目次 |
---|
【第一話】長篠の戦い | |
【戦闘前ムービーセリフ/軍師二人】 黒田官兵衛:起きよ、半兵衛 竹中半兵衛:なんで昼寝の邪魔するかなあ 黒田官兵衛:遊兵を作らぬのが、勝利の鉄則だ 竹中半兵衛:百戦百勝は善の善なるものにあらず 休みなしで戦っちゃあ破滅するよ、官兵衛殿 黒田官兵衛:一組三丁の鉄砲が間断なく弾の嵐を見舞う 押し寄せた武田騎馬軍はなすすべなく絶望に沈む 竹中半兵衛:なんでそこまでやるかなあ 黒田官兵衛:世には英雄が多すぎる そのうち、天をつかむ一人をのぞいた他のすべては 天下に争乱をもたらす火種にすぎぬ 世を泰平へ導く答えは それら火種を完全に沈黙させることだ 竹中半兵衛:名軍師は言うことが違うなあ でも、もっと賢いやり方があってもいいんじゃない? 【戦闘前概況】 黒田官兵衛は、同じく羽柴秀吉の軍師である竹中半兵衛と共に「両兵衛」と並び称される当代きっての軍師である。 天正3年(1575)、武田信玄の死後、その跡を継いだ勝頼は父の遺志を果たさんと上洛を強行。 これに対して魔王・織田信長は、この機に武田を滅ぼさんと、長篠で待ち構えた。 完璧な策で敵を完全に沈黙させる官兵衛、意表を突く奇策で敵を翻弄する半兵衛。 両兵衛の軍略の競演が、始まる。 竹中半兵衛:まずは味方鉄砲隊に無謀な突撃をかけてる武田騎馬隊第一陣、真田幸村らを討つ、と。 そのうち、南砦に控える第二陣、原昌胤と土屋昌次が出てくるでしょ。 これを叩けば、武田軍は崩れ出すよね。 逃げる武田勝頼を討たないと画竜点睛を欠くよねえ。 彼の退路は…そうね、楽しみにしててよ。 んじゃ、官兵衛殿、お互いの軍略を競いましょー! 【戦闘中セリフ】 織田信長:この戦を越え、世の時を進めよ 黒田官兵衛:武田は旧き世の遺物、滅ばねばならぬ 武田勝頼:尾張の弱兵など、何を恐れることがあるか 武田勝頼:騎馬隊、突撃せよ! 敵陣を踏み潰せ! 織田信長:鉄砲、撃てい! 騎馬隊の足を封じよ! 黒田官兵衛:無意味な争乱を起こす罪深き者どもよ 黒田官兵衛:この戦で悟るがいい。その先に絶望しかないことを 真田幸村:お館様の志、ここで絶えさせるものか! 黒田官兵衛:死人のために死ぬなど、無意味でしかない 羽柴秀吉:官兵衛の奴、相変わらず容赦ないのう… 武田勝頼:何をしている! 南砦からも兵を出せ! 黒田官兵衛:かの武田騎馬隊が自滅とは…信玄も浮かばれまい 竹中半兵衛:官兵衛殿が無茶苦茶やらないように、俺もついてこ 徳川家康:黒田官兵衛…味方ながら冷酷無残な戦ぶりよ… 濃姫:私が必要なのね 織田信長:もうよい! 武田に滅びをくれてやれ! 武田勝頼:これ以上は無理か…撤退せよ! 竹中半兵衛:ねえ、官兵衛殿。勝頼が逃げてくよ? 黒田官兵衛:逃がせば、この戦は無意味になる。急ぐことだ 黒田官兵衛:拠点防御に忍び…適材箇所という言葉は知らぬのか 黒田官兵衛:勝頼が逃げては無意味、中央砦を突破せねばな 竹中半兵衛:疲れてきたあ…官兵衛殿、ここ任せちゃっていい? 黒田官兵衛:ここは任せてよい。あれは任せておくぞ くのいち:あたしなんか相手にしてて、いいのかな? 武田勝頼:どうにか逃げられそうか… 竹中半兵衛:残念でした! 簡単には逃げられないんだなあ 真田幸村:勝頼様には指一本触れさせない! 黒田官兵衛:卿は存在すること自体が罪悪、その命で償うがいい 真田幸村:これはもののふの意地…最期まで屈しはしない! 黒田官兵衛:その志が、今この瞬間もいくつもの命を奪っている 黒田官兵衛:その罪悪がわからぬほど愚かなら志を抱えて果てよ 黒田官兵衛:天下に争乱をもたらす火種、一つ消えた… 竹中半兵衛:勝頼も、いろいろ背負わされて…可哀想な人 織田信長:これでまた、時が進む… |
