう男です
【羽柴秀吉】
すべて、織り込みっちゅうことか 大返しじゃ!信長様の仇を討つ
【毛利元就】
時代が動き出すね
【小早川隆景】
はい、これからです
難易度 ★★★★★
プレイヤー 小早川隆景/毛利元就
獲得勲功 やさしい/普通 5600
難しい 14800
地獄 35200
勝利条件 羽柴秀吉の撃破
敗北条件 毛利元就、小早川隆景、毛利輝元、清水宗治いずれかの敗走
マップ【武将&アイテム配置】
石垣原の戦い
乱世の火種、九州・豊後にて再燃。軍師・官兵衛、最後の出陣!

【戦闘前概況】
慶長五年(1600)、関ヶ原に東西の大名が集結。天下分け目の決戦は、東軍率いる家康の勝利に終わった
その頃、九州では、お家再興を目指す大友義統が各大名が出払っている隙をつき、旧領である豊後へ侵攻
九州は、再び争乱の渦に巻き込まれようとしていた。それを、許せない二人がいた
二人は、義統に包囲されている杵築城へ向かう。天より見守る友に、恥じない生き方をするために

【戦闘前イベント/セリフ「ご隠居」】
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お家再興を目指す大友義統は西軍に加担。九州・豊後の地で挙兵した
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【黒田官兵衛】
家康の下で天下は治まろうとしている。乱の火種は早急に消さねばなるまい
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息子に家督を譲り、九州・豊前に隠居していた官兵衛は民兵を集めて、大友義統に対抗せんとした
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【宮本武蔵】
九州の平和を守るため、やろうぜ! ご隠居!
【黒田官兵衛】※回想
…何とも悠長なことだ。卿まで元就のように「ご隠居」になってしまっては困る
【小早川隆景】※回想
それもいいかもしれません。この戦が終わったら…花を愛でつつ書物でも眺め、のんびり暮らしますか
【黒田官兵衛】
…ご隠居か。私がそう評した男は、もうこの世にはいない…
【宮本武蔵】
ん? 何言ってんだ、ご隠居?
【黒田官兵衛】
…戦支度を急げ。私はあの男ほど、優しくはない

【戦闘前イベント/セリフ「俺たちの家を守るため」】
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大友義統挙兵の報を聞いた清正は、関ヶ原から急ぎ、領国のある九州へと戻った
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【黒田官兵衛】
卿は関ヶ原にいたのではないのか? 戦に次ぐ戦…心身が持つのか?
【加藤清正】
うるさい…! 俺は今、立ち止まりたくないんだよ
【加藤清正】
三成を打ち破った罪悪感からか?
【加藤清正】
……
【黒田官兵衛】
甘い思いを抱えたまま、勝てる戦ではない。任せて、休んでいるがいい
【加藤清正】
…俺は確かに友を討った。だからこそ、俺は是が非でも豊臣の家を守り抜かねばならんのだ
【加藤清正】
家康殿の下で、俺たちの家を存続させるには…家康殿に背く奴らを討たねばならん!
【黒田官兵衛】
それは将来…まあよい。今は協力して大友を倒そう。徳川の創る泰平のために

【戦闘中セリフ】
【黒田官兵衛】
敵は大軍、味方は民兵を含む寄せ集めだ。この戦、策をもって迎え撃つのがよかろう
【立花ァ千代】
戦を長引かせるな。兵糧を焼き、相手の士気をくじけ!
【宮本武蔵】
や、やめろ! せっかく収穫した米が…!
【黒田官兵衛】
稚拙な策を使うものだ…。急ぎ、火元を破壊しておけ
【宮本武蔵】
さすが、ご隠居だ! 民が苦労して作った米だもんな!
【黒田官兵衛】
…火は消えたか。要らぬ手間をかけさせられたものだ
【鍋島直茂】
味方本陣は我らに任せられよ。民兵を守ることにもご留意願いたい
【加藤清正】
見てろよ、三成…。俺は俺のやり方で、豊臣家を守り抜く…!
【黒田官兵衛】
地の利をもって敵を討つ…。合図せよ
【後藤太郎助】
お、出番のようだな。官兵衛がいたぞお! 誰が加勢してくれえ!
【宗像鎮続】
何、敵の総大将だと! よし、行ってしとめてくれるわ!
【春日善八郎】
ふ、伏兵だと!? 謀られたか!
【宮本武蔵】
鮮やかなもんだな、ご隠居! 優しくて賢くて、民に慕われるのも道理だぜ
【立花ァ千代】
…ふがいない。このままでは立花の名折れ、出るぞ!
【黒田官兵衛】
ようやく出てきたか。味方を援護しつつ、退けよ
【立花ァ千代】
なんと、ァ千代がやられてしまうとは!
【黒田官兵衛】
味方本陣の守りを固めよ。杵築城の兵を本陣に回すのだ
【吉弘統幸】
我らに恐れをなし、本陣守備を優先したか。今のうちに杵築城を落としてしまえ!
【民兵】
ご隠居様のため、頑張らねえとな! しかし、腹減って力が出ねえ…
【黒田官兵衛】
ふむ…民兵が腹を空かせる頃合か。速やかに兵糧を送り届けよ
【民兵】
おお、ご隠居様からの差し入れだ! これなら、まだまだ頑張れそうだ!
【宮本武蔵】
にくい心遣いだな、ご隠居!
【松井康之】
かかったな!
【吉弘統幸】
何!? 罠だったのか!
【宮本武蔵】
すげえ! これも策だったのか! ご隠居、やっぱただ者じゃねえぜ!
【立花宗茂】
こっちの関ヶ原は、まだ終わってないか。先にァ千代が戻っていたはずだが…
【島津義弘】
お嬢がいなくなるくらい面白い戦か。東軍に一矢報いてみぬか、坊ちゃん
【大友義統】
おお、あれは! 宗茂らも関ヶ原から帰ってきたか!
【島津義弘】
わしは敵本陣に斬り込む。つきあうか、坊ちゃん?
【立花宗茂】
いきなりの大ばくちだな。せっかくのお誘いだ、お供しようか
【加藤清正】
おい、味方の本陣が狙われてるぞ…!
【黒田官兵衛】
こちらは敵援軍の別働隊を狙い撃て。宗茂らは、味方の危機を捨て置かぬだろう
【立花宗茂】
どうやら風向きが変わったらしい。島津、本陣突撃はお預けだ
【島津義弘】
関ヶ原を共に生きのびた連中を、こんなところで死なせるわけにはいかんな
【加藤清正】
官兵衛の策が当たったか…。これで本陣の危機は回避できたな
【黒田官兵衛】
まだ増援がいたか…
【加藤清正】
こっちは友すら討って戦ってきたんだ…。俺のやり方を邪魔する奴に、容赦はできん!
【大友義統】
今こそ出陣の時! 私自ら敵総大将を討ち取ってやる!
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【加藤清正用】
【立花宗茂】
清正、もう九州に戻っていたとは、忙しいな
【加藤清正】
家康殿に従わぬ者がいる限り、休んでいる暇など、俺にはない…!
【立花宗茂】
暇というより、余裕がないように見える。大丈夫なのか、お前
【加藤清正】
この状況で余裕ぶってるお前のほうこそ、俺には理解できん
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【黒田官兵衛】
ほう、策を立てる手間が省けた
【加藤清正】
勘違いするなよ。あんたのためでも、家康殿のためでもない
【宮本武蔵】
人を活かす戦、見事だったな、ご隠居! おかげで俺の目指す道も見えた気がするぜ!
【黒田官兵衛】
…思いのほか手間取った。我ながら甘い戦をしたものだ

