遺物名称 |
内容 |
セスのメモ ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明 |
これを読む人へ
私の名前はセス。2人の息子とサンフランシスコからジャクソンを目指しています。
車もコンパスも銃も失くしました。レノの郊外で襲われたのです。妻と長男はその時に殺されました。
地図を頼りに進もうとしても、雪のせいで道を辿ることすらできません。
吹雪がやむのを待とうとも思いましたが、息子たちに与える食料もないのです。
この1週間、リス1匹すら見かけていません。ここでただじっとあの子たちが衰弱していくのを待つわけにもいきません。
これから西北西に向かうつもりです。その方角の尾根を越えたあたりで銃声のような音が聞こえました。
親切な人たちに出会えるといいのですが。
これを読んでいるなら、どうか私たちを見つけに来てください。
たぶん今日は水曜日。
神の祝福を。 |
メルからのお礼カード |
アビー!本当にありがとう!
前より複雑な治療もやるようになったけれど、あなたのお父さんは最高の先生ね。
お父さんに口利きをしてくれて本当に感謝してる。
なるはやでつぶれるまで一緒に飲み明かそう。
XO
メル |
オーウェンが描いたアビーの絵 |
寝てるところを絵に描こうとしたけど、俺の腕じゃお前の目も眩むような美しさは表現できそうにないよ。
昨日は楽しかったな。またやろう。
愛すべき”大バカ”
オーウェンより |
動物園のパンフレット |
動物園イルミネーションフェスティバル
このホリデーシーズンは、イルミネーションで彩られた森や星のトンネル、そして無数の輝く光に包まれながら動物たちと美しい夜の旅を!
トナカイも待ってるよ!
チケット予約開始!
2013年12月14日〜2014年1月1日
今なら2枚目半額 |
WLF武器庫のメモ |
マルタへ
休戦協定が破綻した今、ここで落ち合うのは危険すぎる。スカーどもがゴキブリのようにここいらに溢れるだろう。
俺は先に自分の物資を片付けておいたが、お前が来た時必要になるかと思って、お前の銃はすべて金庫に入れておいた。
金庫はスカーにとっちゃ「古い世界」の代物だから、触らないだろうと思ってな。バカな野郎どもだぜ。
それじゃあまたな。気をつけろよ。
ポールより |
WLF尋問官の手紙 |
アイザック
3日かかりましたが、遂に#74から情報を引き出せました。ヤツが本当のことを言っているなら、南の海岸が一番の狙い目でしょう。
地図に印をつけて部屋に置いておきました。なるべく早く、斥候に確認させるべきです。
また何か隠していそうなので、もう数日尋問を続けてみようと思います。
フォスター軍曹 |
水族館のメモ1 ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明 |
子どもたちへ
お前たちを責めたりなんてしないよ。
セラファイトたちは口がうまいし、彼らといるほうがマシって思ったんだろう。
ヨットに食べ物と水がある。ヨットに乗ってここから遠くに行くといい。
父さんは過保護すぎたんだろうな。でも父さんはただお前たちに無事でいてほしかっただけなんだよ。
わかってほしい。
抗生物質は見つけられなかった。お前たちのことを愛している。
リッキー、マックスのことをどうか頼んだよ。お前にはその義務があるんだから。
父より |
水族館のメモ2 ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明 |
父親を敬う心はとても素晴らしいが、あの男は君たちを支配しようとしている。
一人前の男として振る舞うのを恐れ、君たちがまだ子供の気持ちから抜け出せないようにしているんだよ。
君は、君のように強い心を持った青年が育つような場所に身を置くべきだ。
ましてや感受性の豊かなマックスならなおさらだろう。
弟を愛しているのならば、あの子が父の弱さに影響を受けてしまう前に連れ出すべきだ。
5日後に、君らの水族館の近くを通る。
共に来ることを望むならば、港の松明を灯してくれ。
近くまで迎えに行こう。
あのお方の導きを |
水族館のメモ3 ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明 |
父さん
マックスを連れて行くよ。こんな朽ちかけた建物に一生閉じ込めておくわけにはいかない。
そんなことしたら、マックスが父さんみたいに弱い人間になってしまう。
母さんが兵士に殺された時、父さんはただそこに突っ立っていた。臆病者みたいに。
そんな人を手本にしろって?
