サイレントヒル攻略 台詞集(文章) - ゲーム完全限界攻略メモ置場

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台詞集(文章)

サイレントヒル攻略 台詞集(文章)を掲載しています。

目次

名称
オープニング
ハリー:シェリル……どこへ行ったんだ?
ハリー:おかしい……
ハリー:……静かだ 静かすぎる
ハリー:まるで人のいない町のようだ……
ハリー:シェリル……
ハリー:……足音?
ハリー:シェリル……? シェリルなのか!?
ハリー:どこへ行くんだ?
ハリー:待つんだ……待ってくれ!
ハリー:おかしい……暗くなってきたな
ハリー:……ないよりは ましか
ハリー:行き止まり……? そんな馬鹿な!
ハリー:壊れた車椅子だ なぜこんなところに?
ハリー:これは……?
ハリー:これは何だ?
ハリー:さっきからいったいどうなってるんだ!?
ハリー:金網で道がふさがれている!
ハリー:何で……こんなものが……
飲食店
ハリー:……夢?
シビル:気がついた? 気分はどう?
ハリー:あま良くはないが……何とか大丈夫だ
シビル:そう良かった
シビル:あなたはこの町の住人? 何が起こったの?
ハリー:ちょっと待ってくれ わたしはただの観光客だ
ハリー:この町には休暇を取りにやってきたんだ 着いたのはついさっきで……それだけだ
ハリー:何がどうなっているのか わたしにはまったくわからない
ハリー:何が起こったのか わたしが聞きたいぐらいだ
シビル:そう
ハリー:それより女の子を見なかったか?
ハリー:先月7歳の誕生日を迎えたばかりで 短い黒髪の……娘なんだ
シビル:いいえ
シビル:この町で会ったのはあなた一人よ
ハリー:……この町はいったいどうなってるんだ?
シビル:知っていれば教えてあげたいところだけど……
シビル:何とかわかってるのは 信じられないようなことになっているということ……
シビル:たったそれだけなの
シビル:あなた 名前は?
ハリー:ハリー ハリー・メイソンだ
シビル:あたしはシビル・ベネット
シビル:隣のブラマ市の警官よ
シビル:電話も無線も通じないの
シビル:とりあえず あたしは一旦戻って応援を呼んでくるわ
ハリー:そうか……
シビル:待って! どこへ行くの?
ハリー:決まっている 娘を探すんだ
シビル:駄目よ! 危険だわ
ハリー:……そうだとしても じっとしているわけにはいかない
ハリー:町が危険ならば なおさらだ
シビル:銃は持ってる?
ハリー:……いや
シビル:これを預けておくわ 使わずに済むといいけど
シビル:引き金を引く時には 相手をちゃんと見きわめるのよ
シビル:撃つべきか否か
シビル:まちがってもあたしを撃ったりしないでよ
シビル:いいわね?
ハリー:ああ
シビル:できるだけここを動かないで すぐに人を呼んで戻ってくるわ
教会
ハリー:鐘を鳴らしていたのは あんたなのか?
ダリア:あなたが来ることは わかっていたわ 旋歩占いに出ていたからね
ハリー:何だって?
ダリア:待っていたのよ あの子を探しているのでしょう?
ハリー:あの子? シェリルのことか?
ダリア:あたしには すべてわかっているわ
ハリー:何か知っているのか!? 教えてくれ!
ダリア:近づかないで! 決して成就することはないわ たどるべき道があるのよ フラウロスに秘められた陰者の道よ
ハリー:何だ? 何を言ってるんだ!?
ダリア:フラウロス 静寂の牢獄よ 宵闇の壁を打ち砕き 泥土の怨念を妨げるもの
ダリア:きっと これが必要になるわ 病院へ行きなさい 手遅れにしたくないならばね
ハリー:待て! まだ聞きたいことが……
病院(表)
ハリー:待て! 待て 撃つな!
ハリー:その…別に怪しいものじゃない 私はハリー・メイソン
ハリー:この町には観光でやってきたんだが……
カフマウン:……やっと人がいたか
ハリー:あんたはここの人間か?
カフマウン:私はマイケル・カフマウン この病院の医者だ
ハリー:この町で何が起こったんだ?
カフマウン:わからんよ 仕事明けに仮眠を取って起きてみてみればこのありさまだ
カフマウン:気がつけば人っ子一人いない季節外れの雪まで降っている
カフマウン:そしてきわめつけは この化け物だ きみはこんな生き物を知っているか? 見たことはあるか? 聞いたことはあるか?
