パラサイト・イヴ(初代)攻略 Day2 融合 FUSION - ゲーム完全限界攻略メモ置場

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Day2 融合 FUSION

パラサイト・イヴ(初代)攻略 Day2 融合 FUSIONを掲載しています。

目次

ニューヨーク市警17分署(マップ番号=3)
ダニエル「大丈夫なのか? ゆっくり休んでりゃいいものを。」
Aya『そうしたいけど、ゆうべの事件の真相は私しか知らないもの。』
ダニエル「あれから、メリッサの身辺を洗ってみたんだがな… 彼女には身寄りがない…。
特に親しい友人もなくってな… 病気がちで、いつも何かの薬を飲んでいたらしい。
オペラ関係の人間の話によればそんな状態で、よくオペラが出来ると感心されてたらしい。
夕べの事件直後、彼女のアパートも全焼したらしく、薬も通っていた病院も今のところ、不明だ。」
ニックス「で、人体自然発火ってのは本当なのか?」
Aya『正確には自然発火ではないわ。発火させられるの。』
ワーナー「どんなトリックだ? まさか超能力なんて…」
Aya『今のところ、そうとしか呼べないわ。』
ワーナー「超能力ねえ…。NEXT-FILEじゃあるましい。」
ニックス「Ayaの言うことが本当なら俺達の手に負える相手じゃないぜ。」
ダニエル「俺はAyaを信じるぜ。真相を知るのは今のところAyaだけだ。ともかく、そんなヤツが相手じゃ今の装備じゃ心もとないな。ベイカー部長に相談してみな。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=4)
ベイカー「報告書を読ませてもらった…。とても信じられるような内容ではないが現に多くの犠牲者が出た凶悪犯罪だ。
我々はこの事件の解決に全力を尽くす。君も武器管理部で装備を整えてきたまえ。
この許可証をトレース主任に渡せば力になってくれるだろう。」
ベイカー「後で戻って来い。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=5)
警官「Ayaもチョッキを装備しといたほうがいいぞ。死んでからじゃ遅いんだから。」
警官「やっと手に入った… どんなにこの日を待ったことか…。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=2)
キャシー「武器管理室? 大丈夫? 夕べの事件で頭でも打った? 下に降りてすぐじゃない!」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=1)
エディー「クリスマス・イヴだってのにこんな悲惨な事件がおきるとはなあ…」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=11)
警官「すまないね この先は担当署員以外は立ち入り禁止なんだよ。」
警官「規則なんでね。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=9)
警官「こいつらを見てると心が落ち着くよ。パトロールの後はいつもここに来て休んでいくのさ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=8)
ウェイン「よ、Aya! あいかわらず美しいねえ。」
Aya『おせじはいいのよ ウェイン。トーレス主任は?』
ウェイン「あのハゲ頭は、いねーよ。ショットガンでもランチャーでもなんでも持ってっていいぜ。」
トレース「バカ者があ!」
ウェイン「ト、トーレス主任!」
トーレス「貴様のような、ガンマニアがおるからこのアメリカから銃がなくならんのだ!
見習いの分際で、銃器にさわるなんて10年早い! おまえは、倉庫の管理担当だろうが!」
ウェイン「チッ、わかったよ…。」
Aya『トーレス主任、装備を…』
トーレス「ああ、ゆうべの事件か。たいそうな被害だったらしいな。警察も、銃火器にたよっているから犯人も銃を使うんだ。」
トーレス「警察と犯罪者のイタチごっこだよ。おまえさんのような娘には渡したくはないが…
今度の相手は化け物って話しじゃないか。丸腰で行けとも言えんな。」
トーレス「これを持って行け。これ以上、強力なものは、ワシの権限であたえるワケにはいかんぞ。」
トーレス「部長から連絡は受けている。改造許可証を出したまえ。」
トーレス「どの装備を改造するんだ?」
トーレス「これか…。そこで待っていなさい。」
トーレス「よし…。」
トーレス「いいか、銃を過信するなよ。警官といえど、銃は、護身のために所持が許可されているんだからな!」
ウェイン「トーレスには内緒だぜ。実は、『ツール』を使えば装備のチューンアップが出来るんだ。
装備のパラメータや追加効果を別の装備に移動してより強力なものにできるんだぜ。」
ウェイン「Ayaには特別にオイラがチューンアップの仕方を教えてやるぜ!」
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チューンアップアイコンの解説
装備品(武器、防具)のパラメーター、追加効果を、アイテム「ツール」を使ってつけはずしできます。
有効に組み合わせ、オリジナルの装備品を作ってください。追加効果を外した装備品はなくなってしまいます。
装備品に付けられる追加効果の数は、その装備のスロットの数で決まります。
スロットの数は、武器管理部で改造してもらうことで増やすことができます。
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ウェイン「まあ、ざっとこんな感じさ。相手はバケもんなんだろ? 強力な銃がきっと必要になるぜ。
もちろん、いくら強力な銃だって弾がなけりゃ役に立ちゃしねえから必ずクラブを持ち歩いたほうがいいぜ。いざっていう時のためにな!」
ウェイン「さあ、邪魔なものはオイラに預けていっちまいな。」
ウェイン「おいおい、疲れてんじゃねーか? ガラクタは、持ってないぜ。」

