ファイル名称 |
内容 |
雪姫の手紙 |
兄のごとく お慕い申候 左馬介様
お願いのこと是あり
一筆申し参らせ候
稲葉山城は呪われて候
夜な夜な怪しき物の怪が俳諧し候
女中 近習 行き方知れずにあい成り候事相次ぎ 恐ろしきこと限り無し
噂にては物の怪は人を食らい地の底に引きずり込み候
兄義龍に訴え候えども 尾張との戦迫り候にて それどころではなき有り様にて候
先の父道三殿と兄義龍殿との戦にては 左馬介様とは敵味方に分かれざるを得ず候
数年の月日が経ち候えども雪が御頼りにし申し上げ候は幼なじみにて従兄弟の左馬介様お一人のみにて候
この文がお手元に届き候えばぜひに雪を助けに参らせ候
雪は一日千秋の思いでお待ち申し上げ候
永禄三年八月二十日
雪
左馬介様参る |
鬼武者之書 |
▽魂を吸い取る
幻魔を倒すと出現する魂は、×ボタンを押し続けると、吸い取るができます。
=魂の種類=
赤・・・玉・アイテムを強化
青・・・鬼力を回復
黄・・・体力を回復
▽戦術殻を使う
鬼の篭手に玉を装備した状態で△ボタンを押すと、戦術殻が使用できます。
戦術殻は使用する度に鬼力が消費されます。
▽強化する
蓄えた赤い魂を使うと、玉・アイテムを強化できます。
=強化方法=
破魔鏡を調べ「強化」を選択すると、強化画面に入ります。
刀・戦術殻は、○ボタンを押し続けると魂が注入され、強化できます。
アイテムは、○ボタンを押す度に一個ずつ強化できます。 |
総厳之書 |
いずれこの書を手にする勇気ある者よ。邪念を払い我が声に耳を傾けよ。
幻魔に殺されし人々の念を封じし鬼の篭手ありき。
世に隠れた玉と交わりし時万物に宿りし力、世に解き放たれん。
鬼の妖力なくして幻魔に太刀打ちはできぬと知れ。
総厳 |
最妙之書一巻 |
私と総厳和尚は、このところ巷におきる、神隠しをする物の怪を追って、この洞窟に足を踏み入れた。
どうやらここは、悪霊の巣窟らしく、有象無象の悪霊たちがはびこっている。
悪霊は自らを幻魔と呼び、光を嫌い、地に潜み、人間が生まれる遥か昔から存在していたようだ。
和尚はすでに洞窟の奥へ進む決意をされている。
たしかに総厳和尚の法力なら悪霊を退治できるだろう。
私には少しばかり絵心がある。悪霊を恐れぬ勇気もある。
そればこれから目にする事実を、妻に託して書き記していくつもりだ。
おそらくそれは、歴史に残る中で、最も奇怪な書になるに違いない。
最妙 |
最妙之書二巻 |
私は意気地のない人間だ・・・・・・
・・・私は臆病な人間だ・・・・・・未熟な人間だ。
和尚が幻魔との戦いで、瀕死の重傷を負ってしまった。
私は何もできなかった。和尚の盾になることも、助けになることも・・・・・・。
和尚は、傷ついた体を、私に洞窟の入り口まで運ばせ、即身仏になるための修行をはじめられた。
最後の力で結界を張り、この洞窟に幻魔を封じ込めるつもりなのだ。
和尚は、巻物と玉を私に託し、洞窟を出ろと言った。それが最後の言葉だった。
この時ほど自分を恥じたことはない。私は和尚のことよりも、
自分がこの洞窟から無事に生きて出られたことを、心の奥底でひそかに喜んでいたのだ。
巻物と玉を隠し、私は即身仏となった和尚の元に戻った。
私に和尚ほどの法力はない。できるのは、命の限りに幻魔を知り、後世に書き残すことだ。
最妙 |
最妙之書三巻 |
腹が減った・・・・・・。この洞窟に入って何日がたったのだろう。
壁からわき出る水をなめる以外なにも口にしていない。
血の臭い・・・・・・全く感じなかった臭いだが、極度の空腹が心を鋭くしたのだろう。
そのせいでこんな地獄を目の当たりにしている。
なんという光景だろう・・・・・・。
幻魔らが、牢屋に捕らえた人間たちを頭から食っている。
人間の痛み苦しむ声に、耳も傾けず、骨を砕き、肉を引きちぎっている。
しかし、私はたたずんでいる・・・・・・幻魔に見つからないように・・・・・・違う・・・・・・。
転がっている人間の指・・・・・・。