カフマウン:こんな化け物 世界中のどこを探したっていやしない
ハリー:そうだな そうだ 女の子を見なかったか? 私の娘なんだが まだ小さい7歳の短い黒髪の女の子だ
カフマウン:はぐれたのか? 悪いが私は見ていない
カフマウン:しかし……こんな化け物がうようよいる中で無事かどうか
カフマウン:すまんな 別に悲観させるつもりじゃないんだが 奥さんは? 一緒に来ていないのか?
ハリー:妻は4年前に死んだ 娘と二人だけだ
カフマウン:そうか……失礼した とにかく 私は町を出るよ
カフマウン:このままじっとしても いられんからな
ハリー:そうか 気をつけろよ
病院(裏)
リサ:良かった…… まだ無事な人がいたのね……
ハリー:きみは?
リサ:あたしは リサ・ガーランド あなたは?
ハリー:ハリー・メイソンだ
リサ:ねえ いったい何が起こったの? みんなどうなってしまったの?
リサ:あたしが気を失っている間に…誰もいなくなってしまって…… 本当に怖かったわ……
ハリー:きみも知らないのか…… 私もどうしてこんなことになったのか わからないんだ
ハリー:すべてが悪い夢のようにも思えてくる……
リサ:あたしもよ すべてが悪夢のようだわ……
ハリー:ところで……女の子を見なかったか? 短い黒髪の7歳の女の子だ
リサ:7歳の女の子……? あなたの娘さん?
ハリー:ああ
リサ:7歳の女の子…… わからないわ ずっと気を失っていたから…… ごめんなさい
ハリー:いや いいんだ それなら この地下にある あの妙な一帯は何なのか 知ってるか?
リサ:何のこと? ここの地下に何?
ハリー:知らないのか? この病院に勤めていたのに
リサ:地下の倉庫には絶対に入らないように言われているの だから……わからないわ あそこに何があるというの…?
ハリー:あそこは……
ハリー:……くそ! 頭が……
リサ:どうしたの? ハリー…? ハリー しっかりして……
病院(表)
ハリー:……夢?
ダリア:間に合わなかったようね
ハリー:あんたは……
ダリア:あたしは ダリア・ギレスピー
ハリー:何を知っている? この町はいったい どうなっているんだ?
ダリア:闇よ 町を闇が蝕んでいるのよ
ダリア:卑小なる者の欲望を忌むべき力 稚拙な夢語り
ダリア:わかっていたわ この日が来るのは……
ハリー:何を言ってるんだ? さっぱりわからないんだが……
ダリア:自分の目で見たものを信じればいいだけよ
ダリア:この町の教会 行く先はそこよ あたしでは届かない あなただけが止められるのよ
ダリア:町中で地面に描かれた紋章のようなものを見なかった?
ハリー:小学校の中庭にあったあれか? あれが何だというんだ?
ダリア:サマエルの紋章……すべてが完成する前に止めるのね
ハリー:待て! おい! 
繁華街(表)骨董屋
シビル:ハリー!
ハリー:シビル!?
シビル:無事で良かった 一人にしたのを後悔したわ
シビル:思ったよりもずっと悪い状況ね 頭がおかしくなりそうよ
ハリー:どうしてここに? 町は出なかったのか?
シビル:あなたがこの店に入るのが見えたから追いかけてきたのよ
シビル:この町からは出られなかった…… 外へつながる道はすべてふさがれているわ
シビル:車も全然動かないのよ それにあいかわらず電話も無線も駄目
ハリー:シェリルは? 見なかったか?
シビル:見たわ 女の子を
ハリー:シェリルなのか?
シビル:霧のかなたに かすかに見えただけなのよ 追いかけたけれどいなくなってしまったわ
シビル:あなたの娘かどうかは わからないけど……
ハリー:それで放っておいたのか!? どこで見たんだ?
シビル:バックマン通り 湖の方へ続く道を歩いていったわ でもね 落ち着いて
シビル:正確にはいなくなったわけじゃないの この子が行った先には道がなかったのよ 陥没で根こそぎ消えていたわ
ハリー:何だって……? だったら、シェリルは……
シビル:……何もないところを歩いていったのよ …あなたの方は何かわかった?
ハリー:ああ…… 変な女に会ったんだ ダリア・ギレスピーと名乗っていた 知ってるか?