トーレス「改造許可証は持って来たのか?」
トーレス「装備の改造は、部長からの『改造許可証』がなければ、おこなえん。例外は一切認めんぞ。」

ウェイン「よ、Aya! なにか預けるかい?」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=2)
Aya『どうしたの? 迷子になったのかな?』
男の子「…。」
ダニエル「どうしたんだ、ベン!?」
ベン「パパ!」
Aya『この子がベンね。』
ダニエル「Ayaだ、ベン。で、どうしたんだ急に?」
ベン「これ…」
ダニエル「ああ、約束してたコンサートのチケットか…。
悪いな、パパ今日も忙しいんだ。昨日の事件がかたづいてなくてな。事件が終わったらきっと…」
ベン「…もう、いいよ!」
ダニエル「ベン!」
ダニエル「…やっぱり子供には母親が必要なのか…。」
Aya『そうとは限らないわ。私だって子供の頃、母を事故で失って以来父が一人で育ててくれた… 父には感謝しているわ。』
ダニエル「あいつの母親はまだ生きてるんだ…。」

キャシー「ベンが来てたでしょ。ダニエルは、1年ほど前に奥さんと別れたの。Ayaがここに来る前ね。」
キャシー「ダニエルは、男の子には父親が必要だって主張してね。ベンの養育権をロレーン…当時の奥さんと争ったのよ。」
キャシー「でも警官でしょ? メイドまかせで、なかなか相手をする時間を持てないんじゃないかしら…。」
キャシー「そうそう、ベイカー部長が探してたわよ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=4)
Aya『失礼します。』
Aya『ベイカー部長 およびですか?』
ベイカー『Aya これから記者会見がある。君にも出席してもらうぞ。』
Aya『私がですか?』
ベイカー「そうだ、君が昨夜の事件の生き残りで、しかも警官というのはテレビ放送で周知の事実だからな。」
Aya『わかりました。』
ベイカー「ただし、君は私の質問に答えるだけでいい。相手はマスコミだ。こちらの都合が悪い事を見つければこれみよがしに、たたいてくる。
君自信が疑われる事にもなりかねん。私がうまく誘導するから、君はそれに関する事のみ答えればいい。」
Aya『はい…。』
ベイカー「時間だ。会見場に向かうぞ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=6)
記者「つまり、クリスマス・イヴを狙ったテロ事件だったと?」
ベイカー「わが署ではそう見ています。」
記者「劇場に入ろうとした警官や消防士が発火したというのは?」
Aya『それは…』
ベイカー「それは引火性の強い特殊な化学薬品が使われたためです。」
記者「質問です。」
記者「そこにいるブレア刑事は劇場から、無傷で生還しています。その理由については?」
ベイカー「それは、彼女が警官として訓練されていて、冷静な判断力を持って行動した結果です。」
レポーター「私は彼女に聞いているのです!」
ベイカー「彼女は…」
Aya『私のミトコンドリアは突然変異だと言っていました。』
ベイカー「Aya!」
レポーター「ミト…コンドリアですか? 誰がです?」
Aya『メリッサ… いいえ、Eveと名乗りました。』
レポーター「主演女優のメリッサは火事で死亡したと発表されていますが!?」
Aya『メリッサは死にました。彼女は肉体をEveと名乗る何かに乗っ取られたのです。』
記者「Eveとは何なんですか!? まさか、異星人なんて言わないでしょうね!」
ベイカー「せいしゅくに! 彼女は疲れています。詳細に関しては現在調査中という事で…」
ベイカー「今回の記者会見はここまでにさせていただく!」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=4)
ベイカー「Aya、なぜ勝手に発言した!」
Aya『事実だからです。』
ベイカー「それは昨夜の報告でも聞いた! だが、そんな事を信じる人間がどこにいる!? マスコミを始め、市民を混乱に落としいれるだけだぞ!」
ダニエル「部長、Ayaは…」
ベイカー「用件は…? …何? じゃあこっちに回してくれ。」
ベイカー「もしもし、何!? ミート? もっとハッキリ発音してくれ! ああ…何? ああ…わかった。」
ベイカー「発音が悪いんでよく聞きとれなかったが、日本の科学者らしい。ミートなんとかって怒鳴ってた。こっちに来るとか言ってたが…」
ダニエル「ミート…?」
Aya『ミトコンドリア…じゃないですか?』
ニックス「ミトコンドリアってあの細胞の中で酸素からエネルギーを作り出すヤツかい?」
ダニエル「そんな事、習った気もするな。」
Aya『Eveも言ってたわ…。』
Aya『ミトコンドリアが解放される日がやって来たと…』
ニックス「ミトコンドリアか…数日前新聞に博物館の研究員が新説を発表したとかって記事が出てたよ。」
ダニエル「部長、Ayaを連れてその研究員に話を聞いてきてもいいですか?」
ベイカー「行ってきてくれ。マスコミも騒ぎ出すだろうし さっきの電話も気になる。」
ダニエル「わかりました。行くぞ、Aya!」
ニックス「その研究員と話せばなにかつかめるかもしれんぞ。」
ベイカー「なにをもたもたしている! 早く聞き込みに行くんだ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=3)
ダニエル「俺は車をまわしてくるからAyaは表に出ててくれ。」
パトカーでの会話
ダニエル「行く先は自然史博物館だ。研究員の名はハンス・クランプ。博士号も持っているらしい。」
Aya『クランプ博士ね。専門は何なの?』
ダニエル「こないだの新聞ではミトコンドリアの新説だったが遺伝子関係全般の権威らしい。」
Aya『博士号を持っていながら、博物館勤務なんて、めずらしいわね。』
ダニエル「何でも、相当な人間嫌いで人と関わり合って研究の時間がさかれるのが嫌らしい。」
Aya『一筋縄でいきそうもないわね。』
ダニエル「しかし、おまえの気持ちもわかるが、少し気をつけた方がいい。」
Aya『記者会見の事?』
ダニエル「ああ。」
Aya『ダニエルこそ部長にあそこまで気を使わなくても。同期だったんでしょ?』
ダニエル「昔はな…。今じゃ上司さ。」
アメリカ自然史博物館(マップ番号=1)
ダニエル「博物館なんて、久しぶりだな。」
ダニエル「大恐竜展か…。ガキの頃は、こんなのが大好きだったな」
ダニエル「…しまった。今日は休館日じゃねえか!」
ダニエル「まあ、聞いてみるか…。」
ダニエル「やあ、寒いのに大変だな。」
警備員「お前さんもな。」
ダニエル「NY市警だがクランプ博士はおられるかな?」
警備員「博士なら今日も研究さ。休館日だってのに、ほんとによくやっとるよ。」
警備員「何か、あったのかい?」
ダニエル「いや、ちょっと話を聞きにきただけさ。」
Aya『ありがとう。』

