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メモの内容(文章)

サイレントヒル3攻略で入手できるメモの内容(文章)を記載しています。

目次

ファイル名称
内容
電車事故の新聞
ヘーゼルストリート駅で人身事故
4日深夜11時ごろ、ヘーゼルストリート駅で列車を待っていた男性がホームより線路上に転落し、進入してきたセントレナータカレッジ駅行の電車にはねられ、即死した。
警察は事故と自殺の両面での調査を進めているが、目撃者の証言によると酔っていた様子もなく、自分からホームへ飛び込んだように見えたとのことで、自殺の可能性が高いと見ている。
なお、男性の身元は未だ不明である。
年齢40才前後、身長180センチ、黒いジャケットを着用していた。
オカルト雑誌
自殺や事故死によって急死した人の霊魂は、その自分の死を認識できず、その場にとどまって地縛霊となることがある。
地縛霊は人としての意識や記憶を失い、死んだときの痛みや悲しみだけを幾度も幾度も追体験する。
そして時には、その苦しみのあまり人に救いを求め、あるいはその生を妬み憎しみ、同じ苦しみを味あわせようと、生きている人間を引きずり込む。
『自殺の名所』『事故多発地域』と呼ばれるような場所も、これが原因になっていることが多い。
貴方もそういった事件があった場所に近づくときは、気をつけた方が良い。
特に、その事件が起きた日や時間には。
貴方もそれになりたいのでなければ……。
水の中の怪物について
水の中に怪物がいる
奴に仲間が二人も殺された
下水道にはワニが住んでいるって冗談を言おうってんじゃない
真面目な話だ
でも誰も信じてくれない
二人は酔って足を滑らせた?
俺たちはそこまでバカじゃない
確かに怪物なんてふざけてるとは思う
他の何かなんだろうと思う
だけど何かいるのだけは確かだ
俺はこれから奴を倒しにいく
このノートがそのまま残っていたらこれが俺の遺書だと思って欲しい
復讐だなんてくだらない
これを読んだ奴は思うかもしれない
でもホセもハイメも俺の大事な友達だったんだ
ただどうやって倒すかが問題だ
水の中にいるせいで拳銃はきかない
得意のナイフを振っても届きゃしない
手榴弾でも手に入れば助かるんだが……
童話、始まり
むかしむかし、ある町の門に怪物が住みつきました。
とてもこわく、とても悪い怪物です。
人をつかまえては、むしゃむしゃと食べてしまうのです。
町に住んでいる人は怪物がこわくて、だれも町の門には近づけません。
町の外に出られなくて、とてもこまりました。
それを聞いた王さまは、きしたちに命令を出しました。
きしたちは、はりきって怪物をたおしに行きました。
『えいっ、やぁっ』
ところがたいへん、怪物はけんできっても、やりでついても死にません。
そしてきしたちは馬ごと、怪物にぱくぱくと食べられてしまいました。
王さまはとても困りました。
こまってこまって、うーん、とうなり声をあげるけどどうしたらいいかわかりません。
そこへ神さまに仕える巫女さまがやってきました。
とてもやさしく、とても良い人です。
王さまは巫女さまに怪物を倒してくれるよう、たのみました。
童話、続き
巫女さまは王さまの願いを聞いて町の門へとむかいます。
やさしい巫女さまは何とか怪物を死なせたくなかったので説得してしようと思いました。
『うるさい、だまれ。食ってしまうぞ』
だけど、怪物は巫女さまの話を聞こうとはしません。
それでも巫女さまは怪物に話しかけるのをやめません。
『人を食べるのはいけないことです』
それを聞いた怪物は怒って、巫女さまにおそいかかり、なんと、巫女さまを殺してしまいました。
童話、終わり
王さまも町の人もやさしい巫女さまの死んだことになみだをながしました。
あんまりみんなが泣くのを、かわいそうに思った神さまは巫女さまを奇跡の力で助けました。
朝起きるように、巫女さまは目をさましたのです。
『ばかな奴だ、また死にたいのか』
『いいえ、死ぬのはあなたです』
巫女さまは今度は怪物を殺すためにやってきたのです。
やさしいやさしい巫女さまにとって、それはかなしいことです。
でも仕方ありません。
『けんもやりもやくたたずだ。 ゆみもてっぽうもはねかえすぞ』
おれは殺されないぞと、怪物はわらいます。
でも巫女さまはけんもゆみやも使いません。
ただ一言、じゅもんをとなえました。
『トゥ・フィ・エゴ・エリス』
すると何ということでしょう。
怪物は大きな、くるしそうなひめいをあげると死んで、消えてしまいました。
おかげで町の人たちは、また門を使えるようになりました。
だれもが、その巫女さまにたいそうかんしゃしたということです。
めでたしめでたし。
落ちていた写真
人の命は富へと変わる
人の命は富へと変わる
かつては一袋の銀貨に今は本の中の数字にされど命に買値は存在しない
それを人は知っているだろうか?
画廊の絵
炎は全てを浄化する
その跡に、人は楽園へと至る道を見出すだろう
サイレントヒル観光案内
サイレントヒルへようこそ!
湖をのぞむ静かなリゾートタウン、サイレントヒル。
皆様のこの町への来訪を歓迎します。
騒がしく忙しい日々は忘れて、ゆっくりと休暇をお楽しみください。
落ち着きある素朴な町並み。
自然あふれる山々の景観。
そして早朝、昼間、夕暮れと時間の変化と共に、幾つもの美しさを見せる湖。
サイレントヒルは、きっと皆様に深い感動と、安らぎを与えることでしょう。
この町での滞在が楽しく充実したものになることを、最高に思い出深いものになることを願っております。
編集者:ロジャー・ウィドマーク
レナードとスタンレーについて
レナード・ウルフ
S12号室に収容。
軽い幻聴や幻覚、感情の不安定さ、思考の固執などの症状が見られ、軽度の精神分裂病と思われる。
引き続き観察を行う。