死んでしまえば、人間もただの肉になるのだ。
ああ、私はなんということを考えているのだ。
今の私はまるで、虎の食い残しを期待している、あさましい畜生だ。
なんと私は煩悩に支配された人間なのか・・・・・・。
最妙 |
最妙之書四巻 |
あぁこのすばらしい瞬間・・・・・・ここにいる運命に感謝する。
私の筆は、感動で震えが止まらない。
虹色の妖気を発している瓶の中から取り出されたのは、幻魔の子に違いない。
瓶の中で人間の血と闇が混ざり、幻魔が生まれ出たのだ。
なんという神秘的な光景だろう・・・・・・。
地上の生き物をすべて探っても、このような生まれ方をする生き物は、幻魔以外にはいないだろう。
かつてこのような光景を、目の当たりにできた絵師がいただろうか・・・・・・。
私の未熟な技をこれほどまでに悔やんだことはない。
手の震えよ、止まるのだ・・・・・・。
語られる真実は、この私の手にかかっているのに・・・・・・。
最妙 |
最妙之書五巻 |
ついに私は神々の世界を見た。
巨大な門の隙間から見えた真の幻魔の世界・・・・・・。
色があふれ出すあの光景・・・・・・いかなる顔料を使っても再現はできないだろう。
しかしなぜだ、門はびくともしない・・・・・・。
神々の世界は私を拒むのか・・・・・・。
この深手を負った体では、門を開けることも、洞窟を生きて抜け出すこともないだろう。
だが、せめてもう一度だけ見たい。あの扉の中を・・・・・・。
最妙 |
最妙之書六巻 |
おそらくこれが、私の描く最後の一枚になるだろう。
傷から流れ出る血は、いまだおさまらず、筆を動かしていることがやっとだ。
いつの日かこの地に来る者よ。ここに、つきとめた幻魔世界の門を開く術を記しておく。
これを手にしたならば、必ずや門をくぐり抜け、
私の代わりに神秘なる世界をその目に焼きつけ、世に広めてほしい。
最妙 |
藍之書 |
・・・・・・何者なのだ、この信長という猿は。
普通の猿なら、あれだけの幻魔の血を体に注げば、とうに死んでいるものを・・・・・・。
我らが高尚なる幻魔の血と、これほどに相性がよいとは。
・・・・・・なんとも不快な話だ。
しかしこの信長め、下等な猿の分際で、卓越した頭脳と野心わもっている。
再生した体を見ても驚かず、フォーティンブラス様の前でも恐れず忠誠を誓い、
同族を生贄とする契約を平然と結ぶ、油断ならん猿だ・・・・・・。
まぁよい、信長が生贄たちを捧げ続けるのなら、研究材料の猿には欠くまい。 |
紅之書 |
以前にも、信長と同じ運命の猿がいたのを思いだした。
思いだしたのならば書き留めねば・・・・・・この私の脳は忙しい。
思いだすことよりも、生み出すことを考えねば、我らが幻魔の損失である。
ここに書き留め、失念するとしよう。
その猿の名は、チンギス・・・・・・アレキサン・・・・・・まあ、猿の名前など、どうでもよい。
こいつらは猿ども世界で英雄と讃えられながら、領地拡大のための戦いを、絶えず引き起こしてきたのだ。
だがその裏では、大量の生贄を我々に捧げ、その見返りに、幻魔の文明や武器を受け取っていたのだ。
知恵ある猿ならば、我々幻魔と契約することで、地上の覇者たることを約束され、
愚かな猿は、何も知らぬまま生贄となる日を待つのだ。
『猿山に、幻魔は栄える』とでもしておくか。 |
碧之書 |
やはり生贄の血を手に入れることなど、できないのか・・・・・・。
暗黒儀式は、幻魔と、下等な猿との間だけに行われる、神聖きわまりない邪悪な儀式だ。
暗黒儀式では、選ばれた生贄から抜き出した血に、幻魔王が妖力を与える。
それを支配者として契約した者が、頭骨の杯で飲み干すことで、幻魔の強大な妖力を分け与えられるのだ。
しかし、なぜ儀式で猿に妖力が分け与えられるのかは、学術的には全く解明されていない謎なのだ。
あぁぁっ・・・・・・知りたい。この焦がれる気持ち、何故誰も理解してくれないのだ。