|
制限時間 | 60分 |
勝利条件 | 武田勝頼と真田幸村の撃破 |
敗北条件 | 織田信長の敗走あるいは武田勝頼の退却地点への到達 |
マップ【武将&アイテム配置】 | |
【第二話】木津川口の戦い | |
【戦闘前概況】 織田信長は長篠の戦いに勝利し、武田家を滅亡させた。 だが、天下布武を目指す信長に刃向かう勢力が現れた。 鉄砲傭兵集団の雑賀衆と毛利家である。 信長はこれを滅ぼそうとするが、毛利家の水軍に阻まれ、苦戦していた。 対して信長は新兵器を開発、木津川口の戦いに挑む。 秀吉に従い、官兵衛と半兵衛も参戦。 だが木津川口には両兵衛に匹敵する策士が待ち受けていた。 竹中半兵衛:信長は織田軍旗艦の砲撃で毛利軍を殲滅するつもりみたいだね。 さしあたっては砲撃まで敵を食い止めなくちゃね。 あと厄介なのは敵の焙烙玉かな。 指揮してる雑賀孫市を倒して止めないと。 官兵衛殿、今日も冴えた軍略見せてよ。 俺も…ちょーっと体調悪いけど、切れ切れの軍略、見せるからさ。 【戦闘中セリフ】 織田信長:旧き時代に留まらんとする者は、生かすも無価値 織田信長:すべてを、壊し尽くせ 毛利元就:あれが噂の新型軍船…って感心してても勝てないか 羽柴秀吉:砲撃には、まだ時間がかかる! 羽柴秀吉:準備が出来るまで、皆で敵を食い止めてくれ! 加藤清正:軍師ども、ウロチョロしてねえで秀吉様守ってろ! 黒田官兵衛:卿の指図を受けるいわれはないが? 羽柴秀吉:信長様、砲撃の準備が整いましたぞ! 織田信長:全門斉射! 毛利元就:突破口を開くには、敵の先鋒を討つしかあるまい… 風魔小太郎:我が手を貸してやろう… 黒田官兵衛:今、毛利軍の目は光秀に向けられている 黒田官兵衛:その隙に中軍の将を討ち、敵陣をかく乱してやろう 風魔小太郎:元就は混沌の火種、消させはせぬ… 風魔小太郎:小賢しい真似をする…我が相手をしてやろう 風魔小太郎:業ある限り、魔は不滅… 黒田官兵衛:惰弱な毛利水軍の善戦は雑賀の火力あってこそ、か 雑賀孫市:雑賀衆! 根性を見せてみろ! 竹中半兵衛:過激な砲撃…ここまでやっちゃうかなあ 竹中半兵衛:ま、敵が驚いている今が攻めどきってとこか 竹中半兵衛:官兵衛殿、下っ端を倒しててもキリなくない? 雑賀孫市:仲間のために負けられねえんだよ! 黒田官兵衛:ならば、何故戦わずに屈する道を選ばぬのだ 雑賀孫市:信長みてえな残忍な男に従えだと? 馬鹿言うな! 黒田官兵衛:己が抱える矛盾に気づかぬは罪悪、ここで果てよ 雑賀孫市:信長、許さねえ…必ず償わせてやる 毛利元就:機は熟したようだね。秘策を披露しようか! -------------------- 【戦闘中ムービーセリフ/木津川口・元就】 毛利元就:改めて見ると、やっぱり大きいね でもま、やるしかない 突撃! -------------------- 毛利元就:どんな新型の軍船も、中に入ってしまえば怖くない 毛利元就:一気に勝負を決めてしまおう 立花宗茂:元就公が攻勢に転じた、俺たちも援護しよう! 黒田官兵衛:立花もまた争乱の火種。潰すにはよい機会だ 黒田官兵衛:立花は何故愚かにも毛利に加担したのだ 立花宗茂:元就公の志、百万一心の世を見たくなってね 羽柴秀吉:皆、この船の守りを固めるんじゃ! 羽柴秀吉:突撃してきた毛利の船から渡ってきてくれ! 