基本的には穏和で協調的な性格であり、正義感が強い。
ただし、極度に興奮した場合、異常に暴力的になるとの報告もある。

スタンレー・コールマン
S07号室に収容。
平常時は消極的であり臆病で、かつ、自己中心的な性格である。
時折、特定女性に対しての偏執的な執着、及び、それに伴う行動を見せる。
これが元で暴行事件なども起こしているので、注意が必要である。
死体についてのメモ
身元不明。名前、年齢共に不明。入院患者ではない。
当病院敷地内で心神喪失の状態で見つかったものを、院長の判断により、一時的にM4号室へ収監していた。
本日深夜、頸動脈切断による失血死。
右手に本人の所有物と思われる包丁を握っていた。
頸部の傷はこれが原因と推定できる。
しかし、自殺とも思われる状況だが、傷口の角度など不審な点があり、詳しい調査のために、2階処置室へ移送。
なお、同室の患者からはこの事件に関する一切の目撃証言は取れていない。
警察へは連絡せず。
ただし、後に必要になった場合に備え、M4号室の被害者の寝ていたベッドや持ち物はそのままにしておくこと。
死体の入れ墨
始まりの時間は私の鍵である
希望の家の記事
絶望を育む「希望の家」
サイレントヒル郊外にある児童養護施設「希望の家」。
しかし、その名前と裏腹にそこで行われているのは、子供達への虐待と洗脳である。
この「希望の家」を運営しているのは「4S」と呼ばれる慈善事業団体”Silent Hill Smile Support Society”である。
確かに、”身寄りの無い子供達を預かり、育てる”のは立派な慈善事業であると誰もが認めるところだ。
しかし、その真の姿が邪教集団で、子供達に施すのは正当な教育ではなく、彼らの歪んだ教義であるとしたら、どうだろうか?
この「希望の家」の近くに住むスミスさん(仮名)は、こう語る。
「施設の方から夜、奇妙な祈り声や(子供達の)悲鳴が聞こえてくることがある。
私も一度、そのことで抗議に行ったが追い返されてしまった。……今? 今も変わらない」
私もまた、この「希望の家」に真実を確かめるために、取材を行おうとしたが拒否されている。
何も返事はもらえず、一枚の写真も許されなかった。
取材に行った際、「希望の家」の近くで、私は怪しいコンクリートの円筒形の建物を見かけた。
この建物もまた、施設の一部であると言う。
だが、それが何なのか、私の聞き込みに答えられる人は誰もいなかった。
それが、ただの児童養護施設に必要なものとは思えない。
そこは彼らにとって監獄であり、教会なのかもしれない。
「希望の家」を運営する真の団体であるこのカルト宗教は、独自の名前はなく、地元ではただ「教団」と呼ばれている。
古くからサイレントヒルに根付いている宗教だが、一部に選民思想的な過激な信仰が伺える危険な面も持ち合わせている。
私は引き続き、この「希望の家」と教団について調査していくつもりである。
”真実を人々に”、そして子供達には明るく正しき道を示すのが我々の義務と、私は信じている。
ジョセフ・シュライバー
棚の裏の写真
スタンレーの日記(面会室)
この日がやっと来た。
そう、私と君とが出会う日だ。
この薄暗い牢獄の中で、いつも君を思っていた。
今日になるまで私は君の名前も君の顔も知らなかった。
でも、わかるんだ。
君は私が待っていた人だと。
君もそうだろう?
君も私を待っていた。
だから君は私を救いに来てくれたんだ。
ああ、愛しているよ、ヘザー。
この出会いを、この永遠の愛の始まりを記念して私の大切な人形を君にあげたいと思う。
ああ、君が喜んでいる姿が目に見えるようだ。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(病室C4)
組織が私をここに閉じ込めたんだ。
私の心を壊して、あのことを忘れさせるために。
だが狂った奴らと一緒に閉じ込められていても、私はいつまでも正常のままだ。
接着剤で壁に貼り付けてどうする?
そんなことをしても無価値だ
何故って?
あれではがせるじゃないか、醜悪な女どもが性懲りもなく使っているあれで。
全ては意味を持たなくては存在する意味がない。
君が私のために存在しているように。