儀式の謎を解明できれば、我々幻魔にとって、驚くべき発展をもたらすだろう・・・・・・。
この私以外に、あの儀式の謎を解明できる者は存在しない。
それとも知らず、この私に無駄な時間を過ごさせるとは、愚かにも程がある・・・・・・。
わずか一滴でもいい。信長よ、儀式の生き血を飲み残してくれまいか・・・・・・。 |
橙之書 |
ここ数日は、信長猿との契約を実行するために、
稲葉山城の地下から大量の妖気を放射し続けているが、どうやら完全ではないようだ。
やはり完全に猿どもから生気を奪うには、稲葉山城の周囲の結界を強化し、中に妖気を充満させるしかない。
その地に根付く怨念を受ける血筋に生まれた女を、暗黒儀式に捧げる必要がありそうだ。
もう女の宛はついている・・・。
雪姫だとかいう女で、純白の肌に長い髪の女だ。
あの女の臓器は美しいぞ・・・・・・
そう、中でも心臓だ・・・・・・
考えるだけでも素晴らしい。
あれこそまさに逸品だ。
だが、そんなことをしたら、暗黒儀式の生贄がいなくなり、私が王に食い殺されてしまう。
ここは我慢するしかあるまい。
暗黒儀式さえ完了すれば、結界の中にいる猿どもはおろか生きとし生けるものは全て死に絶えることだろう。
つまりだ、しばらくの間は、研究材料に困ることはない、ということだ。 |
白之書 |
この私の幻魔研究に、分類を加えたそれを、ここに記す。
●下等幻魔・・・幼稚な頭脳を持ち言葉をもたず、闇の中を徘徊し時折人間を喰らう。
幻魔の言葉や秩序には従い、本能的に、命令には背けない。
命を省みず、忠誠を尽くす。従順だが、習性は昆虫に近い。
●中等幻魔・・・下等幻魔より体が大きく、ようやく言葉が喋れる知能をもつ。
その行動は、野生的で凶暴。猿どもの本来の姿に似ている、という観察結果が出ている。
●高等幻魔・・・この私や、幻魔王であるフォーティンブラス様のように高い知能をもち、
多くの高度な文明を生み出す幻魔。
この私の統計では高等幻魔が幻魔界に出現する確立は、十万に一の確立でしかない。
つまり我らこそが選ばれた真の幻魔ということだ。
本来なら、高等幻魔の秘密を解剖して調べるべきだが、
高等幻魔は希少で実験材料の入手は簡単ではないのだ。
いずれこの私の脳で、その謎を確かめるとしよう。 |
幻魔黙示録 上 |
暗黒儀式とは、我らが幻魔の世界に古より伝わる神聖な儀式である。
この儀式により、幻魔は地上の人間と契約を交わす。
儀式によって契約し、生贄となる人間を得ることは幻魔界において不可欠な要素である。
暗黒儀式を行うには、儀式の地に因縁のある女が、絶望の淵にあることが必要である。
その女の頭骨を杯として、我らが幻魔王の妖力を封じ込めた生き血を、契約者が飲み干すことで成立する。 |
幻魔黙示録 下 |
我らが幻魔王は、地中の最も深くに住み、
大地が創世された時の混沌から生まれ、すべての幻魔は幻魔王より生まれ出た。
幻魔王が、白き大蛇にも似た神々しいその姿をかいまみせるのは、暗黒儀式を行う神殿だけである。
それ以外で王がどのような営みをされているのかは、盆百の者の知る所ではない。
幻魔どもよ、次のことを心に刻むのだ。
大地に住む、いかなる者は、いかなる時でも、幻魔王に刃を向けることは許されない。
幻魔王に宿る高尚な精神は、全てのものが、永久に学ぶべきものである。 |
青龍之書一巻 |
 |
青龍之書二巻 |
 |
青龍之書三巻 |
 |
青龍之書四巻 |
 |
青龍之書一二三四巻(完成後) |
 |
朱雀之書一巻 |
 |
朱雀之書二巻 |
 |
朱雀之書三巻 |
 |
朱雀之書四巻 |
 |
朱雀之書一二三四巻(完成後) |
 |
白虎之書一巻 |
 |
白虎之書二巻 |
 |
白虎之書三巻 |
 |
白虎之書四巻 |
 |
白虎之書一二三四巻(完成後) |
 |
玄武之書一巻 |
 |
玄武之書二巻 |
 |
玄武之書三巻 |
 |
玄武之書四巻 |
 |
玄武之書一二三四巻(完成後) |
 |