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目次

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内容
ケネスのフィルム
<ケネスが持っていたフィルムだ。映像機器が無いと中身を確認できない>
呪いの書
<誰かに宛てたメッセージが記されている>
四つの仮面、すなわち、
口無き仮面、鼻無き仮面、目無き仮面、三つ全て無き仮面
全ての仮面が揃う時、災いは再び蘇る。
死体処理に関する諸注意
あの化け物どもに関する真実が分かった。奴らは死体になっても復活するのだ。
ただ、対処方法がないわけではない。奴らを復活させない方法は2つある。

@ 死体を燃やす。
A 頭部の破壊。
生きる意志のある者の為に、この洋館の1Fにオイルを用意しておいた。
それぞれで、必要な分だけ持っていって生き残る道具として使って欲しい
追伸:着火する道具くらいは、自分達でなんとかしてくれ!
トレヴァーの手記
Nov.24.1967
この洋館にきて、11日。どうしてこんなことになったのだ。
白衣の男が粗末な食事を運んで来て、私に言った。
「気の毒だが、機密事項のためだ。」
そうか・・・そういうことだったのか。
この洋館の秘密を知っているのは、スペンサー卿と私だけで、私が死ねば秘密は彼ひとりのものになる。
だが・・・しかし、いったいなんのために・・・。いや、考えてる暇はない。
このままでは、危険だ。それに家族の無事も気になる。
私は脱出を試みる事にした。ジェシカ、 リサ、 無事でいてくれ。

Nov.26.1967
この暗闇でチャンスを待つのにライターを無くしたのは痛かった。
妻が誕生日に贈ってくれたもので、大切に使っていたのに。

運命の日となった11月13日。
その三日前に、急病で倒れた叔母の見舞いに出かけたという妻ジェシカと娘リサの姿がふと頭に浮かぶ。
この瞬間、私の中で記憶が鮮明に蘇る。
「君の家族も今ごろは・・・。」
気を失う直前、白衣の男達の誰かが、確かに言っていた。
・・・益々不安をかき立てられた。
彼女達が、この屋敷に私を尋ねて再び戻ってきていない事を願う。

Nov.27.1967
なんとか私は、あの部屋から出ることに成功した。
・・・だが、この洋館の外へ出るのは、容易ではない。全てのカラクリを解かなければ。
双眸の光を失った虎・・・。黄金のエンブレム・・・。
トレヴァーの手記
Nov.29.1967
出られない。どうしても館から出る事ができない。
ホルマリンに浸かった生物標本が並んだ不気味な研究室・・・、水の滴る陰気な洞窟・・・。
ああ! なんと言う事だ!! ・・・私は発見してしまった。
見覚えのあるハイヒールが片方だけ廊下に転がっているのを!!
「ジェシカ!!」
妻も娘も私とおなじ運命を辿ったのか!?
・・・いや、ふたりともきっと生きている。

Nov.30.1967
のどが渇いた。もう何日も食事をしていない・・・。気が狂いそうだ。
なぜだ? なぜこんな死に方を・・・。
この館の異常な設計に、心を奪われた私が悪かったのか・・・。

Nov.31.1967
暗い・・・じめじめした地下道だ。ここも行き止まりか。
・・・いや・・・何かある。私は震える指で最後のマッチをこすった。
墓だ・・・
ああ、なんてことだ! そこに刻まれた名前は・・・、
「ジョージ・トレヴァー!!」
私ではないか!!
奴は最初から、私がここで息をひき取るのを計算し、墓を用意していたのだ。
それにまんまと乗るなんて・・・。
・・・もう駄目だ・・・、意識が遠のいて行く・・・。
ジェシカ・・・リサ・・・。私を許してくれ。
もうすぐだ。お前達を私のエゴに巻き添えにした事を許してくれ。
せめて、私の生命と引き換えに、お前達の安否を・・・
ジョージ・トレヴァー
トレヴァーの手記
<走り書きが記されている 日付は記されていない・・・>
依然として、状況は変わらない・・・。
私が遊びで作った部屋が、こんな形で役に立つとは。
ここなら少しの間、奴らの目を盗んで隠れる事が出来る。
何しろこの絵の秘密は、卿にも伝えていないのだから。
絵の中の洋館・・・美術室の奥。
ある家族の写真と手記
<ある家族の写真 写真の裏に何かが書かれている>
始祖ウィルス変異体を投与(Nov.10.1967)