・全体MAPに行こうとした場合
Aya(ダニエルを置いていくわけには…)
アメリカ自然史博物館(マップ番号=2)
ダニエル「博物館てとこも、人がいないとなんだか気味が悪いな…。」
警備員「博士は、2階の研究室だ。」
警備員「この数週間、特に忙しそうにされとる。」
ダニエル「すまないな。」
警備員「そうだ。すまんが、記帳していってくれんか? 休みの日の決まりでな。」
ダニエル「Aya、頼む。」
Aya『わかったわ。』
警備員「ノートは、そこのカウンターだ。すまないね。」
Aya『名前だけでいいの?』
警備員「ああ、十分だよ。」
警備員「博士は、本当に研究熱心な方だよ。ウチの息子も、あのくらい勉強をやってくれるといいんだが…。」
警備員「…もう日が暮れるな。今日はいつもより暖かかったが夜はそのぶん冷え込みそうだ。お前さんも、風邪には気をつけてな。」
アメリカ自然史博物館(マップ番号=3)
ダニエル「Aya!」
ダニエル「ここが研究室らしい。」
ダニエル「お、開いてるじゃないか。…とりあえず入ってみよう。」
アメリカ自然史博物館(マップ番号=4)
ダニエル「いるじゃないか…。クランプ博士!」
ダニエル「…博士っ!!」
クランプ「聞こえているよ。さっきから騒々しい。」
Aya『NY市警です。お話をうかがいたくて…。』
Aya『博士。我々は、昨日起こった事件の手がかりを探しています。』
クランプ「…一体、何のようだね?」
クランプ「……!!」
Aya(…ま、また…)
Aya(この男…! 私…知ってる…?)
ダニエル「どうした? …大丈夫か?」
Aya『え、ええ。』
ダニエル「ミトコンドリア…について聞かせてほしくってな」
クランプ「…NY市警が、なぜミトコンドリアなどに興味を?」
Aya『昨夜起きた事件の犯人が”ミトコンドリアが解放される日”…と言ったのです。』
ダニエル「その犯人は…周囲の人間を手も触れずに、燃やした…。」
ダニエル「そして…、化け物の様な姿になって…逃走しやがった。」
Aya『我々は、犯人の言い残した”ミトコンドリア”に手がかりをもとめお話をうかがいに来たんです。』
クランプ「…君たちは…ミトコンドリアというものが本当はどういう存在なのか…理解していないだろう。」
クランプ「ミトコンドリアは、生物の体内にありながら、独自の遺伝子を持つ存在なのだよ。」
Aya『…独自の…? 別の生物ということですか?』
クランプ「その通り。」
ダニエル「…寄生虫みたいだな。」
クランプ「…パラサイト…だと? ずいぶんな言い方だな! 我々は、ミトコンドリアなしでは生きていけないのだぞ?
ミトコンドリアがエネルギーを作り出してくれるからこそ! 我々は生きていけるのだ。」
クランプ「例えば、我々の脳だ。脳の活動は、神経の伝達によって行われているか、伝達そのものは一種の電気の流れだ。」
クランプ「その電気すらもミトコンドリアが与えてくれるのだ。計算上、1平方cmあたり20万ボルトの電圧を起こすことが可能だ。
電気だけではない。直接熱エネルギーを発生することも可能なのだよ!」
Aya『…熱…?』
ダニエル「じゃ、夕べの発火は…!」
クランプ「……。」
クランプ「…人が燃え、溶けるには1600度以上の高温を必要とする。ミトコンドリアは、細胞の1つ1つに数百は存在している。
もし、全身のミトコンドリアがいっせいに活動を始めたら… 損失を補っても余りある程のエネルギー生産が可能だろう。人を燃やすくらい、たやすいことだ。」
Aya『…ミトコンドリアが…発火させたと…?』