なぜ怒って、母さんがやられた以上にアイツらを痛めつけなかったんだ?
僕はマックスに、人の望みを手に入れるために立ち上がるものだということを知ってほしい。
立派な人間とはどういうものなのかをね。この世界は厳しいことで溢れている。
それを変えられるかどうかは自分たち次第だ。
「弱き時こそ真の力を見いだせる」
いつか戻ってくる日が来るかも知れない。
その時は、そのバカげたイスからようやく立ち上がった父さんに会えるよう祈ってるよ。 |
マニーのメモ ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明
※遺物として入手することはできず読んでいる時に時間経過でマニーに取り上げられてしまう |
愛しいあなたへ。あなたと一緒にいれば何かも忘れられる。
もう一度あのなめらかで熱い舌を、スペイン語で……耳元で囁かれて震えたあの吐息を、感じたい。
粘土のようにあなたをこねくり回し、固くなるまで窯で温めてあげたい。
雄馬にまたがるように、どんなに強くその手首を押さえても、あなたを支配することはできない。
優しく首を噛まれ、その指でこの体を、中まで弄ばれると、私はあなたに服従してしまう。
心の奥に潜む何かを呼び覚まされた私は、もう二度と同じではいられない。
もうほかの誰かじゃ満たされない体にした償いをしてもらわなきゃ。何度もね。
Cより |
スカーの遺書 |
友よ
失望させてしまってすまない。ウルフの部隊から逃げようとして、悪魔の群れに出くわしてしまったんだ。
不意打ちを食らってしまってね。預言者様のお恵みで、悪の手に落ち正気を失う前に死ぬことができそうだ。
今、私はかつてないほどに我らの道が正しかったこと、そしてウルフの堕落を確信している。
こうして私は僅かながらも、人類と世界の浄化に役立てたと実感しながら安らかな死を迎えることができる。
私の遺体を見つけたら、炎で燃やし、あのお方の言葉で祈りを捧げてほしい。
ヘンリーより |
ジャスミン・ベイカリーの金庫 |
ボーへ
ここであなたの帰りを待つことができなくてごめんなさい。きっと爆破されたみたいにひどい状態でしょうね。
配給作戦のことをFEDRAに密告されたのよ。多分ジャオね。あの裏切り者。
一部は隠すことができたけど、荷物が消えて取り引き相手は不満に思うはず。
物資は金庫に入れておいた。
暗証番号は689689よ。
別の隠れ家で合流しましょう。脱出の作戦を練らなきゃ。
気をつけて!
メイより |
ふしぎなオーブ |
|
セラファイトの預言者への祈り |
預言者様、長老たちに我らを導きウルフに打ち勝つ知恵をお与えください。
身勝手な私をお許しください。ですが、私にはもう僅かな時間しか残されていないのです。
殉教者の門にこの祈りを届けられますように。
どうか私の子どもが健やかに過ごせるよう見守りください。
ウルフが休戦協定を破ってからというもの、多くの者達が命を落としました。
どうか私の家族がこの犠牲の恩恵を生きて享受する日が来ますように。
世界は不均衡です
ですが私はそれを正すべくすべきことを行いました
あなたが嵐の中を導いてくださったからです
そろそろ休まなければ
流れが鎮まりますように
どうか私を導いてください |
WLF兵と預言者の接触を記した手紙 |
キャムへ
手紙をありがとう。助かったよ。早く会いたい。けれど俺は今もスカーの預言者のお守りさ。
これは言ってなかったんだけど、実は前回のシフト中に預言者と話したんだ!