・ジェシカ
「TYPE−A」投与
細胞活性時に組織断裂化
ウィルス定着化に失敗
破棄処分

・リサ
「TYPE−B」投与
細胞活性時に組織断裂化
後にウィルス定着化成功
器の改造に一定の成果
保護観察継続

※ジョージ
抹消済み(Nov.31.1967)


<誰かが書き残した手記>
Nov.14.1967
注射で頭がボーっとする。
お母さんに会えない。どこかに連れていかれた。
二人で脱出しようって約束したのに私だけおいていくなんて・・・。

Nov.15.1967
お母さんみつけた!
今日の食事は、お母さんと一緒! うれしかった。

違う、偽者だった。外は一緒だけど中が違う。
お母さんを取り返さなくっちゃ! お母さんに返してあげなくちゃ!

お母さんの顔は簡単に取り返せた。
お母さんの顔を取っていたおばさんの悲鳴が聞こえたけど、お母さんの顔をとったやつの悲鳴なんか気にしない。

お母さんは私のもの。誰にも取られないように私にくっつけておこう。
お母さんに会った時、顔が無いとかわいそうだもの。

Nov.17.19 7
石の箱の中 お母さん 匂い
ここ お母さんがホント?
石の箱 かたくてイタイ
手のジャラジャラが邪魔をする
4つの石 つてるジャラジャラせで
お母さ 会えない
ある家族の写真と手記
19
お父さん 一つ くっつけた
お母さん 二つ くっつけた
中身はやぱり赤く ヌルヌル
白くてかたかた
ホントのお母さ 見つからない

お父 ん分からない
またお母さ 今日見つけた
お母さ をくつけたら
お母 ん動かなくなた
母さんは悲鳴を上げていた
なぜ?
私は一緒に居たかただけ


お母さん
どこ?
会いたい
ある家族の写真と手記
<誰かに宛てた手紙のようだ>
愛するリサへ
日に日に私が私で無くなっていく・・・。そんな感覚が確信に変わり始めています。
あの注射のおかげか、体のかゆみは幾分か収まってきたみたい。
今日も「栄養剤だ」と言われ、白衣の男達に注射を打たれました。
注射をされると、意識がはっきりしてくる。意識が戻ってくると、
何も考えられなくなっていた自分に気付いて、愕然としたの。
全てを忘れてしまう感覚に襲われ、あなたの事やあの人の事・・・、
どんな性格で、どんな顔だったかすらも意識の闇に覆われてしまう。
ああ、リサ、私も今すぐでもあなたに会って、あなたを抱きしめて確かめたい。
そうしないと、あなたも、あの人も消えてしまいそうで、とても怖い。

・・・このままではダメね! 早く逃げださないと!
いい? リサ チャンスは多分、次に一緒にあの実験室に行く時!
二人して意識の無いフリをするの。
そしてあの白衣の男が隙を見せた時が逃げ出すチャンスよ!
外へ脱出したら、お父さんを一緒に探しましょう!
この手紙にあなたが気付いてくれます様に

