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ストーリーモード攻略 魏伝・第3部

真・三國無双6攻略 ストーリーモード攻略 魏伝・第3部を掲載しています。

目次

第3部
潼関の戦い
【概況】
曹操、孫権、劉備。
赤壁の戦いの後、天下はこの三人を中心に動き出した。江陵の守将・曹仁は、孫権・劉備の猛攻を受けるも善戦。
結果的に江陵を周瑜に奪われたが、一年間、持ちこたえた。その後、再び南征を企図した曹操は、西涼の馬騰を許昌に呼ぶ。
馬騰は、以前露呈した曹操暗殺計画に加担していた。曹操は遠征の前に彼を除き、後顧の憂いを絶たんとしたのである。
この曹操の行為が、西方に乱を呼んだ。父・馬騰を殺された馬超が、韓遂とともに挙兵したのである。
曹操は南征を延期し、関中に出兵した。復讐の炎と化した豪傑の相手にふさわしい才を携えて。
虚実操る策士の計が、荒涼たる潼関に炸裂する。
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【戦闘前イベントセリフ/希代の策士】
賈詡:遠征の疲労からか、曹操殿の動きに精彩がない
夏侯淵:そっか? ま、そこんとこ何とかするのが軍師様、だよな?
賈詡:少し無理をしているようにも見えるが……
賈詡:あははあ……ずいぶんとお疲れのようで
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【戦闘前 潼関・曹操軍駐屯地 陣地会話】
曹操:賈詡よ。おぬしの考えを聞かせてもらおう
賈詡:んー……。まともに当たるから、馬鹿を見るんですよ
賈詡:奴らは、関中に群立する豪族たちの連合。ついこの間までは敵同士だったわけです
曹操:内側より崩せ、と?
賈詡:その通り。幸い、曹操殿と敵将・韓遂は旧知の仲とか
曹操:わしの力を貸せと申すか。ふん……よかろう
賈詡:さすがは曹操殿! では、お願いしますよ
兵卒1:典韋殿亡き後、殿の護衛は許褚殿のみ。長期戦では、負担が大きいだろう
兵卒2:ここ、意外と寒いな……。中止された南征に行きたいよ
兵卒3:張郃殿は夏侯淵将軍が最も美しいと……。どういう基準なんでしょう
兵卒4:馬超たちの強さは予想外だ。都住まいより足腰が鍛えられるのだろうか
兵卒5:馬超の力は騎乗時に真価が発揮される。叩き落してしまえば……
兵卒6:復讐は何も生まないというが……。馬超の強さは確実にそこから来ているな
兵卒7:策略を考えている時、すごく楽しそうですね
兵卒8:馬騰倒して馬超に罵倒される……。これも乱世の定めですな
副将1:ずっと戦ってばかりだと疲れがたまる……。そろそろどうにかならないものか
副将2:夏侯淵将軍はお疲れなのだ。軍師なら早くこの難局を打開してくれ!
副将2:……すまない。ついイライラして当たってしまった
副将3:韓遂と殿が旧知の仲だって? 他所から来たお前が良く知っているな
曹操:わしと韓遂の間柄に目をつけるとは……。ふ……侮れぬ男よな
夏侯淵:田舎武者の集まりかと思ってたが……。こりゃ、手こずりそうだなあ
許褚:あいつら、邪魔だなあ……
賈詡:あははあ、確かにその通り! あの面倒な騎馬隊、どうしたもんかねえ
曹仁:馬超という男、存外に手強いようだ。「西涼の錦」の勇名……聞きしに勝る、か
賈詡:このままでは、士気も下がる一方……。いやはや、困ったものだ
曹仁:ふむ……どうしたものか……
張郃:敵には、「錦」と呼ばれる将がいるとか。これはぜひ、美しさを競わねばなりませんね
賈詡:あんた、なかなか変わってるねえ
賈詡:さて、そろそろ頃合だ。行くとしようか
衛兵:はっ!

【戦闘中セリフ】
曹操:この戦、おぬしに指揮を委ねる。任せたぞ、賈詡
賈詡:指揮まで俺に一任ですか……? ま、いいでしょう
賈詡:んー、まずは騎馬の勢いを止めないと。要地を固めて押し返すとしましょうか
賈詡:よしよし、こっからが知恵の絞りどころだ。曹操殿にも動いてもらわないとね……
賈詡:そろそろ曹操殿に動いてもらいますよ。韓遂の所に向かってください
曹操:ふ、狙いは離間の計か。よかろう
夏侯淵:軍師様よ。殿に無理させんじゃねえぞ。その分、俺様がいくらでも働いてやっからよ
韓遂:そ、曹操……? 戦の最中に、何の用だ!