争いをやめるよう仲間に言わず、なぜこんなことをするのか聞いてみた。
そしたら人間は自然に還るべきだ、とか、機械への依存についてベラベラ語り出してさ。
けどその後、戦争なんて望んでないって言ったんだ。
感染発生は人間への警鐘だったけれど、全員がそのことに気づいたわけじゃないとかなんとかってさ。
でも話が面白くなってきたことで、ルイスが入ってきやがって、彼女と話すなって文句言ってきたんだ。
あいつに怒鳴りつけられても、彼女はあいつに微笑み返してた。
独房を移動する間、他の警備員たちに罵声を浴びせられて、どつかれても、彼女はずっと穏やかに微笑んでいた。
気味悪かったよ。
みんな彼女はイカれてるって言ってる。けれど、彼女と話してみて、彼女の言うことが理解できた気がする。
誤解するなよ。彼女の信者たちはバカばっかだ。でも、彼女は人を惹きつける何かを持ってる。
もっと警備の厳重な場所に彼女を移動させろって声がみんなから上がってるらしいな。
それじゃまた基地で。無事でいろよ。
サリー |
預言者にあてたセラファイトの祈り - 繁栄 |
預言者様。この世界から病を浄化し、新たな出発を迎えられるよう、
あなたの子供らに、繁栄と力をお与えください。 |
預言者にあてたセラファイトの祈り - 馬 |
預言者様。私は再び狩りに参加できることを望みます。
私に敏速で丈夫な新しい馬と鞍と頭絡をお与えください。 |
預言者にあてたセラファイトの祈り - 敬意 |
預言者様。私の願いはわずかで至って単純です。
ですが私の手は不器用で、縫い物や鍛冶、建築をして村の役に立つことができません。
私にそれらを行う力をくだされば、村の役に立ち、尊敬されるようになることでしょう。 |
戦勝祈願 |
預言者様。私は良き兵士です。あなたの御名において、既に2人のウルフを解放しました。
これからももっと解放しましょう。生き長らえ、あなたの救済がこの大地に広がる様をこの目で見る栄誉をお与えください。 |
預言者にあてたセラファイトの祈り - 平和 |
預言者様。どうか私に をお与えください。
無理な願いかもしれません。ですが望まずにはいられないのです。
ウルフが己の身勝手さを捨て去り、戦いをやめるよう、あなたの洞察力と英知と愛を彼らにお与えください。
この世界に平和がもたらされますように。 |
預言者にあてたセラファイトの祈り - 縁組 |
預言者様。私とエドマンドが夫婦となれるよう、長老たちに英知をお与えください。
エドマンドは強く、才能があり、そして優しく親切な人です。彼と子供を持つことが私の願いなのです。 |
セラファイトの父から息子への手紙 |
キャベルへ
セラファイトに生まれた子供は、可能性で満たされたまっさらな白紙のような存在だ。
お前は私の大きな期待を優に超え、その可能性を全うした。
入信の儀式に参加できなかったことを許しておくれ。
かつてお前のお祖父さんは、冷たい雨に濡らしたユーカリの葉で頬の痛みを和らげてくれた。
やがて痛みは消えるだろうが、預言者様の英知の教えとして、傷痕は生涯残るだろう。
私たちは不完全な生き物だ。だからこそ、預言者様の御前では不完全であらねばならぬのだ。
どんな日もあのお方が嵐の中お前を導いてくださりますように。
そしてお前が真の力を見いだせますように。
誇りに思っている。
父 エズラより |
休戦協定の破綻 |
エディーへ
お前が無事であるよう祈っている。休戦協定が破綻して、俺たちは配置変更で帰還するよう指令を受けた。
お前を捜索するよう、部隊を2つ送り出したが、その甲斐もなくお前は今も行方不明だ。
このメモを見つけたら、俺たちを捜せ。
スカーのくずどもめ。
マットより |
診療所のメモ |
ウィルへ
私はもう寝る。カオス過ぎてアドレナリンが出まくってるけど、インフルエンザのせいでかなりキツくって。
2、3時間寝させて。そしたらきっと良くなるから。
あの子をあやして寝かしつけておいた。暴力行為を目の当たりにしてショックを受けてるんだと思う。