Nov.13.1967
ジェシカ・トレヴァー
植物学
人類は太古から様々な植物を用い、傷や病を癒してきた。
本書ではこの薬効を持つ植物の例としてアークレイ山地周辺に
自生する三つのハーブを取り上げ、その概要を述べたいと思う。
アークレイ山地周辺に自生するハーブには、緑色、青色、そして赤色のものと、三つの種類が存在し、
それぞれに異なる薬草としての効用がある。
緑色のものは、人の体力を回復させ、青色のものは、動物等から受けた毒を消す事ができるといった具合だ。
但し、例外的に、赤色のものは、単独で用いても何ら効果を生み出さない。
薬草は古くから調合する事で、様々な効果を発揮してきた。例えば、緑のもの同士の調合は
わずかだが、回復の効果が上がる事が確認されている。
もしかしたら赤色のハーブも調合で何らかの効能が表れるかも知れない・・・。
捨てられていたメモ
今日、スペンサー卿に呼ばれて、「あるもの」を誰にもわからない所に隠せといわれた。
色々考えた結果、僕はあるアイデアを思いついた。
それは、あの凶暴な飼い犬に守らせればどうだろうか?ということだ。
あの犬はいつもお気に入りの大食堂2階の西テラスにいるし、あそこで君の持つ犬笛を使えば、
いつでも呼び出せるじゃないか。
そこで君にお願いがある。
あの犬は君にだけはなついている。どうか君の手であの犬に、この首輪をつけてはもらえないだろうか?
この首輪には、スペンサー卿から渡された「あるもの」が隠してある。
君は信用できる奴だから、君に頼みたい。
このお礼は必ずさせてもらう。君が前に欲しがっていた例のものが、ツテで手に入りそうなんだ。
それでどうだろうか? すまないが、よろしく頼む。
ジョン・トールマン
ある研究員の遺書
<手紙がはさまれている>
僕の愛しいアルマへ
June 3,1998
この手紙が届いたという事は、僕にとって喜ばしい事であり、そして悲しむべき事でもある。
あのサングラス野朗のせいで、君と電話で話す事すら出来なかったんだ。
アルマ、どうか落ち着いて、この手紙を読んでほしい。
僕がある製薬会社の研究所にスカウトされ、そこに移った事は前に話したと思う。
実は先月、その研究所で事故が起って、研究中のウィルスが漏れ出してしまったんだ。
ウィルスに感染した僕の同僚は、みんな死んでしまった。 ・・・いや正確には死んでいないかもしれない。
何故なら彼らは、今も歩き回る事が出来るし、現に何人かが今、僕の部屋のドアを叩いている。
でも、彼らの瞳に、もはや知性の光はない。
あの呪われたウィルスは、人間の脳から人間らしさの全て、愛も喜びも恐れもジョークも永久に消し去ってしまうんだ。
そしてアルマ、君と過ごした日々さえ。
そうなんだ。僕は感染している。
あらゆる手を尽くしてみたが、症状の進行を数日遅らせるのがやっとだった。
君が僕の中で日に日に失われていくのが、僕には何より耐えられない。
だから、僕は、このまま生ける屍になるよりも安らかな死を選んだ。
一時間後には、僕は二度と覚める事のない眠りについていることだろう。
君がこの僕の決断を解ってくれることを切に願う・・・。
さようなら
君を永遠に愛する

マーチン・クラックホーン
ある自殺者の遺書
June 22,1998
一緒に逃げていたロバートに、化け物の兆候があらわれはじめたので、仕方なく殺して浴室に入れておいた。
多分、これで私が最後の一人だ。
何故このようなことになってしまったのか?
今となっては、この研究に参加した事が悔やまれる。もはや、私が生きて、この館を出る事はないだろう。
準備は終わった。後は勇気を持つだけだ。悔いは残るがしかたがない。
このまま化け物になって、人間としての自分が消えてしまうぐらいなら、みずからの幕を
<この紙の裏に、文字が書かれている>
許してくれ、リンダ
飼育係の日誌
May 9, 1998
夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったが、きっといかさまにちがいねェ。俺たちをばかにしやがって。

May 10, 1998
今日、研究員のおえら方から、新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたエサがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり、
内臓を引き出したり遊んだあげく、やっと食いやがる

May 11, 1998
今朝の5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに、突然たたき起こされて、俺も宇宙服を着せられた。
なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで、実験ばかりやってるから、こんな事になるんだ。

May 12, 1998
昨日から、このいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって、妙に、かゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。いい気味だ。

May 13, 1998
あまりに背中がかゆいんで、医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくてもいいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。

May 14, 1998
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら、数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。おえら方に見つかったら大変だ。

May 16, 1998
昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て話しだ。
夜、からだ中あついかゆい。胸のはれ物 かきむし たら肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て

May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう

May 21, 1988
かゆい かゆい スコット---- きた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。


かゆい
うま
保安部長のメール
TOP SECRET
July 22,1988 2:13
保安部長へ
X−DAYが近づいている。
一週間以内に、以下の作戦を速やかに、順次実行せよ。