でも、君は何で僕の人形を持っていかないんだ?
照れているのだろうか……
可愛いよ、ヘザー。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(東廊下)
君はまだ自分の本当の気持ちに気付いていないのかもしれない。
でも無意識ではわかっているんだ。
だから君は私に近づこうと努力している。
それは美徳だ、楽園に至る道だ。
もし鍵がかかっていたら開ければいい。
監獄への扉を開けるための合言葉で。
医者の……名前は忘れた。
とにかくあのバカ医者が貼っていた。
あいつこそ、こっちにいるべきなんだ。
だって4つの数字を書くだけで済むことなのに無駄が過ぎるじゃないか。
でも惜しいなかな。
私はそっちにはいない。
じらしているのか?
待ちこがれているのに、君はひどい人だ。
だけど愛しいよ、ヘザー。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(M4)
そこの散らかったベッドは入れ墨野郎がいた。
今はいないけど。
だからその目覚まし時計も薄汚いカバンも彼のものだ。
ああ、勘違いしないで欲しい。
私は何もやっていない。
あれは嫌いじゃなかった。
嘘つきだったけれど。
そうだ私も書くことにしようか?
この胸に。
この心を切り開いて見せられない、その代わりに。
『アイ・ラブ・ヘザー』と。
いや、もう少し気の利いた言葉にしよう。
それっぽっちじゃ、まだ私の思いに足りない。
ああ、これはとても甘美な気持ちになれる想像だね。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(隔離室)
君の打ち振る、黒き髪
夜空が如く、香を撒き
胸に掻き鳴る、我が鼓動
嵐の如く、弄ぶ
君の無垢なる、眼差しが
宴が如く、微笑めば
想い荒ぶる、我が息吹
阿片の如く、狂わせる
私の気持ちを表現してくれたエリックは偉大なる詩人だ。
この町に侵され狂っていくのはごめんだが、君との愛に溺れるのは素晴らしく楽しいことだ。
でも君は、何で僕の愛情の証を受け取ってくれないんだろう?
遠慮することはないんだ。
私と君とはいずれ一つになる存在なのだから。
君にあげるということは、私にあげるのと同じことなんだ。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(倉庫)
ヘザー、神聖なる恋人よ。
私は君をいつも見ている。
君がどこにいようとも、何をしていようとも、私は君を見失うことはない。
君がつらく寂しい思いをしていることもわかっている。
なのに、たかが廊下の扉の鍵一つで、それを邪魔されるなんて、こんな理不尽なことはないと私も思うよ。
でも、長い間、二人は出会えなかったんだ。
後少しの時間だから、我慢して欲しい。
私も我慢している。
君をこの手に抱きしめたいのだ。
鍵は地下倉庫の棚の裏だ。
何だってそんなところなのかは、あのバカ医者に聞いてくれ。
ここにいる奴は誰一人としてまともじゃないんだ。
この病院だけじゃない、このサイレントヒルって町全体がそうだ。
例外は私だけだ。
スタンレー・コールマン
スタンレーの日記(S7)
さようなら、ヘザー
君の愛に応えられなくて、ごめん。
もう、終わりだ。
レナードは私が憎いんだ。
私があれをバカにしたから。
それがこんなことになるなんて。
あいつが邪魔をしなければ、もう少しで君に逢えたのに。
そして君を私の世界に連れて行けたのに。
ここよりももっと素晴らしい二人だけの世界だった。
待っていたのは、今日という日を。
君と本当に出会える、私が救われる、この日を。
ヘザー、あいつに気をつけてくれ。
レナードは、普通じゃない。
さようなら、愛していたよ。
ヘザー、私の女神。
ヘザー、私の恋人。
ヘザー、私の
スタンレーの日記(階段)
屋上は私も好きだ。
飛びたくなる。
君もそうだろう?
スタンレー・コールマン
医者宛のメモ
ミッドキフ先生へ
312番患者への注意をお願いします。
信仰の自由は病院内でも変わらないとは思いますが、他人への押し売りはどうかと思います。
かく言う私も、被害にあいました。