ダニエル「…博士。確かに、俺達はミトコンドリアなしには生きていけないのかも知れない。だが、しょせん、俺達に利用されるだけの存在じゃないか。」
クランプ「…見解の違いだな。知らないだろうが、ミトコンドリアは生物の成長や老化も制御しているのだよ。
例えば、この手だ。生まれる前、手の部分はただの肉のかたまりだ。だが、指の間に相当する細胞が自ら死ぬことで、別れた指になり手が形作られるのだ。
我々を構成している細胞は、不要になると死を選択するシグナルを受け、自殺する機能を持っているのだよ。」
クランプ「この細胞の自殺を決定するシグナルは、ミトコンドリア内部から発せられるのだ。これによって、細胞の核の遺伝子は切断され、死に至るのだ。」
クランプ「老化にしてもそうだ。ミトコンドリアは、我々の細胞の10倍ものスピードで突然変異を起こす。この変異は、機能に障害を持った異常なミトコンドリアも生む。
異常なミトコンドリアが増えるとエネルギー生成効率が低下する…。これを老化と呼ぶのだ。」
クランプ「どうだね? これでも我々の方が優位と言えるのかね?」
ダニエル「だ…だが、ミトコンドリアが自ら意志をもって、やっているわけじゃないだろう。」
クランプ「…ミトコンドリアは、我々の細胞の10倍のスピードで、突然変異を起こすと言ったが…これは、10倍のスピードで進化しているとも言えるのだよ。」
クランプ「生物が誕生してから10億年の間ミトコンドリアは、このスピードで、進化し続けてきた。…我々の理解を超えた能力を備えていても何ら不思議ではない。」
ダニエル「くっ…。」
クランプ「面白い事実を教えてあげよう。様々な人種の人間から、ミトコンドリアの変異の割合を調べ、人類の祖先を特定しようとした学者がいた。
1987年に発表された説によるとすべての人類は、アフリカのたった一人の女性に行き着くという…。
つまり人類の祖先は、アフリカで誕生し全世界へ広がっていったということだ。ミトコンドリアと共にな…。
フフッ、そのルーツの呼称を知っているかね…? ”ミトコンドリア・イヴ”という素晴らしいネーミングだと思わんか?」
Aya『…Eve!?』
Aya『…昨日の犯人も…Eveと名乗りました。』
クランプ「…何? 名乗った!?」
ダニエル「…? 博士、何か知っているのか? 何でもいい、教えてくれないか!?」
クランプ「…。残念だが、私が言える事は以上だ。すまないが、帰ってくれないか? 研究の邪魔になるんでね!」
ダニエル「ど…、どういうことだ!? 急に!」
Aya『…行きましょう ダニエル…。』
ダニエル「クッ…。」
パトカーでの会話
ダニエル「なんだ、あの野郎!? 突然、怒りだしやがって。ああいうヤツは、どうも好かねえぜ。」
Aya『…。』
Aya(あの男…どこかで…。)
ダニエル「ダニエルだ。え…何!? わかった、すぐ戻る!」
ダニエル「事件に進展があったらしい!」
Aya『なんですって!?』
ダニエル「至急、署に戻れとの事だ! 飛ばすぞ、Aya!」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=1)
エディー「どうだいAya、捜査に進展はあったかね? 早く犯人を捕まえてくれよ。そんなやつが街をうろついてると思うと恐くて外を歩けんからな。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=2)
キャシー「さっきから署内が慌ただしいのよ。またなにかあったのかしら。」
ダニエル「会議が始まるぜ。さあ、入った、入った。」