シビル:ダリア・ギレスピー? 知らないわ どうかしたの?
ハリー:彼女が言っていたんだ 町を闇が蝕んでいる…… そんなようなことを 何のことだかわかるか?
シビル:町を蝕む闇? ドラッグに決まってるわ
シビル:観光客を中心に出回ってるのよ どういうルートで流れてくるのか まだはっきりわからないの
シビル:いろいろ問題があって…… 捜査も思うように進まなくてね
ハリー:ドラッグが今の状況と関係あるのか?
シビル:さあ わからないわ ただ この町を蝕む闇なんて 言われたって あたしには ほかに考えられないわ
シビル:これは?
ハリー:……さっき見つけたんだ 奥に何かあるのかもしれない
シビル:入ってみましょう
ハリー:待ってくれ 何が起こるかわからない まずは私が様子を見てくる
シビル:それならあたしが
ハリー:いや 私が行く
シビル:……わかった あたしはここで待ってるわ
シビル:気をつけて 危険を感じたらすぐに戻るのよ
ハリー:ああ シビル
シビル:何?
ハリー:きみは…… わからないかな? もう一つの世界というか…… まるで悪夢の中のような……
シビル:何のこと?
ハリー:はっきりとは言えないんだ
ハリー:しっかり覚えているつもりでも すぐに記憶から色あせてしまう
ハリー:真っ暗で 遠くで サイレンが鳴っていて…… リサという看護婦に出会って… 確かに見たはずなのに実感がまるでない……
ハリー:今思い出そうとしても ぼんやりして幻覚だったのかとも思えるんだ……
シビル:……わからないわ
ハリー:……そうか いや いいんだ 気にしないでくれ
シビル:ハリー あなた 少し疲れているんじゃない?
ハリー:……そうかもしれないな
病院(裏)
ハリー:……ここは?
リサ:ハリー
ハリー:リサ…ここは病院か……
リサ:ひどくうなされていたわ
ハリー:そうか? きみこそ顔色が悪いんじゃないか? 大丈夫か?
リサ:大丈夫よ 心配しないで
ハリー:それならいいが…リサ… ダリア・ギレスピーという女を知っているか?
リサ:ええ あのおかしなギレスピーおばさんね この町ではちょっとした有名人よ
リサ:めったに人前に姿を見せないから詳しいことは知らないけど火事で子供を亡くしてからおかしくなったって聞いたことがあるわ
ハリー:彼女が言ってたんだ 町を闇が蝕んでいると 何のことだ? 心当たりはないか?
リサ:町を闇が……? そうね… この町が観光地になる前……
リサ:町は古くから住む静かな生活を求める人たちばかりだったのよ
リサ:その人たちの間ではね 独特の奇妙な信仰みたいなものがあったの
リサ:オカルトじみた……魔術だとかいったような…… そんな感じの
リサ:町の若い人が突然いなくなると 土地の神様に召されたとか言いあって
リサ:昔はそういうことが多かったらしいのよ
リサ:観光地になる前は 本当に何もないところだったから……
リサ:何かのせいにしないと 不安でしょうがなかったのね
リサ:新しく入ってくる人が増えてからは すっかり息を潜めてしまったらしいけど
ハリー:土地の信仰……
リサ:最後にそのことが話題にあがったのは何年前かしら……
リサ:この町を開発しようとする団体の役員たちに事故死が相次いだとき たたりだとか噂になって……
リサ:あんまり関係なかったわね ごめんなさい
繁華街(裏)骨董屋
ハリー:これも夢か? また気を失っていたのか?
ハリー:考えたくないが…… すべては私の頭の中だけで起こっていることに過ぎないんじゃないか?
ハリー:車の事故にあって 病院のベッドで意識のないまま今も寝ているとか……
ハリー:何が本当のことなのか さっぱりわからない シェリルは 湖の方へ歩いていったとシビルが言っていたな……
ハリー:だが 湖へ向かう道は通れない……か……
ハリー:……他に道はないのか? リサに聞けばわかるだろうか?
病院(裏)
リサ:ハリー!
ハリー:無事だったか 良かった
リサ:良かった 帰ってきてくれて! 一人で怖かったわ
ハリー:私もだ 会えてほっとしたよ 不安でしかたなかったんだ
ハリー:リサ 湖の方へ行くには どうすればいい?
リサ:湖? バックマン通りを行けばいいわ
ハリー:その道は通れないんだ
リサ:ほかに道はないわ
ハリー:何だって? どうにかならないのか? 他に方法は……
リサ:待って! 道はあるかもしれないわ!