「なんでママとパパはあの人達を押しのけたの?」って聞かれた。
船に乗るためにはああするしかなかったのって言ったら頷いてたけれど、完全には理解していないと思う。
もっと違うこと言えば良かったのかも。
とにかく、私より先にあの子が目を覚ましたら、本を読んで聞かせてあげて。本を読んでると落ち着くみたいだし。
あなたが食料問題を解決できてるといいんだけど。
愛してる。
クインより |
船員の反乱メモ |
感染した乗客の件での協力感謝する。君のように訓練を受けた根性のある人物が乗船していてラッキーだったよ。
同僚の船員たちは役立たずばかりだ。武器庫に鍵かけろって船長の意見には反対だ。
感染した乗客がこのフェリーに乗っているという事実を故意に無視し続けるなんてありえない。
武器庫は船尾の上の階にある。暗証番号は90-77-01だ。
あんたのクロスボウもそこにある。頼んだぞ。 |
フェリーの航海日誌 |
2013/10/2
08:20-
サンディエゴを発ち、バンクーバーに航路を設定。
乗客を乗せている最中、乗船を試みる群集が暴れ始めたが、無事脱出できた。
35名乗船。船長はA.J.マリドール。
2013/10/3
14:50-
乗客2名が船酔いを訴えたため、休めるよう簡易診療所を最下層のデッキに設置。
2013/10/4
13:38-
バンクーバー港と無線で通信。今のところは吉報のみ。
バンクーバーでは感染の兆候なしとのこと。
2013/10/5
07:30-
乗客のバーンズ氏が診療所から消えた。
船員が手分けをして捜索にあたる。
2013/10/5
14:50-
バーンズ氏を発見。船酔いではなく、感染していたことが判明。
乗客のジョセフィン・ロバーツ氏介入し、彼(いや「それ」か?)を船外に追い払う。
2013/10/5
19:05-
ロバーツ氏が医療スタッフに全員を再検査するよう要求するが却下。
どちらにせよここには適切なスキャナーもない。続く武器提供の要求も却下。
疑心暗鬼で大惨事を引き起こすわけにはいかない。
2013/10/6
18:35-
さらに複数の乗客が様々な症状(頭痛、消化不良、めまい)を訴えたため、全員を甲板下の診療所に一時的に隔離。
乗客から抗議の声が上がる。
2013/10/6
20:17-
シアトルの陸地を視認。燃料補給について無線交信を試みたが、応答なし。前進する。
2013/10/6
21:00-
診療所にいた人々が処刑された。彼らは感染などしていなかった。これは冷酷な殺人行為だ。
犯人を見つけるまで、一人たりとも下船は認めない。
2013/10/6
予想通り、犯人はロバーツだった。
撃ち合いとなったが、彼女が生き延びることはないだろう。
これを抜けば、おそらく私も数分以内に出血多量で死ぬ。
皆が陸にたどり着けるよう、海岸に向けて舵を取る。
港が封鎖されている。ここに留まらなければ。
扉の外で感染者の音がする。彼女が正しかったのか? |
切断手術の道具 |
抗生物質
メス
のこぎり
マレット
キュレット
切開用ハサミ
鉗子
ガーゼ
布
テープ
鎮痛剤
縫合キット |
生存者の懇願 |
ウルフだろうとセラファイトだろうと誰でもいいから、とにかくここに来た人は頼むから俺を助けてくれ。
助けてくれるなら顔だって切るし、FEDRAのクソどもだって撃つし、言われたことはなんだってするから。
こんなとこじゃ死ねない、死にたくない。
頼むよ、一生のお願いだ。あいつらに見つかっちまう。
見つかって八つ裂きにされちまう……。 |
近所のやり取り |
お隣の女の子へ。僕らはサムとジェームス。302に住んでる。
まだここに他にも人がいるなんて知らなかった。僕らは誓って怖い人間なんかじゃない。
焼きたてのおやつを置いておくよ。ーサム
コーンブレッドありがとう。母があなた達にウォッカのボトルをあげろって。良いウォッカだといいんだけど。
なぜあなたたちはみんなと一緒にバスに乗らなかったの?