・会議室で会話後
キャシー「えっ、セントラル・パークで? また夕べのような惨事が起きなければいいけど…。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=3)
ニックス「事件に進展があったようだな。会議室で緊急会議だそうだ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=9)
警官「こいつはもう今年で引退なんだ…。長い間よくがんばってくれたよ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=6)
ベイカー「オペラ歌手メリッサのソロ・コンサートが、本日行われる予定だった。
しかし彼女は昨夜の事件を起こし失踪。主催者側が、コンサートの中止告知をうっていたにも関わらず、
会場には多くの観客が集まっている。昨夜のような惨劇だけは絶対に阻止せねばならない!」
ベイカー「コンサート会場はセントラル・パークの野外音楽堂だ!」
ダニエル「セントラル・パーク!?」
Aya『どうしたの、ダニエル?』
ダニエル「ベンと…ロレーンが行ったコンサートだ!」
Aya『なんですって!?』
ベイカー「ダニエル! まだ会議中だぞ!」
ダニエル「やかましい、ベイカー! 息子の命が、かかってるんだ!」
ベイカー「ダニエル…。」
ベイカー「Aya…」
ベイカー「ダニエルのサポートを頼む…!」
Aya『はい!』
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=4)
ウェイン「いつになったら、オイラに改造をやらせてくれんだよ…。オイラは倉庫番するために、武器管理部に配属を志願したんじゃねーんだぜ…。」
トーレス「バカ者が…! 銃をオモチャのようにしか考えていないおまえに、銃の扱いを任せられるか!」
ウェイン「オイラがいじりゃあんたより、強力にできる自信はあるぜ…!」
トーレス「バカ者! 銃は強力なら良いというワケではないッ! 安全である事を、第一に考慮せねばならんのだ!」
ウェイン「クソッ、この頑固ジジイが!」