ハリー:どこだ!
リサ:あたしが子供のころ 通っていた学校のそばに給水施設があるのよ
リサ:今はもう使われていなかったと思うけど……そこに点検用の地下への入り口があって
リサ:そのころ聞いた話では 確か湖の方までつながってるって
ハリー:本当か? そこから湖まで行けるんだな?
リサ:絶対とは言い切れないわ 入ったことがないんだもの
リサ:それに金網で囲まれていて入れなかったはずよ
ハリー:少しでも望みがあるのなら 行ってみる価値はある
リサ:ハリー 行かないで 一人になるのが怖いのよ どうしようもなく怖いの
ハリー:きみも一緒に行くか? ここもいつまでも安全とは限らないし 保証はできないが一人ぐらいなら何とか守れるだろう
リサ:駄目……ここから離れてはいけないような気がするの ねえ ハリー 怖いのよ それにすごく寒いの
ハリー:……もうしばらくここにいてくれ 娘を見つけ出したら 必ず戻ってくる
リサ:ハリー……
リゾート街(表)ビリヤード場
ハリー:大丈夫か?
カフマウン:ああ 何とかな 不意をつかれたんだ 死ぬかと思ったよ
カフマウン:ところでどうだ? 町から出られそうか?
ハリー:いや 今のところは…… あんたの方は?
カフマウン:駄目だ だが、あきらめるのは早い こんな馬鹿げた事態がいつまでも続くはずがない
カフマウン:今ごろは軍の救助隊が近くまで来ているだろう 町を抜ければきっと助かる
ハリー:……そうだといいな
カフマウン:私はそろそろ行く 悠長に話をしている場合ではないからな
ハリー:アレッサという子を知っているか?
カフマウン:知らないな
リゾート街(表)モーテル
カフマウン:そいつをこっちに渡せ!
ハリー:これはいったい何なんだ?
カフマウン:きみには関係ないことだ!
カフマウン:それよりこの馬鹿げた状況から逃げ出す算段はついたのか?
ハリー:……いや
カフマウン:なら こんなところで のんびりしている場合じゃないだろう!
カフマウン:いったい何をやってるんだ? きみだって死にたくないだろ!! それなら逃げ道を探すんだよ!
ハリー:わかったよ
カフマウン:死にたくないなら よけいなことは考えるな! いいな!
リゾート街(裏)船
ハリー:シビル!
シビル:ハリー
ハリー:どうやってここに?
シビル:下水道を通ってきたの あそこを開けたのはあなた?
ハリー:ああ とにかく良かった 心配していたんだ
シビル:こっちの台詞よ どこに消えていたの?
シビル:いえ……今はそんなことより……このありさまはいったい何なの? この町はどうなってしまったというの?
ハリー:わかりにくい話かもしれないが聞いてくれ
ハリー:ただ……信じてほしいんだ 私は狂っているわけでも きみをからかうつもりでもない
ハリー:一時は私の頭がおかしくなったのかとも思ったよ だけど 違うんだ 私だけじゃない
ハリー:この町すべてが……侵蝕されているんだ もう一つの世界に
ハリー:誰かが妄想した悪夢が形をなしたような世界に…… そしてその侵蝕は少しずつ拡がっている……
ハリー:すべてが闇そのものにのまれようとしている
ハリー:あの女の言っていたことが わかりかけてきたような気がする
シビル:ハリー? 何の話だか、全然わからないわ
ハリー:私もすべてわかっているわけじゃない はっきりとは説明できないんだ
シビル:結局 町がこうなった原因は何なの?
ハリー:それもわからない 私にわかっているのは あとはシェリルがそこにいる ということだけだ
シビル:そこ?
ハリー:この闇を生み出した誰かの下だ シェリルはそこにいる そして私に助けを求めている
シビル:ハリー あなたはずっと無理しすぎよ 少し休むといいわ
ハリー:シビル 私は……
ダリア:悪魔が目覚めかけているわ! その翼を拡げ始めたのよ
ハリー:ダリア・ギレスピー……
ダリア:あたしの言った通りだったでしょう? あたしはずっと見ていたわ
ダリア:そう、すべてを あの悪魔は地に潜み 生け贄をむさぼり この日が来るのを待っていた
ダリア:そして ついにそれが成就してしまおうとしているわ
ダリア:あと 残りは二つ この町とかの深淵とを結びつけるサマエルの印章 すべてが完成したときが終わりの時よ
ダリア:昼間でも闇が太陽に取って代わり 死人が歩き 殉教者は業火に焼かれるのよ みんな死ぬのよ
ハリー:どうすればいいんだ? どうすればシェリルを助けられる?