1)S.T.A.R.S.を研究所に誘い込み、B.O.W.(生物兵器)と戦わせ、実戦データを得よ。
2)変異体を含むB.O.W.の胚を、一種につき2個ずつ回収せよ。但し、タイラントは廃棄処分とせよ。
3)人員・実験動物を含む、アークレイ研究所の全てを、事故に見せかけて処分せよ。
プラント42のメモ
あの事故から四日後。
ポイント42のプラント(プラント42と命名)の成長速度には目を見張るものがある。
プラント42は、他のプラントに比べ、「t−ウィルス」の強い影響を受けており、
もはや宿主の植物が何であったのか想像することすら困難である。
その形状に見合う生態は、地球上のどこを探しても存在しない。
プラント42の栄養源は、二種類ある。
一つは、地下室まで達した根から得ている養分だ。
現在、地下エリアは事故があった直後、発狂した研究員が、地下の大水槽を破壊した為、地下エリアは水浸しだ。
そこに流出している何らかの薬品成分が、プラント42の急速な成育を促している事は想像に難くない。
また、プラント42の一部は、地下室からダクトを通り、一階の天井にまでその勢力を広げ、
そこに球根状となってぶら下がっている。その球根から伸びている何本ものツルが、
もう一つの養分の入手手段となっている
プラント42は獲物を感知すると、丁度イカの触手の様に獲物にツルを巻きつけて動けなくしてから、
ツルの裏についている吸入器官で血を吸うのだ。
しかも、それなりに知能があるらしく、獲物を得た溶き睡眠中は、ツタを扉にからませ、外敵の侵入を防いでいる。
既に数人の職員がその犠牲となった。
生きて戻ってきた者の話を総合すると、花弁が開く際に、隠されていた部分が露出し、一段と攻撃性が増すらしい。
ある者の報告によると、まるで何かを守っている様だと言う。
そこに、何かの秘密があるように思えるのだが、なにぶん植物の考えることは、人間には理解できるものではない。
May 21,1998
ヘンリー・サートン
有機化学実験ファイル
タイラントウィルスに感染し、異常成長した植物の細胞に、いくつかの共通の性質が見られるのは、
前回のレポートで述べた通りである。
しかし、これらの実験を繰り返す内に、今回更に興味深い事実が明らかになった。
それは、私たちがあの実験で使用した、「UMB」系の薬品の一つである、「UMB No.20」に、
これら植物の細胞を急速に死滅させる成分が含まれているという事である。
私たちはこの「UMB No.20」を、「V−JOLT」と名付けた。
計算では、プラント42の場合、根に直接「V−JOLT」をかければ、全体が死滅するのに5秒もかからない。
生成は、VP系とUMB系の薬品を、いくつかの法則に従って混合すれば良いのだが、
UMB系の特徴として有毒性ガスを発生する恐れがあるので、取り扱いには十分な注意が必要である。

UMB系薬品の種類と特徴を簡単に示す。
UMB No.3 赤
Yellow−6 黄
UMB No.7 緑
UMB No.10 橙
VP−017 青
UMB No.20(V−JOLT) 茶褐色
研究所・警備システム資料
−1F−

〜ヘリポート〜
ヘリポートの使用は政府関係者及び、経営幹部に限られる。
尚、事故発生の際はこの限りではない。

−B1F−

〜ヘリコプター搭乗用通路〜
顧問研究員か警備所長の同行がない者の入室は認められない。
未確認の進入者は直ちに射殺せよ。

〜エレベータ〜
緊急災害時には、機能を停止させる。

−B2F−
〜映像資料室〜
映像資料室を特研部管轄の下に設置。
利用に関する裁量権は、キース・アーヴィング室長に委任するものと定める。

−B3F−
〜監禁室〜
監禁室は衛生管理部門が管理する。
ウィルスを実験体に投与する場合は、顧問研究員(E・スミス、S・ロス、A・ウェスカー)の同行を必須とする。