曹操:久しいな、韓遂。なに、友として挨拶に来たまでよ
賈詡韓遂と接触さえできれば、それでいい。見ていた敵方の連中は疑心暗鬼になるはずだ
賈詡曹操殿、もう結構ですよ。あとの始末は、俺にお任せを
賈詡韓遂殿、お仲間はあんたを疑ってる。あんたに帰る場所はなくなったわけだ
韓遂:くっ……謀られたか! 先に曹操を寄越したのは、貴様だな……?
賈詡:ご名答。あんたもまた死にたくないだろう。悪いようにはしない、一緒に来てくれるね?
伝令:伝令、馬岱が現れました! 我が陣に向かってきております!
賈詡:直接、曹操殿を狙うつもりか。このまま行かせるのはまずそうだね
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【戦闘中イベントセリフ/錦馬超、跳ぶ】
賈詡:んー……西涼に錦ありとはよく言ったものだ
賈詡:まったく、世には無茶な人間が多い……
馬超:曹操軍の軍師と見た……いざ、勝負!
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馬超:これ以上、好きにはさせん! 貴様は俺が倒す!
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【戦闘後イベントセリフ/標なき道】
賈詡:関中もまた曹操殿の手の中
賈詡:ここから天下を描くとしたら、次は……
曹操:先のことはわからぬ
賈詡:意外、だね。先を見ずに動いたと?
曹操:否……先を見ても、そのとおりに事が進むとは限らぬ
曹操:劉備も孫権も……そして、わし自身の命運もな
夏侯淵:お前の言うとおりだな。殿、ちょっとお疲れだわ
使用武将 賈詡
勝利条件 馬超の撃破
敗北条件 曹操もしくは夏侯淵の敗走
マップ【武将配置】
陽平関の戦い
【概況】
時は、有限である。曹操と賈詡の策の前に、馬超らは敗れた。益州の劉璋は西に勢力を拡げた曹操を恐れ、劉備に助けを求める。
それは乱世に生きる者としては、あまりにも無防備な行動だった。機を得た劉備は、関羽を荊州の守備に残し、益州に侵攻。
劉璋より益州を奪い、確固たる地盤を築いた。曹操の魏、孫権の呉、そして劉備の蜀、ここに天下は三分された。
劉備の益州制圧を聞いた曹操は、張魯が治める漢中に進軍する。蜀の北方に位置する漢中を押さえ、劉備の動きを封じる。
それは一見、曹操らしい理にかなった行動に見えた。だが、陽平関に向かう夏侯淵ら側近は、違和感を覚えていた。
何かに急かされているような、曹操の行動に……。
時は、有限である。それは乱世の奸雄とて、避けられぬ定め。
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【戦闘中イベントセリフ/華麗なる戦い】
張郃:将軍 そろそろ参りましょう 戦を前に、考え事ですか?
夏侯淵:殿と惇兄と俺だけで戦ってた頃を思い出してたのよ
夏侯淵:今じゃ、いろんな奴が集まって、国もでっかくなって……てな
張郃:世が、民が、そして将が、お三方の美しさに惹かれた結果です
張郃:この戦でも将軍の美しさを見せ付けましょう!
夏侯淵:さて、俺らが遅れちゃ話になんねえ…… 行くか!
張郃:いざ、華麗に!
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【戦闘中セリフ】
張郃:さあ、悠長に構えていては勝機を逸します。迅速華麗に進軍しましょう!
伝令:伝令! 漢中に迫る敵あり! まっすぐこちらに向かっています!
張郃:おそらく蜀の援軍でしょう。彼らにも注意しなくてはなりませんね
張郃:蜀からの援軍が現れたようですね。狙いは殿でしょうか……注意しましょう
曹操:人を得、国を得た劉備は今……。天の時すらも得ようとしておる
曹操:ここで劉備に勢いを与えてはならぬ。漢中を制し、蜀に楔を打ち込むのだ
民兵:我らには張魯様がいらっしゃる。これしきの傷、すぐに治る……
伝令:報告! 敵の兵糧庫を発見しました!
張郃:将軍、兵糧は士気の要……。兵糧庫を制し、敵の士気を挫きましょう!
夏侯惇:俺がここで敵を引きつけておく。兵糧庫は任せたぞ!
趙雲:いざ! この趙子龍と勝負してもらおう!
趙雲:我が闘志、まだ消えてはいない……。いずれまた勝負だ!
侯選:さあ、俺と勝負だ。覚悟しろ!