私の名前はジュリア。母はハイディよ。ージュリア
どこでこのウォッカを見つけたんだ!?かなりの上物だぞ!
僕たちは仮設住宅の怖い話を聞いたから残ることにしたんだ。
出てったヤツらは、互いに盗み合いや殺し合いをしてるんだって。
だったらここにいた方がマシだ。何か必要なものがあったら言ってくれ。ーサム
本当にありがとう。またコーンブレッドの素を探してみるわ。おかげで……だいぶ風向きが変わった。
母の援助を申し出てくれて嬉しかったわ。猫の手を借りたいくらいだから。
これから物色に出るけど、夜には戻る。ノックして。ージュリア
スカーが、屋根で料理しているジェームスを見つけて撃ち殺した。
2人は殺したが、1人には逃げられた。ドアの鍵を開けておくよ。物資は金庫に入ってる。
暗証番号は僕たちの部屋番号を入れてから君の部屋番号を入れるんだ。
すべて持ってここから逃げてくれ。ーサム
母を置いては行けない。ドアにバリケードを築いてやり過ごせるよう祈るわ。
あなたの持ち物はまだ金庫に入ってる。私は銃が下手くそだし。
あいつらが入ってきたら、大人しく手を上げるわ……。ージュリア |
物色リスト |
ホレスへ
エリンが交換してくれるもの:
・小麦粉
・タバコ
・塩
・缶詰の果物
・歯磨き粉
・タンポン/ナプキン
・香辛料(クミン、オレガノ、赤唐辛子、ターメリック、シナモンなど)
見逃さないように目を見開いとけよ。
彼女から予備の弾薬をもらっときたいしな。 |
セラファイトの休戦協定 |
伝達せよ。長老たちがウルフとの休戦に賛同した。
彼らが我らの島に干渉することはなくなり、領土外でセラファイトと相見えても攻撃を仕掛けてくることはなくなるだろう。
この平和を維持するため、皆で力を合わせるのだ。我らの目指す道は変わらない。
あくまでも目的達成のため、別の手段を取るに過ぎぬのだから。 |
セラファイトの指令 |
伝達せよ。休戦協定は破られた。
奴らが我らの仲間を襲ったのだ。
今こそ我らの力を示す時。
屈強な戦士たちを少数集め、奴らの領土奥深くを目指せ。
遭遇したウルフはすべて獲物と思うのだ。
我らの意思を伝えるため、年齢制限は撤廃する。 |
ジムの金庫の暗証番号 |
シフト中は貴重品を置きっぱなしにしないように。
ロビーの掃除箱に金庫があります。
暗証番号はWiFiと同じです |
FEDRAの指令 |
セブとビクターとイリーナが死んだ。
エイブリーとマリは行方不明。
そして俺は噛まれちまった。
巣は予想以上にデカかった。
爆破しようとしたが、肝心の起爆装置は不良品。
つまり俺は無能なFEDRAのせいで死ぬってこった。 |
FEDRA最後の記録 |
エイブリー、
ブラックレイホテルには大量の感染者がいる。
恐らく病院から溢れ出たヤツらだろう。
お前の隊でビルの支柱を吹き飛ばしてくれないだろうか。
支給された爆薬と遠隔起爆装置を使うんだ。
幸運を祈る。 |
添えられた手紙 |
ジェイク、
私はたぶん家には帰れないだろう。君とスージーと一緒にいるためならなんだってするっていうのに。
私は今、同僚と共に隠れている。ドアをバリケードで塞いでいるが、その向こう側にはあれがいる。
思っていた以上に状況は芳しくないようだ。
誰も助けには来てくれないだろうし、もはや間に合いはしないだろう。
いつの日か、この手紙が君の元へ届きますように。君とスージーが私のことを忘れないでいてくれるよう願うよ。
大好きな二人へ
スコットより |
教会のメモ |
本当に今日また突入するのか?毎回、隊の半分しか戻ってこない。研究所は落ちた……。もう潮時だろう。
高校生のようなメモのやり取りで済まない。
どうも兵士に盗聴されている気がしてね。
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一体どうなっているんだ?なぜ私たちをここから出してくれない?