ダリア:単純なことよ あの悪魔を止めればいいのよ あの悪魔を…… 少女の姿をした悪魔をね
ダリア:あなたの娘が生け贄にされる前に 間に合わなくなる前にね とめるのよ…… やめさせるのよ……
ハリー:どこに行けばいいんだ?
ダリア:湖に張り出した灯台 そして遊園地の中心よ 急ぎなさい あなたしかいないわ
シビル:ハリー あたしには 何がどうなっているのかわからないけど とにかくあなたの娘を助けられるのね?
シビル:やってみるしかなさそうね あたしは遊園地に向かうわ あなたは灯台に行って
ハリー:シビル……ありがとう
ダリア:あれを使うのよ
ハリー:何?
ダリア:フラウロス…… そうすれば止められるわ
ハリー:シビルは……!
遊園地(裏)
ハリー:シビル! しっかりしろ! シビル!
シビル:……ハリー? あたし…… どうしたのかしら……
ハリー:しゃべるな すぐに傷の手当てをする
シビル:ハリー……あなたの娘はなぜ連れ去られたのかしら…… 何があるというの……?
ハリー:それは私にもわからない ただ……私とシェリルは血がつながっていないんだ
ハリー:シェリルにはまだ教えていない いや もう知っているかもしれないな ハイウェイの近くで見つけたんだ
ハリー:身元はまったくわからなかった 私たちには子供がいなかった
ハリー:妻の持病が悪化しつつあって…子供が産める状態ではなかったからだ
ハリー:そして私たちは シェリルを引き取った
シビル:それじゃ……
ハリー:シェリルと この町で起こったことと 何かつながりがあるのかもしれない
シビル:どうするの……?
ハリー:シェリルは私の娘だ 絶対に助け出す それだけだ

ハリー:やはり現れたな ここを通すわけにはいかない
ハリー:おまえが何者なのか 何をするつもりなのか そんなことはどうでもいいんだ
ハリー:一つだけだ シェリルを返してくれ それでいい

ハリー:シェリルを……娘を返してくれ……
ダリア:やっと会えたわね アレッサ
アレッサ:…………!
ハリー:ダリア・ギレスピー…… これでシェリルに会えるんだろう! どこにいるんだ!?
ダリア:アレッサ これで悪ふざけはおしまいよ
アレッサ:ママ?
ハリー:何だって? どういうことだ?
ダリア:ずいぶん小ざかしいことをしてくれたわね アレッサ?
ダリア:油断していたわ あたしたちの呪縛から逃げ出せるとは思っていなかったわ
ダリア:あなたがそんなに成長しているなんて ママ 知らなかったの
ダリア:おかげであたしだけでは捕まえることができなかったわ
ダリア:でも 残念だったわね あなたの半分が この男に助けを求めてしまって
ハリー:おい、何を言ってるんだ?
ダリア:アレッサ あたしのかわいい娘……
ダリア:あなたにはまだやってもらわなくてはいけないことが残っているのよ
アレッサ:いや! 近寄らないで
ダリア:悪い子ね 準備はできているのよ さあ 帰りましょう
不明世界
ハリー:リサ ここは……? ダリアとアレッサは どこに行ったんだ?
リサ:ハリー…… あたしね…… あなたと話してから ひどく気になることがあって…
リサ:頭の片隅に引っかかって離れないの
ハリー:リサ?
リサ:だから…… 地下を見に行ったのよ 怖くて……行きたくなかった
リサ:でも…… あなたが言っていたように奇妙な部屋があったわ
リサ:だけど特に変わった様子はなかった
リサ:でもね…… そこで変な感じがしたのよ あの部屋は初めてじゃないような気がしたの……
リサ:あそこにあたしの覚えていない 何かがあるというの?
リサ:あたしは なぜ…… ハリー……助けて…… ひどく怖いのよ…… 耐えられないわ
ハリー:……一時的なものだろう 気を失ったときの ショックのせいだ 心配しなくても時間が経てば思い出す……
リサ:駄目よ あなたにはわからないわ
ハリー:待て! いったいどうしたんだ?