民兵:我らには張魯様がいらっしゃる。これしきの傷、すぐに治る……
魏延:一人カ……。覚悟シロ……!
張郃:さすがは将軍! これで敵の士気も消沈しましょう!
張飛:俺様が相手だ。覚悟しやがれ!
張飛:ちきしょう……。次は絶対負けねえからな!
張郃:蜀の猛将たちを、すべて破るとは! 何という武勇、何という美しさ!
張郃:おや、これは……何かの術でしょうか。どこかに力の源となる物があるのでは……?
張郃:さすがです、将軍! さあ、華麗に勝利を掴みましょう!
張魯:私を慕う者たちのため……。そう易々と倒されるわけにはいかぬのだ!
張魯:私の知略、及ばなかったか……
伝令:伝令! 呉の軍勢が合肥ら向かっています!
夏侯淵:ちっ、呉が動いてやがったか。こそこそと汚ねえ真似しやがって……
使用武将 夏侯淵
勝利条件 張魯の撃破
敗北条件 曹操の敗走
マップ【武将配置】
合肥の戦い・前編
【概況】
夏侯淵、張郃の活躍により、漢中は曹操のものとなった。だが、世は三国鼎立の時代。
一方を攻めれば、もう一方に攻められる。曹操の隙を突き、呉が北上。
蜀の要請に従い、合肥の地に軍を進めたのである。魏の主力は漢中に集まり、合肥には少数の守兵を残すのみ。
ざわめく陣営の中、曹操は一人、落ち着き払っていた。合肥を守護するは我が刃、容易に砕けるものではない、と。
果たして、合肥を囲む呉軍を前に、その刃は輝きを増していた。
魏に、張遼あり。後世にまで語り継がれる伝説が生まれようとしていた。
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【戦闘前イベントセリフ/疾風のごとく】
楽進:呉の軍勢、雲霞の如し……籠城して殿の援軍を待つべきでは?
張遼:打って出ねば、城は一息に落とされよう……
張遼:この張遼、国の大事を前に惜しむ命はない!
張遼:張文遠、ここにあり!
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【戦闘中セリフ】
張虎:父上、俺もお供いたします! 先手を倒せば、味方も奮い立ちましょう!
張遼:我こそは張文遠曹孟徳が刃なり! 合肥を得たくば、我が武に挑め!
兵卒:ひえ……なんだ、あいつは……
張虎:敵はあと二人です!
李典張遼殿の勇姿に、臆病風も消し飛びました! さあ、敵を討ち払いましょうぞ!
楽進張遼殿、この楽進も加勢する! いざ、参ろう!
兵卒:こ、怖え……
丁奉:さすがは張遼……。だが、これ以上勝手な真似はさせん!
丁奉:某にはまだなすべきことがある。ここは退こう
張虎:や、やりました! 敵の先陣を破りましたぞ!
使用武将 張遼
勝利条件 丁奉の撃破
敗北条件 李典もしくは楽進の敗走
マップ【武将配置】
合肥の戦い・後編
【戦闘前 合肥・中央北西砦 陣地会話】
兵卒1:太史慈甘寧凌統……。まだ出てきていない敵将がたくさんいる……
兵卒2:敵の甘寧は神出鬼没だな
兵卒3:うむ、どこから現れるかわかんねいぞ
兵卒4:我らは少数といえども精鋭揃い。そうですよね、張遼様!
兵卒5:合肥を守れるのは張遼様だけです! 信じてついていきます!
兵卒6:さっきの敵、怖い顔でしたね……
兵卒7:楽進李典の両名を従える張遼殿の勇姿。後の世に語り継がれるでしょうな
衛兵1:張虎殿もいずれは張遼様の如き武人に……。先が楽しみですな!
衛兵2:呉の大軍に怯えていましたが……。この戦、勝てる気がしてきました!
蒋済:いつも危ない橋を渡ってきたが……。今回もうまくいくだろうか……
張虎:もし先陣を叩いていなければ、今頃……。我らは、父上の知勇に救われたのですね
満寵:大軍を率いる孫権には、慢心があるはず。そこに付け入る策があれば、勝機が見えよう
李典:敵は、我らが小勢と油断しているはず……。囮を立て、孫権を誘き出してはいかがか?
楽進:なるほど……。では、その役目、俺に任せていただこう
李典:うむ。俺は孫権の退路を断とう
張遼:なれば、この張文遠孫権を討たん!
張遼:この策、連携が重要となろう。各々方、お頼み申す!