なお、そもそも入院の原因が、宗教論争から起こったケンカの、相手を刺したせいとの噂がありますので、充分お気をつけください。
R.クロスビー

追加情報!
噂は本当のことだそうです。
婦長が教えてくれました。
他はいい人だと思うんですけどね。
手がかからなくて。
書:失われた記憶
特徴的なものでは、現代には忘れ去られ、稀少な文献の中に記されているのみではあるが、生贄の儀式というのがある。
『祈りを捧げ、男の胸に銅の杭を突き立てる。心臓に穴を穿ち、吹き出す赤い血にて祭壇を濡らす。神を慰め、神への忠誠を示すためである』
同文献内に生贄の儀式のもう一つのものとして、生きながら炎に焼かれる、というのが書かれている。
これはより高位なもので、捕虜や罪人ではなく、聖職者のみが生贄となることが許されている。
火刑にも似たこの儀式は、近郊の宗教では類似が見られない。
これはこの神が太陽神であることが関係しているのではないだろうか。
この宗教が人々の救済を唱えながらも、どこか後ろ暗いカルト性を感じるのは、こういった歴史を内包しているせいかもしれない。
デイルームのノート
世界には必要のない人間が溢れている
私は神の意志に従い、戦う。
栄誉ある騎士として、印章の守護者として罪人たちの血を捧げよう
火葬炉のフタ
父さんが書いたメモ
ダリアは言っていた。
あの少女は悪魔だと。
私の娘を生贄にするためにさらったと。
どこか信じられない気持ちがある。
外見に騙されているのだろうか?
病院の地下にあった写真を見て思った。
「あの少女はシェリルに似ている」と。
だからそう感じてしまうのだろうか?
確かにどこか普通ではない負の意識のようなものは感じる。
けれどあの少女が悪魔だとは私には思えない。
それにあの少女が悲しそうに、思えるのは私の気のせいだろうか?
助けを求められているような気がするのは何故だろうか?
ただ私にとって、大切なのはシェリルだ。
全てはシェリルを取り返してから考えよう。
メリーゴーランドのメモ
十三の回転が四を数える時
あなたは彼らの呪いで死ぬだろう
逃れることを願うなら
その方法はただ一つ
殺される前に殺すだけ
十二の死により、救われる。
アレッサのメッセージ
”私”は死ぬべきだ
それを恐れることはないのに
あの子が……あの悪魔が孵り
永遠の苦しみに囚われることを思えば
あの病室の日々よりも深く残酷な……
安らかな終わりを
私は”私”に与えたかった
なぜそれを拒み、進もうと願うのか
愚かな”私”……
神を称える言葉
この世界の害悪にまみれ
私たちは悲しみをためる
それを癒すのは貴方だけ
朝に、昼に、夕に、夜に
我らは貴方を称えよう
奇跡の降り積もる日を待ち望み
余すことなくこの身の全ては
貴方に捧げられる供物である
どんな暗闇が私を遮ろうとも
やがて貴方に辿り着くだろう
深き信仰の奇跡の証に