〜3重ロックのドア〜
全てのパスコードを解除した者以外の入室を禁ずる。
パスコードは各ブロックの研究主任が専用の出力端末でアクセス権限を行使する事で解除できる。

〜動力室(動力炉)〜
燃料にニトロ化合物を使用している為、本社派遣監督官以外の者の入室を禁ず。
尚、顧問研究員が特別な指示を受けた場合はこの限りではない。

〜パスコード出力端末〜
研究主任以外の者に、アクセス権限を与える事を禁ずる。

−B4F−
〜最重要機密事項〜
「t−ウィルス」投与による「タイラント」経過報告について・・・(以下判読不能)
V−ACTについて
「t−ウィルス」の変種体が、ゲノムの器である肉体に変化をもたらす事が明らかになった。
このタイプは、宿主の意識が無くなり、休眠期に入ると体組織の再構築を行う。
その際に細胞を活性化させ、体組織自身の改造をも行うようだ。
(我々はこれを「V−ACT」と命名)
特筆すべきは、その「筋力とスピードの大幅な上昇」にある。
一度この状態になった個体は、体組織の変化により、「よりすばやい」動きを有するようになっているのである。
そしてなにより、その性質は[凶暴]だ。
既に、これらにエサを与えている際に起きた事故で、研究員4人が死亡した。
現場は、まさに一瞬にして血の海となってしまった。
(我々は、これのそのあまりの残虐性からこれらを”クリムゾン・ヘッド”と名づけた。)
このまま、あれらを放置しておく訳にもいかないが、あの貴重なプロトタイプ(プロト1)だけは、
処分する事を避けなければならない。それは我々の義務でもある。
だが、このあまりに危険なサンプルをどうしたらいいものか?
我々は”クリムゾン・ヘッド・プロト1”に冷凍ガスを使い、館裏の墓場の地下室に、これを閉じ込める事にした。
ある研究員の手紙
親愛なるエイダへ
June 8,1998
エイダ、いま君が、これを読んでいるという事は、私はすでに、私でなくなっているという事だ。
今日の検査の結果で、思っていた通りの反応が出た。「陽性」だ。
もうすぐあんな姿になってしまうのかと思うと、気が狂いそうになる。
エイダ、君は今の所、感染してはいない。
これは無いことかもしれないが、もし、君が最後の一人だったら、動力室に行って起爆装置を作動させ、
映像室に置いてある資料を持って、ここから脱出して欲しい。
そして、マスコミを使って、事の全てを公にしてくれ。
もし、セキュリティシステムが正常に機能していれば、ここのロックは全て解除できる。
これには、小実験室にある端末から私の名前でログインし、
さらにパスワードを入力すればアクセスできるようにしておいた。
パスワードは「ADA」、君の名だ。
映像室のある2Fのロックを解くには、私と君の名でアクセスした後、さらに、
もう一つのパスワードを入力しなければならない。
念のため、パスワードはX線写真に暗号で記しておいたのだが、聡明な君の事だ、すぐにわかるだろう。
これが私の最後の頼みだ。
もし変わり果てた姿の私を見かけたら、エイダ、君の手で楽にしてくれ。
君のJohnより
ファックス
受信先 衛生管理部門 総合本部長
発信先 ラクーン特研部災害対策委員会

このメモを関係者以外の者が閲覧する事を禁ずる。
また本書類の内容が了解され次第、破棄されなけければならない。
今回の「t−ウィルス」流出の件について、被害の概算は当初の報告をはるかに上回るものであると推定される。
まず第一の問題は、研究員の半数以上が「t−ウィルス」に感染して死亡してしまった事であり、
また生存者のほとんどには、すでに「t−ウィルス」感染者特有の症状が現れている事である。
第二に問題となるのは、特務警備隊もほぼ全滅の状態であり、我が社の最高機密に属する研究事項が
無防備のまま外部にさらされているという事実である。
特にこの点は一刻の猶予もなく対策を講じられたい。
そして第三の問題として、実験体の多くがその制御を失って暴走している状況である。
実験体に殺害されたと思われる研究員は決して少なくない。その死体は惨殺されたというに
ふさわしいものであり、奇しくも我々の研究の成功を裏付けるものであるが、このままでは
報道機関に憂慮すべき材料を提供してしまう可能性が高い。
望むべきは、”根本的で早急な解決策である”と我々は考える。
特にラクーンにおける州警察やS.T.A.R.S.の介入は迅速なものと思われる。
この方面においても何らかの手を打つべきだろう。
観察記録書
Gの発見に至るには、始祖ウイルスの投与から、実に計21年もの熟成の期間が必要であったようだ。
フランスの研究所から取り寄せて投与した「寄生生物のプロトタイプ」を、
あの実験体が取り込んでしまったのも、今を思えば、容易に納得がいく。
実験体の体内で、長き眠りを貪り21年という年月を経て、アレは、突然変異的に進化したのだ。
(まさに「進化」という言葉が相応しい。)
これらの観察データは、私にさらなるすばらしいヒントをくれた。
これを推し進めて、さらに改良を加え、変異を与える事で、「t」を超える「G」を作り出す糸口が導きだされた。
これは、後々のB.O.W.の歴史を塗り替える画期的なものになるはずだ。
あの忌々しいアレクシア嬢もあの世で悔しがっているのに違いない。
数年後にはその研究成果を発表できるだろう。
ウィリアム・バーキン
バリーの写真
<バリーが落とした写真だ 裏に何か書いてある>
「大好きなお父さんへ モイラ&ポりー」




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