【戦闘中セリフ】
楽進:俺は、この孫権の進軍を誘う。張遼殿は存分に敵をかき回してくだされ
呂蒙:なるほど、比類なき武勇だ。兵たちが怖れるのも無理はない……
呂蒙:だが、武勇だけでは我らに勝てんぞ。勝負はこれからだ!
凌統:あんたが張遼かい……。こりゃ、一筋縄ではいかなそうだね
孫権:我らの優位は揺るがぬ! このまま敵を押し潰してしまえ!
張虎:大変です! 敵の別働隊が合肥城へ向かっているようです
張虎:急ぎ、合肥城の守備に向かいましょう!
兵卒:ちょ、張遼だーっ!
甘寧:へっ、お前が張遼か! 相手にとって不足はねえ、いくぜ!
孫権:くっ、私はここで倒れるわけにはいかぬ!
張虎:父上! 李典殿がを落としたようです! これで敵は退路を断たれましたぞ!
孫権:ここまで……なのか……。父上、兄上、申し訳ない……!
兵卒:ひいっ! 張遼が出たぞーっ!
太史慈:ここを守るのが、俺の役目だ。命に代えても、通すわけにはいかん
太史慈:くっ……凄まじいまでの戦ぶりだ。まさに戦鬼、だな……
太史慈:悔しいが……。最期の相手がお前でよかった……
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【戦闘後イベントセリフ/合肥の守護神】
李典:あの様子では再び侵攻して来よう……
張遼:何度来ようと、返り討ちにするのみ
李典:貴殿の戦には迷いがないな
張遼:新しき世にまい進する曹孟徳に、迷いなし
張遼:ならば その刃たる私にも迷いはない
使用武将 張遼
勝利条件 孫権の撃破
敗北条件 楽進もしくは薛悌の敗走
マップ【武将配置】
定軍山の戦い ・前編
【概況】
合肥は曹操の刃、張遼によって守られた。後顧の憂いがなくなった今、漢中から益州に進軍する好機。
誰もがそう思っていた矢先、曹操は許昌へと帰還する。この行動に、国内外で様々な憶測が飛んだ。
国内整備のためか、荊州にいる関羽を警戒したためか。それとも、曹操自身の病のためか……。
一方、蜀は曹操が去ったのを機と見て、漢中に兵を動かした。漢中を任された夏侯淵と張郃は定軍山で迎撃態勢を取る。
突然の撤退に隠された曹操の真意。それが明らかになるのは、この戦いの後のことであった。
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【戦闘前イベントセリフ/応酬】
夏侯淵:いい天気だな。こりゃ、俺らの陣はまる見えか
張郃:布陣の美しさは見せ付けられますが……不利は否めませんね
夏侯淵:じいさん。あそこにいんのか
張郃:私が打って出ましょう
夏侯淵:いや、俺が片付けるわ。お前は本陣を守ってくれや
夏侯淵:かすったか……ついてねえな
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【戦闘中セリフ】
郭淮:こちらの動きは、挿旗山の敵に筒抜け……。まず、挿旗山を攻め取るべきかと……
夏侯淵:じいさんも、あの山にいるみてえだしな。張郃、お前は定軍山で殿を待っててくれ
曹彰:ここは行軍の要所。父上のご来着まで、我らが死守します
王双:我らもここで敵を防ぎます! 張郃殿、さあ早く!
張郃:皆さんの闘志、なんと美しいのでしょう! それでは、私は定軍山に向かいます!
郭淮:さあ、将軍。休んではいられません……。我らは、挿旗山へ急ぎましょう……はあはあ
郭淮:あれに見えるは蛮勇で知られる魏延……。一人で突出してくるとは、無謀な……
魏延:行クゾ……。オオオオ!
魏延:ムウ……。我、退ク……
魏延:来タカ……馬鹿メガ……
郭淮:な……ごふごふっ……なんと! 弓兵を潜ませていたか……
魏延:我……負ケタ……。我……退ク……
郭淮:あれは弩砲ですね。夏侯淵将軍、ご用心を……
黄忠:かっはっは! おぬしらはそこで見ておれ! いざ、突撃じゃあっ!
厳顔:ふん、追撃などさせぬぞ! 貴様らの相手は、わしらじゃ!
郭淮:ぐっ……げほっ……謀られたか。黄忠を止めねば、張郃殿が……!
曹彰:お前ら、ここは死んでも動くなよ!
黄忠:ふん……なかなか、しぶといのう。腰抜け曹操の軍勢も少しはやりおるわい
夏侯淵:なんだと、じじい……殿が腰抜けだと? お前に殿の何がわかるってんだ!