羊のように従順に尽くす我らの魂
ああ、神よ、楽園にお導きください
いかなる誘惑も貴方への信仰を
揺るがすことはないでしょう
お救いください、その慈悲で

ああ、神よ、恵みをお授けください
ああ、神よ、祝福をお与えください
教会の扉
この扉は楽園へと至る道の
始めの門である
大いなる母の膝に抱かれ、
深き罪を告白し、その許しを乞えば
永遠の平穏はあなたのものである
神話 「1.始原」
全ての始まりの時、人は何も持たなかった
体には苦痛、心には増悪の他には何も
争い傷つけあいながら、
死ぬことすらかなわず
永遠の泥土の中に、人は絶望していた
神話 「2.誕生」
ある男は太陽に蛇を捧げ、救いを祈り
ある女は太陽に草を捧げ、喜びを願った
大地に蔓延する悲しみを憐れみ、
神はこの一組の男女から生まれた
神話 「3.救済」
神は時間を作り、昼と夜を切り分けた
人に救いの道を示し、喜びを与え
そして人から無限の時間を預かった
神話 「4.創造」
神は自分に従い、人を導く存在を作った
赤の神スチェルバラ
黄の神ロブセル・ビス
そして大勢の神たちと天使である
最後に神は楽園を作り出そうとした
ただ人が在るだけで幸せに足る世界
神話 「5.約束」
しかし神はそこで力尽きて倒れた
世界の誰もがそれを嘆き悲しんだが
神はそのまま息を失い、土へと還った。
今一度、生まれてくることを人に約束して
神話 「6.信仰」
神は失われたわけではない
私たちは信仰を忘れず、祈りを捧げる
楽園への道が開かれる日を
待ち望みながら
聖アレッサの肖像
聖アレッサ
神の母にして神の娘
聖ニコラスの肖像
聖ニコラス
奇跡の手、神に仕える医師
聖ジェニファーの肖像
聖ジェニファー
死の刃の下にあっても、信仰は揺るがず
神の姿について
『サイレントヒル地方に古くから伝わる神々と、その呼称・表現に関する考察』
どんな宗教でも同じように、この宗教もまた、今に至るまでに変化することなく昔の姿を止めてきたということはない。
特に主体が入植者の手に移った時点で、彼らの元々の宗教であるキリスト教の影響を色濃く受けている。
例えばその教義や伝承の中に現れる神の使いには、キリスト教における天使の名前や容姿といった共通点、類似点が見られる。
(中には、主神である『楽園の創造者』あるいは『蛇と葦の王』に、悪魔の名前が冠されていた珍しい例も見つかっている。
このケースの場合、無論、そう呼ぶのは信者ではなく敵対者であろう)
タロットについて
タロットはヘブライ文字の22の子音を基盤として成立し、世界の全てを表しているという。
この0から21までの数字をふられたカードの一枚一枚には、様々な意味が込められ、それを読むことにより、占い師たちは未来を見通す。
例えば一枚目の”魔術師”は創造、知恵、始まり、あるいは破壊や詐欺を意味し、二枚目の”女教皇”であれば直感、調和、純粋なる信仰、あるいは独断や高慢などを意味している。
しかし、ある文献によれば、ガードナー版と呼ばれるタロットでは22枚目以降のカードが存在したらしい(ガードナー版は現存していない。文献に名前を留めるのみである)。
これは失われたヘブライの母音を基盤とする、世界を超越した存在、すなわち神を意味するカードであったという。
信者の訴え
ヴィンセント司祭が組織運営の資金を、私利私欲のために用いているという、不満の声があがっています。
また一部の信徒から、ヴィンセント司祭が寄付の強制をしているという、噂も聞いています。
彼は本当に、その地位に足る人物なのでしょうか?
組織を大きくした彼の業績は私も否定するものではありません。
しかし、我々が神を信奉するものの集まりであれば、尊ばれるべきは小器用さや饒舌さではなく、信仰の深さではないのでしょうか?
L.S
バースデーカード
小さなクローディアへ
6歳の誕生日おめでとう
私は本当の妹のようにあなたが大好き
だからこれからも仲良くしてね
クローディアの日記
11月10日
彼女はあの時、死んだのではなく、生まれたのだ。
私は確かにそれを知った。
だけどなぜ、彼女はいまだに見つからないのだろうか?
楽園の創設のため、人々の幸福のために、彼女の力が必要だというのに。
彼女はそのために、もう一度、生まれたはずだ。
それに、私は彼女に会いたい。

11月14日
聖典『礼賛文書』を読む。
貴重なこの本を快く貸してくれた司教には感謝したい。
そこには、私が求めていたものがあった。
神を目覚めさせる方法。
だが、それはあまりにも残酷だ。
私は彼女に出会ったとき、それを成すことができるだろうか?