建物を封鎖できることが確認できれば「避難」すると彼らは言い続けている。
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彼らは下で一体何が起こっているのか把握しているのか?
あの音が聞こえないのか?下はもう手遅れだ。避難させない理由は封鎖なんかじゃない。
研究データの回収が目的なんだろう。ここから脱出しなければ。
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まだ下にいる仲間たちが生きているかもしれない。
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お前もあいつらを見ただろう。生き残りなんていないさ。
もうだいぶ経った。残念だが、彼らは死んでる。
じゃあどうする?
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スコットが兵士と口論していた。もう耐えられないんだろ。
彼と協力して逃げ出すんだよ。
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あと1日だけ待とう。
新たなに到着したあの兵士たちの様子を見てからだ。
-----
1日だぞ。そしたら決行だ。
-----
ありがとう |
兵士のメモ |
俺が最後の一人だ。
俺と一緒にここに来たヤツらはみんな死んだ……。
ほとんどのドアは封鎖したが、大量にいる感染した患者のせいで手付かずの場所もある。
こんな抵抗を受けるなんて想定外だ。ヤツらは病気で弱ってるんじゃなかったのか。
仲間がヤツらに引き裂かれるなんて誰が思う?
腕と足を数ヶ所噛まれた。銃弾が残り数発になるまでは、あのバケモノどもを倒すつもりだ。
そのあとは、仲間のところへ行く。
このメモを見つけ者へ忠告しておく、
ここを確保するなら兵力を増強してから来ることだ。
だが、封鎖なんてバカなことは考えずに、ここを吹き飛ばせ。
あんたらに幸運を。 |
患者のメモ |
ご担当の方へ
こんな扱いは受け入れられません。
たくさんの人が病気なのは理解していますが、妻と引き離された挙句、こんな場所に追いやられるなんて許せません。
何の知らせもなく、もう3時間以上ここにこうして座っています。
私の噛み痕に軟膏を塗ってくれた後、先生はどこかに行ってしまいました。
傷が痛むし、どんどん悪化しているようです。
どうかこのメモを至急管理者に届けてください。
よろしくお願いします。
ドン・カーター
空腹で起きたが、何も飲み込めない。水すらも。
頭が割れるように痛い。しかも外で叫び声がして頭に響く。
なぜこんなところに閉じ込めた?誰か寄こしてくれ。
サーシャに……妻に会いたい。
サーしャ、タスけテくれ!あたマおかしくナリソう。
コれかくノもやット。ネムれない、はらがヘッた。
だしテくレ!
はらヘッタ。メいたい。サーしゃ。 |
医者のメモ |
ケイラ・ヒガシ医師
スティーブンへ
こんなことはもう続けられない!
検査をして、データを記録するだけだってことはわかっている……。
けれどこんな苦痛、耐えられないわ。
兵士を数人外傷センターへ連れて行った。私は中に入るなって言われていたわ。
私は変異した患者を見たことがある。
噛まれたり、引っかかれてここに連れてこられた大人も子供も一人残らず、正気を失うだろうから、私たちは彼らに嘘をつき続けている。
家に帰りたいと伝えたけれど、作業を続けろと言われたわ。
「国の安全のためだ」とかたわごとを言ってね。仮眠のとれるオフィスをあてがってくれるですって。
スティーブン、ここから私を救い出して。
このままじゃノイローゼになりそうよ。 |
マリーナのメモ |
きょう_ん_ゃ
い た ね は ら ど か ふ じ
ビッキーへ
気をつけろ。今日だけで俺のボートが2回も撃たれた。
トロール船はもっと沖に出した方がいい。
波は高いしランチを数回逃がすかもしれないけど、スカーに狙撃されるよりはマシだろ。
孵化場を奪還すべきだ。
スカーの領土のこんな奥まで来れば面倒な事態は避けられない。
アイザックは何考えてんだ?