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【戦闘後イベントセリフ/夏侯淵、死す】
黄忠:小童めが……ま、まだ負けておらんわ!
夏侯淵:往生際の悪いじいさんだ……おい、連れてけ
曹操軍兵士:曹操様の援軍が到着したぞ!
夏侯淵:殿……この戦果で元気になってくれりゃあいいが……
夏侯淵:てめ、じじい! いつの間に!
黄忠:勝負じゃ! 小僧!
夏侯淵:おいおい……ここで折れるか、普通?
夏侯淵:ついてねえな……
使用武将 夏侯淵
勝利条件 黄忠の撃破
敗北条件 張郃の敗走
マップ【武将配置】
定軍山の戦い ・後編
【戦闘前 定軍山・魏軍駐屯地 陣地会話】
曹操:夏侯淵が、逝ったか……
張郃:殿。どうか、私に出撃の命令を
曹操:……よかろう。天蕩山への道を切り開き、撤退路を確保せよ
夏侯惇:なに? 孟徳……今、何と言った?
曹操:我らはこの地より撤退する。もはや、漢中奪還に尽力しても意味がない
夏侯惇:孟徳、お前は……の死すらも……!
曹操:……行け、張郃
張郃:はっ!
兵卒1:夏侯覇殿もさぞやお辛いでしょう。偉大な父上を失ったのですから……
兵卒1:「ここにいても滅入るだけだって」と言って先に配置につかれました
兵卒2:体を動かし、雑念を打ち払っています。敵につけこまれてはいけませんからな
兵卒3:張郃様、どうか将軍の仇を!
兵卒4:殿は漢中を諦めるおつもりなのでしょうか? なんだかやりきれません
兵卒5:く……夏侯淵殿……。殿はなぜあそこまで冷静でいられるのだ!
兵卒6:この重苦しい雰囲気……。典韋殿が亡くなった時を思い出します
兵卒7:将軍……うう……将軍。すみません、張郃様のほうが悲しいですよね
兵卒8:司馬懿殿は冷静な芝居をしているだけ……。実は動揺しているのかもしれませんよ
副将1:全軍が浮き足立っている……。今は司馬懿殿の冷静さが救いだ
副将2:夏侯淵殿の弓が折れなければ今頃……。こんな不運もあるのですね……
副将3:郭淮殿は大丈夫だろうか。夏侯淵殿の訃報に大変な衝撃を……
司馬懿:敵は勢いづいている。天蕩山の確保にも、おそらく邪魔が入ろう
司馬懿:一刻も早く撤退路を確保せよ。仇を取ろうなどと、逸らぬことだ
夏侯惇:……
夏侯惇:くっ! なぜだ、孟徳……!
張郃:殿……
曹操:任せたぞ、張郃
張郃:いざ、出陣します!
衛兵:はっ!
張郃:将軍……。この私の戦い……どうぞ見ていてください

【戦闘中セリフ】
司馬懿張飛趙雲……名のある将が中央に見える。中央突破が成れば、戦局が楽になろう
張郃:将軍……あなたは常に美しかった……。その気高き魂を胸に、私は戦いましょう!
張飛:ちっ! まだ来やがんのか! しつけえ奴らだぜ……
張飛:ちきしょう……。次は絶対負けねえからな!
司馬懿:この体たらく……。国を束ねる者の器が知れる
趙雲:いざ! この趙子龍と勝負してもらおう!
伝令:で、伝令! 馬超軍出現、南の砦が突破されました!
司馬懿:ふん、馬超め……狙いは我が本陣か。張郃、急ぎ馬超を止めよ!
馬超:貴様一人か。その胆力は認めよう!
伝令:で、伝令! 西方より黄忠の軍勢が出現!
司馬懿諸葛亮め、狙いは挟撃にあったか……。張郃、急ぎ黄忠を始末せよ!
馬超:くっ、なんという技の切れだ……。この俺が完敗とは……
張郃錦馬超、あなたの武は美しい。ですが……。この胸に宿る魂は、その上を行くのです!
張郃:あなたを捜していましたよ。こんなにも早く、機会を得られるとは……
黄忠:ふん、夏侯淵の仇討ちというわけか……。若いのに感心じゃ、全力で相手をしようぞ!
張郃:私は、あなたを討たねばなりません。美しき勝利を、夏侯淵将軍に捧げるために!
司馬懿:うん? それは策のつもりか?
黄忠:ふん……青二才が! 少々油断したわい。退くぞ
張郃:これで、少しはけじめをつけられましたね。……はっ! もしや殿は……
張郃黄忠が再び現れることを見通して……。その上で、私に出陣をお命じに……?