【戦闘後イベント/セリフ「記憶から呼ぶ声」】
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石垣原の戦いの後、家康は幕府を開く。官兵衛は本格的に隠居し、小さな庵に移り住んだ
官兵衛は部屋の中で多くの子どもたちに囲まれ、着物を引っ張られたり、おんぶをせがまれたりしていた
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【男の子】
あ、ごいんきょだ、ごいんきょ、ごいんきょ
【黒田官兵衛】
何度も言うが、私にはその呼び名は適していない。ご隠居とは、昼寝や読書が好きで…もっと優しい者だ
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官兵衛の足元に、桜の花びらが舞い落ちる
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【竹中半兵衛】※回想
あ、もしかしてさ、花ってはかないって思ってる?
【竹中半兵衛】※回想
官兵衛殿。花はね、一度散って終わりじゃあないんだ
【竹中半兵衛】※回想
何度でも何度でも、花は咲いていく。幹があるかぎり、ね
【竹中半兵衛】
官兵衛殿
【小早川隆景】
官兵衛殿…いえ…ごいんきょ
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花びらは障子の穴から入ったものらしい
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【黒田官兵衛】
季節外れな、花だ…

【戦闘後イベント/セリフ「二条城の忠節」】
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徳川幕府が開かれた後も、清正は黙々と徳川臣下の大名としての任を果たした
加藤清正は豊臣の恩を忘れ、根から徳川の臣となった。世の人々はそう認識していた
そして関ヶ原の戦いから十一年後…。豊臣秀頼と徳川家康の初の会談が実現した
世に言う二条城の会見である。清正は徳川の将として会見に参加した
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【徳川家康】
秀頼公…立派な若武者になられましたな。この家康、嬉しく思いますぞ
【豊臣秀頼】
家康殿…もっと早く、こうして話し合いたかった
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挨拶の後、家康と秀頼二人だけの宴が設けられた。その時、清正は秀頼の側にいたいと、家康に願い出た
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【藤堂高虎】
清正、我ら同行の将には別席が設けてある。お二人だけの宴、邪魔をするのは失礼であろう
【加藤清正】
武士たる者、主君の側に常にいたいと思うもの。武士の頭領たる家康殿は、その気持ちがおわかりのはず
【藤堂高虎】
貴様…!
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高虎、よい。清正、同行を許す。秀頼公に忠を尽くすがいい
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【加藤清正】
はっ…!
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二条城会見の後、高虎は家康に詰め寄った
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【藤堂高虎】
清正の所業、許してはなりません。あの男、天下の会談の場でぬけぬけと豊臣への忠誠を…
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家康は静かに首を振った
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【徳川家康】
三成を討った。あれから十年余り…清正はその思いを抱え、生きてきた
【徳川家康】
亡恩の臣と罵られようと、わしのために尽くしてきた。すべては豊臣を守るために、だ
【徳川家康】
わしを恐れ、媚びへつらう豊臣の旧臣が多い中、見事な忠節、見事な心ばえではないか…
【藤堂高虎】
家康様…
【徳川家康】
清正はまさに豊臣を守る頑強な壁よ。あの壁がある限り、豊臣には手を出せぬな…
難易度 ★★★★★
プレイヤー 黒田官兵衛/加藤清正
獲得勲功 やさしい/普通 6000
難しい 15600
地獄 35600
勝利条件 大友義統の撃破
敗北条件 黒田官兵衛、鍋島直茂いずれかの敗走
マップ【武将&アイテム配置】




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