この任務が終わったら、転任できるか聞いてみる。
ここでまた捕まるくらいなら、一生芋の皮むきでも構わないね。
とにかく用心するんだぞ。じゃあまた基地で。
ケントより |
WLF偵察日記 |
日曜日 0500
0300頃にスコットと東海岸に上陸した。珍しく捕虜の情報が役に立ったようだ。
敵の抵抗はなし。場所を確認するため高地を探す。
0730
南側に最大の建物密集地域あり。北と東に農場と製材所らしきものを確認。
島にはそれより規模の小さい建物の集合地帯が点在している。すべて感染発生後に建てられた木造の建物だ。
ヤツらは大陸から離れて暮らしたいという思いを有言実行している。村のひとつに近づいてみる。
1015
島の中央にある古い建物で日没を待っている。スカーはまだこのエリアの再建に手を付けていないようだ。
合流地点にはおあつらえ向きかも知れない。
2100
ヤツらの数に警戒すべきだ。想像していたよりかなり多い。
村の警備は厳重で、島の巡回も滞りなく、頻繁に行われている。
想像以上の情報が得られたのでこれより帰還する。
月曜日0400
上陸地点に戻るとボートが海に沈められていた。破壊されている。
こちらの存在がバレたようだ。他の方法で島を脱出しなければ。 |
若いセラファイトの日記 |
我々は不完全な生き物であり、故にあのお方の御前においても不完全である。
教えにもそう記述されており、長老たちもそう語っている。
だが、儀式からもう2週間も経つというのに頬の傷は今も痛むし痒みも引かない。
エバは自分の傷も同じだったと言っていたが、長老たちの前で弱さを見せるなとも警告された。
夜に驚くべきことが起きた。エバがこっそり抜け出して皮なし場で掃除中の俺に会いに来た。
彼女の小隊が明日ウルフの領土に向かうらしい。エバは怯えていた。俺たちはしばらくの間、座って炎を見つめていた。
警約は受けたのかと聞かれたが、答える前に、エバが俺の頬に口づけをし、森の中に走り去っていった。
あの瞬間、自分がどこにいるのか忘れ、すべての苦悩が吹き飛んだ。
エバの小隊はまだ戻ってきていない。
気持ちを鎮めるためにヘイブンの共同晩餐に参加したが、安らぎを見出すことはできなかった。
ダンカン長老の説教を除けば、いつもは静かなものだが、それすらも今夜はいつもと違う感じがした。
「悪魔を浄化し、世界に再び均衡をもたらすため、預言者様が我らをお導きくださるが、
我らが生きている間に実現されるとは限らない。これは永久に続く闘いなのだ」と長老は言った。
ひどく考えさせられる夜だ。 |
死者を悼む祈りの言葉 |
預言者様。私の言葉をお聞きください。
モイラは、夫のヘンリーと仲間の巡回隊員たちがウルフに虐殺されるまで、強くて優れた戦士でした。
ですが、今では夜中に目を覚まし、叫び声をあげ、小さな物音にすら怯えています。
ヘンリーの代わりにモイラの世話をすることで。彼の殉教を称えていますが、十分ではありません。
どうかモイラに魂を取り戻せるだけの力をお与えください。 |
ラトラーズについてのメモ ※遺物一覧で確認できないためタイトル不明 |
ラトラーズがやって来た。誰が奴隷になどなるものか。
アンドリュー、ローガン、オリー……
父さんもそっちに行くからな |