夏侯覇張郃殿……父さんのためにここまで……。父さんも喜んでいると思う
司馬懿:よし、中央は制圧できたか。全軍、天蕩山へ進むのだ!
兵卒:ひえ……あれじゃ矢の壁だ……。あんなのに狙われちゃあ進めるわけねえ……
郭淮張郃殿のご活躍を見ていて、感じました。魏を思い、殿を思う、夏侯淵将軍のお志……
郭淮:残された私たちが、守っていかねばと……。私も……もっと強くなりたい……
張嶷:今さら慌てても遅いぞ! これもお前の不明が招いたことだ
司馬懿張郃、私が敵の注意を引きつけておく。その間にを突破し、裏から兵器を破壊せよ
司馬懿:よし、この勢いで一気に天蕩山を落とせ!
伝令:伝令! 敵の援軍が到着した模様です!
月英孔明様、私も共に。お一人で無茶はなさらないでください
月英:この月英がお相手しましょう!
諸葛亮:私の策を乗り越えてきましたか。その武、見事ですね
張郃:いえ、私をここまで導いたのは……。魏を守らんとする美しき将軍の魂です!
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【戦闘後イベントセリフ/報い】
司馬懿:撤退準備は整った。これ以上、無駄な戦力を使うな
曹操:関羽が樊城攻めに動いたようだ
曹操:漢中は犠牲となったが、関羽を引きずり出すことに成功した
曹操:司馬懿、計画通り孫権との盟約を進めよ
司馬懿:御意
夏侯惇:孟徳……お前は漢中を…… 淵を捨て石にしたのか
曹操:夏侯淵の死は想定外よ
曹操:だが、関羽の命と引き換えならば、夏侯淵も本望であろう
夏侯惇:孟徳!
張郃:殿は早く撤退して、関羽の動きに備えたかったはず
張郃:でも、私の出撃を許してくださった……
張郃:夏侯淵将軍の死に報いる機会を与えてくださったのです
張郃:私には殿の涙が見える気がします……
夏侯惇:くっ……!
使用武将 張郃
勝利条件 諸葛亮の撃破
敗北条件 曹操の敗走
マップ【武将配置】
樊城の戦い ・前編
【概況】
すべては関羽を釣り出すためだった。荊州……三国鼎立の世においてもっとも重要な地。
その地に英傑・関羽がいることは魏、呉にとって脅威だった。ゆえに曹操は隙を見せ、蜀の攻勢を促したのである。
曹操の読み通り、関羽は北上し、魏の樊城に攻め込んだ。そう、すべては関羽を討つためだった。
そのために漢中を犠牲にし、夏侯淵を失った。だが、曹操は悔いてはいなかった。
それは彼が選んだ、次代へと覇業を継ぐための最大限の責務。残り少ない命を賭して、成すべきもの。
曹操は司馬懿らに呉と連携し、関羽を討つよう命じる。股肱を失った悲しみも、自らの病のそぶりも見せず悠然と。
ああ、覇道とはかくも険しき道なのか。
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【戦闘前イベントセリフ/決意】
夏侯惇:関羽を斬らねばならん
曹操:呉と共に関羽を討つ。おぬしが行く必要はない
夏侯惇:孟徳の病、気づかぬと思ったか?
夏侯惇:呉の動きを待つなど、悠長なことは言ってられまい
曹操:関羽を倒せば天下は近くなる……が、道半ばよ
夏侯惇:……せめて死ぬ前に、天下の片鱗だけでも見せてやる
夏侯惇:孟徳……終わりにしてやる
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【戦闘中セリフ】
司馬懿:間に合ったようだな、夏侯惇呉軍は、まだ現れていないようだが……
夏侯惇:俺が関羽を討つ。呉の連中などに頼る必要はない
司馬懿:その前に襄陽呂常を救わねばならん。襄陽はこの戦の生命線、落ちれば敗北だ
司馬懿:あれは、曹仁の子・曹泰か。蜀軍の攻勢に苦戦しているようだな
廖化:か、夏侯惇だと……!? 貴様は揚州方面を押さえているはずでは……
呂常:おお、夏侯惇将軍! 救援いただけるとは、かたじけない!
司馬懿襄陽は危機を脱したな……。次は樊城曹仁に加勢し、関羽の勢いを止める
司馬懿:この音……ぬう! 敵が襄陽を攻めていたのは陽動であったか!
伝令:蜀の強襲部隊樊城内城に侵入! 中央門も破られました!