ウェイン「ああ、じれってえ…! このオイラの手にかかりゃあメチャクチャ強力な銃に改造してやれるのによ…!」

トーレス「すまんな、Aya。驚かせてしまって…。だが、おまえも銃の使用にはじゅうぶんすぎるくらいの用心が必要だぞ…!」
カーネギーホール(マップ番号=1)/全体MAPから移動後
警官「せっかくのクリスマスからニューイヤーまで、こんな事件が起きるなんてな…。こんなに働くのは、警官かワーカホリックくらいさ。」
警官「あんた…、17分署のAya・ブレアだろ…? 発火事件で、生き残ったっていう…。」
警官「ここは、封鎖中だ。関係者以外は入れないぜ。」
パトカーでの会話
ダニエル「メリッサ、いや、Eveのヤツ 何が目的なんだ!?」
Aya『オペラ座といい、今回といい 大勢の観客が目的みたいだけど…。』
ダニエル「くっそう! よりによって、ベンが巻き込まれちまうなんて…!!」
Aya『急ぎましょう!』
ダニエル「無事でいてくれよ! ベンッ…!」
セントラル・パーク(マップ番号=1)
ダニエル「ベーーンッ!」
Aya『待って、ダニエル!』
ダニエル「ベンが中にいるんだ!」
ダニエル「うおッ!?」
Aya『ダニエル!』
ダニエル「くそうッ! 燃えたって、かまうもんか…!」
Aya『私が行くわ…。』
ダニエル「俺には、ベンしかいないんだ! あいつだけが…! 俺の…家族なんだ…。」
ダニエル「ちっくしょう…! 炎が、なんだっていうんだ…!」
Aya『発火しないのは…今のところ、私だけだもの…!』
ダニエル「し、しかし…!」
Aya『ベンには、ダニエルが必要なのよ。もし、あなたが死んだら…。』
ダニエル「…すまない! すまない、Aya…! ベンを…頼む…!」
Aya『ロレーンもね!』
ダニエル「Aya! ベンは!? ベンは、もう…」
Aya『心配しないで、必ず助け出すわ…!』
ワーナー「ほ、本当に発火した…。一体、中はどうなっているんだ!?」
ワーナー「ダニエルの制止も聞かず飛び込んで行ったハリーが…」
Aya(息がない…。このままじゃ…、被害が拡大するばかりだわ…。)
セントラル・パーク(マップ番号=6)
Aya(やはり、Eveが…。)
セントラル・パーク(マップ番号=7)
・看板を調べたあと
熱帯雨林には多種多様な蛇が生息します。中には、猛毒を持っている種類もいます。
南アメリカの巨大ミミズも、熱帯雨林の環境に必要な生物です。
ブラウンモンキーは熱帯雨林の愉快な仲間です!
セントラル・パーク(マップ番号=11)
Aya(動物達がいない…。やはり、Eveに…。)
セントラル・パーク(マップ番号=14)
Eve「ようこそ… 我が同胞達…。」
Eve「今宵は、我々にとってこの数億年で、もっとも記念すべき聖夜となる…。」
Eve「そう…、再び自由になれる時が訪れたのだ…。我々の宿主達は我々が進化をあきらめていると思っていた…。
だが、今宵から我々ミトコンドリアが宿主であった核を支配するのだ…!」
Aya(ひ…、ひどい…。なぜ…、なぜ、こんな…!)
セントラル・パーク(マップ番号=15)
Aya『観客達に、一体何をしたの…!?』
Eve「また、おまえか…。だが、おそかったな、フッ…。」
Aya『ま、待ちなさい!』
セントラル・パーク(マップ番号=31)
Aya『ま、待ちなさい! なぜ、あんな事を…!』
Eve「まだ…、理解出来ぬか? 知りたければ、乗るがいい…。私もおまえに…、聞きたい事がある…。」