11月16日
今日は一日、時間があったので『難民の近代史』と『幼き奴隷−搾取される子供たち』を読む。
私はこの世界に対して傍観者であろうとは思わない。
だが何もできないのが現状だ、それがつらい。
K.ゴードンの手紙
私が担任しているクラスにアレッサという子がいる。
君の記憶力が良ければ覚えているかもしれない。
前に話した『魔女』と呼ばれている子だ。
彼女はおそらく母親から虐待を受けている。
ケガ一つ、傷一つなく登校してくるのを、見たことがない。
その表情はこれで6才かと哀しくなるほどに暗い。
こんな話は珍しくないことなのかもしれない。
無駄なことは考えず、静観するのは最も楽な対応だ。
だけど、私にしてあげられることはないのだろうか?
弁護士に相談してみようかとも思っているが、迷いもある。
だから、まずは、友人である君の意見を聞かせて欲しいと思っている。
K.ゴードン
教室の机
帰れ 死ね 泥棒
教団の紋章について
『太陽の聖環』と呼ばれる神を表す紋章の一つで、教団の象徴として用いられる。
外側の二つの円は慈悲と再誕、内側の三つの円は現在、過去、未来を意味している。
通常は赤で描かれる。
黒などの赤以外の色で描くこともあるが、青で描くことはその意味を逆転し、神への呪いとなるので禁じられている。
父さんの日記
今でも時々、あの子があの少女
アレッサの生まれ変わりのような気がする
それでも最近は、悩まなくなってきた
その全てを許せる
愛されなかったシェリル
それがアレッサなのかもしれない
そしてシェリルもまた、アレッサなのだ
何より、誰の生まれ変わりであろうと
あの子は、私の最愛の宝だ
ただ、あの名前をつけたのは
間違いだった
あの頃は愚かにも失ったシェリルの代わりにと思ってしまったから
真実を知ったとき、悲しみは
しないだろうか
それが心配だ
父さんの書いたメモ2
この扉の先に、あの子がいる。
理由はないけれど、私はそう感じる。
でもこの扉の先にいるのは、あの子だけじゃない。
ひどく危険で、気分の悪くなる何か……あるいはそれが彼らの言う”神”なのかもしれない……の存在を感じる。
それでも私はこの扉を開けることには変わりがない。
そして、このバカげた話を終わらせよう。
私は”神”ではない。
だけど、あの子を……いや、あの子たちを救いたい。
(文章の最後に書かれた日付は17年前のものだ)
スケッチブック
【難易度NORMAL】
とびらはガタガタ、開かない
なぜって? ひみつがかくれてるから
それでも見たいと、思うなら
五まいもひつよう、まほうのおふだ
かざれる? 知ってる? どうやるか
教えてあげるよ、どうするか
あなたが言うなら、おねがいと
ではまずさいしょの、おぼえてね

あのれつ、このれつ、どのれつだって
何かはいること、わすれずに
けれども三つは、おおすぎだから
さかさま男は、土の下
右にも左も、だれもない
しくしくないても、ほっとくの
お空の上には お月さま
まんげつ、みかづき、ぷかぷかうかべ
きらきら光は、かんむりに
おバカの、あたまに、かざってあげる
神さま、おいのり、えらい人
わたしがきらいな、あれがすき
いっつも夜空を、見上げてる
たぶんね、これでね、わかるはず
わすれてなければ、だいじなことを
いちおう、わすれたときのため
ヒントをあげるね、さいごの一つ
こわくてきらいな、夜のあれ
左にあるから、気をつけて
ナイフをもたないてのほうに
でもでもホントに、開けちゃうの?
きっとね、あぶない、とびらのむこう
やめよう、あそぼう、ここにいて
でないと、わたしはまた一人きり

【難易度HARD】
わたしはゆめを見た
ゆめの中でわたしはドアをあけていた
でもそれは本当にわたしだった?
わたしでないなまえでよばれてたけど

INGOEI
WXXIEI
NXAVII
MOXXON
NOTHNG
XVHIII
XAAJII
CXXIEI
CCXIHT

5つは本当で4つはうそ
本当の中にもすこしだけ
うそをまぜている
本当だけをかくのはこわいから
ゆめなんてみんな、
うそみたいなものだけど
アグラオフォティス
アグラオフォティス
血の色にも似た赤い液体、または結晶。
この名前はカバラ文献の中で、アラビアの砂漠の育つと言われる、悪霊を追い出す力を持つ薬草から取られている。
服用の他、加熱し気化させ、塗布することにより悪魔に対する防護の力をも持つ。
強力ではあるが、稀少なため入手は極めて難しい。




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