司馬懿関羽め、一気に勝負を決めるつもりか……。急ぎ曹仁を援護するのだ
曹仁夏侯惇殿! 救援かたじけない。これで関羽より樊城を守り抜けよう
関索夏侯惇……父上も認める魏の猛将……。だが、負けるわけにはいかない!
関平:拙者は全軍を指揮する立場。ここでお前にやられるわけにはいかない!
伝令:伝令! 于禁様率いる軍勢の被害は莫大! 董衝様と董超様の軍団は壊滅した模様!
夏侯惇関羽、あくまでも孟徳の覇道を阻むか……
関索:ここで死ぬつもりはない。撤退する!
関平:拙者は……拙者はまだ強くなる! 今に見ていろ!
伝令:伝令! 呉軍が長江流域より侵攻を開始! 徐晃様の援軍も来着しております!
司馬懿:うむ、これで戦は終わったようなものだ。関羽も北上を断念せざるを得まい
夏侯惇:……俺の戦は終わっておらん。関羽が、まだ生きている……
使用武将 夏侯惇
勝利条件 関羽の撃破
敗北条件 呂常の敗走
マップ【武将配置】
樊城の戦い・後編
【戦闘前 樊城・城内 陣地会話】
兵卒1:夏侯惇様の思い……。殿には伝わっていると思います
兵卒2:典韋殿も夏侯淵将軍も突然の別れでした。夏侯惇様は絶対に帰ってきてくださいね
兵卒3:関羽を倒せるのは夏侯惇将軍だけです。応援しています!
兵卒4:水が引いたみたいですね。俺、カナヅチなんで助かりました
兵卒5:この雨、いつになったら止むんでしょう
兵卒6:司馬懿殿はまだお若い上に才知がある。これからの魏を背負ってくださるでしょう
兵卒7:曹操様の体調が思わしくないと聞きました。この戦の勝利で元気になってほしいですね
兵卒8:戦が終わったら店を開こうかと。樊城なら繁盛しそうでしょう?
衛兵1:徐晃殿が来てくださり、心強いです
衛兵2:満寵殿は経験豊富な参謀。この城の守りに陰から貢献しています
衛兵3:曹仁様の近くにいると安心します。まるで大きな盾に守られているような……
牛金:お気持ちは重々承知ですが……。関羽たちの追撃は呉に任せては……
呂建:呉は日和見が過ぎますな。赤壁では劉備と手を組んだというのに
趙儼:まあ、今はそれがありがたい。おかげで関羽を討つ機会を得られたのだから
徐晃:お待たせして申し訳ござらん。よくぞ、持ちこたえてくださった
満寵:さすがは夏侯惇殿! 見事な手並み、殿もお喜びになりましょう
夏侯惇:いや……。俺にはまだ、やることがある
夏侯惇:奴を討たねば……。孟徳の心は休まるまい
徐商:蜀はもう後がない……。今頃援軍を要請しているやもしれんぞ
司馬懿:呉の裏切りは、関羽の想定外であったろう。蜀軍の士気は、大いに落ちているはずだ
曹仁:ようやく水が引いたか……
司馬懿:関羽は包囲を解き、撤退を開始した。だが……迂闊に追うのは危険であろう
司馬懿:追撃は、呉軍に任せてしまえばよい。我らは樊城の守備を固めるのだ
夏侯惇:いや……。奴は……奴だけは、俺が倒さねばならん
曹仁:……あいわかった。武運を祈る
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【戦闘中セリフ】
夏侯惇関羽江陵にいるはず……。俺は行くぞ
司馬懿:止めはせん。が、相手は軍神と呼ばれる男。無謀な追撃で被害を増やされては困る
司馬懿:まず襄陽の守備を固めねばならん。関羽を直接攻めるのは、その後だ
司馬懿:既に襄陽の安全は確保された。関羽がいる江陵に兵を進めようか
徐晃襄陽は拙者にお任せを。夏侯惇殿は関羽を追ってくだされ!
伝令:伝令! 蜀軍伊籍が西北に移動中! 房陵方面に抜ける模様!
司馬懿:ふん、援軍を呼ぼうというのか
伝令:伝令! 伊籍が戦場を離脱!
司馬懿:いずれ北西より敵援軍が現れるかもしれん。用心しておかねばなるまい
司馬懿:うむ、これでよい。北西からは、もう敵援軍は来るまい
関索:私とて軍神の子。武で負けるつもりはない!
関興:俺とて軍師の子……ここは通さぬ!