Eve「なぜだ… なぜ、人間の側につく?」
Aya『当然よ。私は、人間だもの。』
Eve「この私よりも…赤の他人の方につくというのか?」
Aya『え…?』

・Eve撃破後
Eve「どうやら、おまえは、まだ私が誰か気付いていないようだな…。」
Eve「おまえが気付いていなくてもおまえのミトコンドリアはよく覚えているはず… だからこそ、おまえもあの劇場に引き寄せられたのだ…。」
Aya『な、何を言っているの…。』
Eve「教えてやろう。言葉ではなく… おまえのミトコンドリアに直接…。」
Aya『や、やめ…て…!』
Eve「おまえ自身、理解出来なくともおまえのミトコンドリアならばわかるはず…。私とおまえは、もとは…」
Aya『…!!』
セントラル・パーク(マップ番号=1)/Eve撃破後
ダニエル「Aya! Ayaッ、返事をしろ!」
ベン「パパ!?」
ダニエル「ベン! 無事だったのか!?」
ベン「ママと来たんだけど…」
ダニエル「ママは、ママはどうしたんだ!?」
ベン「ぼく… パパと…、ママと一緒に… 三人でクリスマスをすごしたかったんだ…」
ダニエル「…そうか。それでパパをむかえに…」
ベン「でも…、ママが… ママが…変になっちゃって…」
ダニエル「ロレーンが…変に!?」
ベン「ボク…、ステージに近づいたら気持ち悪くなっちゃって…
ママに、帰りたいって言ったんだけど…ママじゃないみたいになって…ステージに行っちゃったんだ…。他の人たちも…みんな…」
ダニエル「ロレーンが…」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=3)
ベイカー「セントラル・パークでの被害者は、劇場での数をはるかに上回る。
これ以上、市民をまきぞえにするわけにはいかん…。市民を全員、マンハッタン島の外に避難させることになった。さいわい、クリスマス休暇で市民は少ない。」
ワーナー「我々は、どうするんですか?」
ベイカー「もちろん残ってEve包囲網をかためる。」
ニックス「軍の仕事じゃないんですか?」
ベイカー「そうなる前に、なんとかするのが、ニューヨーク市警のつとめだろう。」
ダニエル「Ayaから連絡は!?」
ダニエル「なしか…! Ayaのヤツ、一体どこへ消えちまったんだ!」
ベイカー「ダニエル、おまえも市民避難の誘導をするんだ。」
ダニエル「今のところヤツに立ち向かえるのはAyaしかいないんですよ! 俺はAyaを探します!」
ニックス「いいんですか? 部長…。」
ベイカー「あいつもロレーンを失った…。Ayaは、あいつにまかせよう。みんなは、市民を誘導してくれ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=7)
ベン「パパ!」
ダニエル「すまない、ベン。Ayaがいなくなっちまったんだ。」
ベン「あの、おねえちゃん?」
ダニエル「ああ、ママをおかしくしたヤツに立ち向かえるのはAyaだけなんだ…!」
ダニエル「キャシー、すまないがベンをたのむ。」
キャシー「ベンのことは私に任せて。」
ベン「パパ…!」
キャシー「さ、一緒に待ちましょう。ベン、犬が大好きだって言ってたでしょ? NY一の警察犬を紹介するわ。」
ニューヨーク市警17分署(マップ番号=9)
キャシー「この子に犬を見せたいんだけどいいかしら?」
警官「ああ、いいとも。今フェンスを開けるよ。」
警官「おまえにお客さんだよ。」
キャシー「シーバよ。」
警官「ハハ、シーバは君のことが気に入ったようだな。」
ベン「アハハ、くすぐったいよ。」
ソーホー近くの道路
警官A「何度言ったらわかるんだ! 市民は全員退避中なんだぞ! ここは閉鎖中で、ネコの子1匹入れんのだ!」
日本人「だから、何度もいってるじゃないか! 連絡はしてあるんです!」
警官A「何!?」
日本人「まいったな…。化学の用語とは、勝手がちがう…。」
警官B「Hey, Are you Chinese?」
日本人「ノ、No! I am Japanese!」
警官B「ナンダ、ニホンジンデスカ。」
日本人「Oh! can you speak Japanese?」
警官B「チョトダケネ。アナタ、ダレデスカ?」
日本人「I am Kunihiko Maeda. Japanese… え、えーと…」
警官A「辞書なんか、見やがって! 満足にしゃべれないなら、国外に出ないでおとなしくしてろってんだ!」
警官A「…うッ!」
警官C「ほら見ろ。あんまり興奮すると、心臓に悪いぜ。」
警官A「うう…! 熱い…!」
警官A「うぐああ…ッ!!」
前田「今のうちですね。」
前田「人体自然発火… やはり、間違いない。」
ソーホー(マップ番号=1)
・幻覚時
Aya(…?)
Aya(ここは…?)
Aya(病院…?)