不明世界
リサ:ハリー
ハリー:リサ…… いったいどうしたんだ?
リサ:わかったのよ どうして みんな死んでしまったのに あたしは生きているのか
リサ:あたしだけ生きてるんじゃなかったのよ みんなと同じ あたしは気つがなかっただけ
ハリー:リサ
リサ:ハリー お願い…… そばにいて……
リサ:あたし怖いわ 助けて…… あいつらから守って…… ね? ハリー……
不明世界
ダリア:計画は成功していたわ 胎内に宿っていた
男性A:しかし完全ではない 魂の半分が失せている そのせいで種子は目覚めない
男性B:残った魂も 種子を抱えたまま 意識の底に閉じこもってしまった
カフマウン:それでは役に立たないというのか? 話が違うぞ!
ダリア:いいえ 必死に押さえつけているだけよ
ダリア:私たちが手を貸せば力を引き出すことはできるわ 大丈夫、約束は守るわ
男性A:しかし こんな状態では引き出せる力はごくわずかだ…無力に等しい
男性A:消えた魂のかけらを探さねば…
ダリア:呪法を使うわ この子の苦しみを感じて きっと現れるはずよ
男性B:時間がかかるな……
不明世界・最終ボス
アレッサ:いやよ! もう いやなの!
ダリア:どうしてママの言うことを聞いてくれないの ほんの少し少しだけあなたの力を貸してくれればいいのよ
アレッサ:いや! こんなことしたくない!
ダリア:みんなが幸せになるためなのよ あなたのためにもなるのよ
アレッサ:こんなことするより あたしはママと一緒にいられる方が幸せなの…… それ以上いらない だからわかってよ
ダリア:そう…… そうね ママがまちがっていたのかも しれないわね
アレッサ:ママ……
ダリア:どうして気づかなかったのかしら? 待っている必要なんかないんだわ……
ダリア:復活のための力を秘めた母胎はここにあるわ すべてをあたしの手で行えば良かったのよ
アレッサ:ママ……?

ダリア:メトラトンの印章を作っていることに気がついたときは 本当に驚いたわ
ダリア:待ち望んでいた消えた魂が やっと帰ってきたというのに もう少しですべてが 水の泡になるところだったのよ
ダリア:あの男のおかげよ 本当に感謝しているわ
ダリア:アレッサを止めても 止めなくても 結局 あの男の娘なんて 消えてしまうのにね
シビル:ふざけるな! そんな…
ハリー:ダリア!
ダリア:……まあ こんなところまで たどり着くなんて
ハリー:シェリルは!? どこにいるんだ!
ダリア:何を言っているの? 何度も会っているじゃない 本来の自分の姿に還元されて
ハリー:……何だって?
ダリア:まだわからない? そこにいるじゃない
ハリー:そんな馬鹿な
ダリア:そう思わないのは あなたの勝手よ
ハリー:何のためだ? 何のためにこんなことをする?
ダリア:……この7年間 長かったわ あの日から7年の間 アレッサは生かされ続けたわ 死よりつらい苦しみが7年間も続いたのよ
ダリア:アレッサは目覚めることのない 悪夢を見続け……彼は その悪夢と共に育っていった…
ダリア:彼はじっと生まれる日を待ち続けたわ そして ついにこの日が来たのよ
ダリア:すべてはこれからよ みんな解放されるわ すべての苦しみから あたしたちの悲願……
ダリア:約束の日 すべての罪が洗い流される日 あたしたちは真の楽園を取り戻すのよ!
ダリア:あたしの娘が! 救い手の母となるのよ

カフマウン:ふざけるな! とっとと元の世界に戻せ!
ハリー:カフマウン!
カフマウン:誰がこんなことを望んだ? この俺を利用しやがって!
カフマウン:おまえらのような化け物に好きにさせてたまるか!
ダリア:あなたの役目は終わったの 必要ないのよ こんなところに現れて どうしようというの?
カフマウン:何だと? ずいぶん偉そうじゃないか?
カフマウン:だが こいつを見ても そんなふうに涼しい顔でいられるのか?
ダリア:アグラオフォティス! 処分したはずだわ!
カフマウン:わざと見つかるところに一つ置いておけば おまえらじゃ それ以上気がまわらないからな
カフマウン:甘いんだよ! 切り札が一枚しかないと思ったか
ダリア:やめて!

ハリー:……あれは?
カフマウン:いったいどうしたというんだ……? こんなはずは……




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