司馬懿:城攻め用に投石車の組み立てを命じてある。江陵北の高台に設置すれば力を発揮しよう
拠点兵長:これは、司馬懿様。投石車は既に完成しております
司馬懿:うむ、江陵の北側の高台まで運び上げよ
拠点兵長:ははっ!
伝令:伝令! 公安を守る蜀の傅士仁が呉に投降! 公安呉軍が制圧した模様です!
伝令:蜀軍により投石車が破壊されています!
司馬懿:ふん、あの狼煙台から攻撃しているのか。先に制圧しておいた方がよかろう
傅士仁:ふん……関羽に酷使されるのにも疲れたわ。江陵東城にいる糜芳も俺と同じ気持ちだろう
伝令:伝令! 蜀軍馬良が西南へ移動中! 永安方面に向かっている模様!
司馬懿:また援軍を呼びに走ったか。阻止しておきたいところだが……
伝令:呉軍より伝令! 公安北の狼煙台を制圧! さらに西進し、宜都を攻略するとのこと!
伝令:伝令! 馬良が戦場を離脱!
司馬懿:いずれ南西より敵援軍が現れるかもしれん。用心しておかねばなるまい
司馬懿:うむ、これでよい。南西からは、もう敵援軍は来るまい
陸遜関羽を討てば劉備が黙っていないでしょう。しかし、そのときは……
伝令:江陵北の高台にて投石車の配置が完了! 江陵へ投石攻撃を開始します!
伝令:伝令! 蜀の糜芳呉軍に寝返り! 江陵東城内で混乱が起きています!
司馬懿:好機だ。混乱に乗じて江陵東城を制圧するぞ
糜芳傅士仁も降ったと聞き、腹をくくったわ。この上は関羽と戦い、呉に認めてもらわねば
司馬懿中央門が開いたようだ。江陵西城に突入し、関羽を討つぞ!
関平:父上をお守りするのが拙者の役目……。夏侯惇、お前を止めてみせる!
伝令:伝令! 関羽麦城に入った模様!
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【戦闘中イベントセリフ/生き様を刃にこめて】
関羽:夏侯惇、曹操殿は息災か
夏侯惇:貴様が生きている限り、死にきれんそうだ
夏侯惇:確かに貴様の後ろには天下があるわ……
関羽:貴殿の背後には兄者へと続く道がある!
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潘璋:かかれ! 関羽を討てーっ!
夏侯惇:この戦は孟徳への手向け……。けりをつけるのは俺だ。邪魔をするな!
関羽:義の刃、決して折れはせぬ!
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【戦闘後イベントセリフ/戦いの終焉】
夏侯惇:義兄弟への義、天下に届く武、きっちり見せつけおって……
夏侯惇:最後まで気にいらん奴よ……
夏侯惇:……終わったぞ、孟徳
使用武将 夏侯惇
勝利条件 関羽の撃破
敗北条件 曹仁の敗走
マップ【武将配置】
エンディング/覇道の先へ
大敵・関羽は夏侯惇の手によって倒れた。柱を失った蜀は意気消沈し、勢いを失った。
荊州を得た呉は、魏に借りを作った形となった。曹操は見事、魏の優位を失わず、次代への道筋をつけたのである。
そして、関羽の死から半年後……。過酷な道を歩んできた曹操に、平安の時が訪れようとしていた。

曹操:荊州の多くは呉に帰したが、これで呉とは良好な関係を保てる
曹操:この間に蜀を討てば、残った呉は成す術があるまい……
夏侯惇:もう、よかろう。そろそろ休め
曹操:そうだな…… そろそろ覇道を降り、曹孟徳という人間に戻るとしよう
曹操:夏侯惇 長い間ご苦労だった。礼を言う
夏侯惇:何を言っている……
曹操:典韋……ようやくわびることができる……
曹操:夏侯淵……すまなかった……
エンディング/創生の夜明け
曹操は逝った。後を継いだ曹丕は、漢帝に対して位を譲るように迫る帝に抗する術があるはずもなく、ここに「魏帝」が誕生した。
曹操が最後まで守り通した漢帝を、あっけなく廃した曹丕。これは父の世との決別を表すのか、それとも……。
天下の誰もが、曹丕の真意を計りかねていた。

民衆:魏帝、万歳! 魏帝、万歳!
曹丕:仲達よ、禅譲の件、大儀であった
甄姫:我が君、これからは多忙な日々が続きますわね
曹丕:無論だ。私は新しき世を作らねばならぬ
曹丕:私は父とは違う。私が作る世もまた、父とは違うであろう
曹丕:だが、これだけは言える
曹丕:私がこれから歩く道は 曹孟徳が歩んできた覇道の先にある




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