・幻覚後
前田「あ、き、気がつきましたか?」
Aya『あなたは?』
前田「クニヒコ・マエダ。日本から来た科学者です。」
ダニエル「そいつが、おまえを見つけたんだぜ。」
Aya『ダニエル!』
ダニエル「外は警官以外、人っ子一人いやしねえ。あの、やかましいニューヨークがまるでゴーストタウンだ。」
Aya『そう! Eveは!? セントラル・パークの人達は…!』
ダニエル「ベンは無事だったが…消えちまったよ…。観客全員…。」
Aya『…。』
前田「消えた? 発火したのではなくて?」
Aya『スライムのように液状化したのよ。そしてひとつに溶け合って…』
ダニエル「…。」
前田「日本では…見られなかった現象だ…。」
Aya『日本?』
前田「数年前、日本でも同じような事件が起きたんです。今回ほどスケールは、大きくないですがね。」
Aya『何ですって!?』
ダニエル「おい、詳しく聞かせろ!」
前田「事の発端は、ある科学者夫人の自動車事故でした。
夫人を深く愛していたその科学者は彼女の肝細胞を培養する事で彼女を生かし続けようとしたんです。
その科学者は、その細胞にEveと名付けました。」
Aya『Eve!?』
前田「その肝細胞は増殖し、夫人そのものいや、彼女のミトコンドリアが支配する肉体となったのです。」
Aya『…!!』
前田「科学者の精子を得た彼女は完全なるミトコンドリア生命体を誕生させようとしました。」
Aya『完全なる…ミトコンドリア!?』
前田「しかし、肝細胞から増殖した”彼女”は、その肉体を維持する事が出来なかったのです。
そこで彼女は、夫人を事故死させる前にあらかじめ臓器移植バンクに登録しておいた…。」
前田「その結果、事故の後、彼女の腎臓はある少女に移植されたのです。そして彼女は、その少女に受精卵を植え付け、完全体を出産させた…。
私はこの事件に興味を持ちその科学者のいた研究室に入り色々と研究を続けていたんです。」
前田「そして、こちらでの事件を知り飛んできたというわけです。」
ダニエル「日本での事件といい今回の事といい… 一体、何が起こってやがるんだ!?」
前田「さあ、そこまでは私にも…」
Aya『…。』
ダニエル「…Aya。おまえ体の方は、何ともないのか?」
Aya『え? ええ…』
ダニエル「倒れてたって聞いた時には驚いたぜ。まさか、あの化け物にやられちまったのかってな。」
Aya『Eveに触れた時…何かが、私の中で…』
前田「発火させられそうになったんですね?」
ダニエル「いや、それが…Ayaだけは…大丈夫なんだ。」
前田「何ですって!?」
前田「…どういう事なんでしょう?」
Aya『私も…化け物かも知れない。』
ダニエル「な、何て事言うんだ Aya!?」
Aya『もしかしたら、私があなた達を殺してしまうかも知れない…。』
ダニエル「何言ってるんだ。そんなことあるわけ…」
Aya『お願い、自分でもわからないの! 私と一緒にいないで…!!』
ダニエル「Aya…。」
Aya『お願い…。』
前田「…わかりました。」
ダニエル「お、おい!」
Aya『お願い、ダニエル…。私が化け物でも…あなたを…殺したくない…。』
ダニエル「おまえは…化け物なんかじゃない…。」
ダニエル「俺の相棒の警官 Aya・ブレアだ…! 俺が…保証する…。」
Aya『…。』
Aya(Eveが私に触れたあの時… あの感じは… Maya…? でもMayaは、母と一緒に事故で死んだはず… そんな…、まさか…)




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