黒田官兵衛:毛利元就、策を隠していたか…少しは出来るようだ 竹中半兵衛:奇抜な策だなあ。元就って人、やっぱ凄い人かもよ 黒田官兵衛:さて、毛利を止めねばなるまい 黒田官兵衛:信長こそ天下を統べる英雄…卿も否定はしまい? 毛利秀元:だが歴史上、あの手の英雄は天下を前に死にがちだ 毛利秀元:一個の英雄が築いた天下は、その英雄の死で終わる 毛利秀元:それでは、本当の意味での天下泰平は為し得ないよ 竹中半兵衛:やっと勝ったあ…もう、疲れて眠いな… 織田信長:死より逃れられる者なし… 織田信長:ゆえに死を恐れ、先を急がねばならぬ… 【戦闘後ムービーセリフ/光】 -------------------- 秀吉軍は勝利の余勢を駆って毛利領に侵攻 その征途、半兵衛は病を得、生命を閉じようとしていた -------------------- 竹中半兵衛:あーあ 俺じゃなくて信長が死ねばいいのに そうすれば秀吉様が 皆が笑って寝てられる世を築いてくれる 黒田官兵衛:皆に笑いながら寝られては不気味だ 今、天下に一番近いのは信長 むしろ秀吉様は、それを脅かす最大の火種 消えるべきは秀吉様だ 竹中半兵衛:人間的には、官兵衛殿だって秀吉様でしょ? 黒田官兵衛:下らぬ情だ 竹中半兵衛:はー 官兵衛殿の将来が心配だわあ、俺 清正やら三成やら若い子に嫌われて 斬られちゃったりして 黒田官兵衛:望むところだ 次席の私が憎まれれば主は汚れずに済む 竹中半兵衛:おーこがーましーい 黒田官兵衛:私は安全だ 私が若造に斬られても 悲しむ愚物はやがてこの世にはいなくなる 竹中半兵衛:ね、ひとつ約束してよ 黒田官兵衛:死人にまで嘘はつきたくない 竹中半兵衛:それじゃ、イヤガラセ 忘れないで 俺は光になって、官兵衛殿を見守っててやるよ 黒田官兵衛:夜でもか? 竹中半兵衛:月や星の光となって 黒田官兵衛:雨ならば? 竹中半兵衛:雨の日は… ま、おねね様曰く 頑張ればなんとかなるっていうしさ さあて、寝るか 黒田官兵衛:眠れ もう邪魔はせぬ 泰平への答えは、私が導き出す |
|
制限時間 | 60分 |
勝利条件 | 毛利元就の撃破 |
敗北条件 | 織田信長と羽柴秀吉いずれかの敗走 |
マップ【武将&アイテム配置】 | |
【第三話】山崎の戦い | |
【戦闘前ムービーセリフ/本能寺の変】 -------------------- 天正 十年 六月 京・本能寺 織田信長は家臣・明智光秀の謀反に遭い紅蓮の炎に消えた -------------------- 【戦闘前概況】 織田家は木津川口の戦いに勝利。 半兵衛の死などの不幸はあったものの秀吉の毛利家攻略も順調に進んでおり信長の天下は定まりつつあった。 その秀吉ら毛利攻略軍の陣中に突如、驚くべき報せが舞い込んだ。 明智光秀の謀反に遭い、織田信長、本能寺に散る。 次の天下を定めるため、泰平の世を導くため、官兵衛は信長の死にとまどう秀吉の下を訪れた。 【戦闘前ムービーセリフ/中国大返し】 黒田官兵衛:光秀が謀反、信長が討たれたと 羽柴秀吉:ないない…そらなしじゃろ 黒田官兵衛:御運が開かれましたな これまで、あなたは天下の火種のひとつにすぎなかった。 だが、それが変わった 信長という絶対者が潰えた今、世を制すべきは誰か 万人の上に立つ器、動員しうる兵力 他国を制する地の利 天下、あなたに勝る支配者は存在しない 祝着至極に存じます 羽柴秀吉:お前…! 黒田官兵衛:情に殉じて機を逸し世を戦乱に戻すなら それは罪悪だ 羽柴秀吉:忠義面、結構 黒田官兵衛:忠義の名のもと…信長の… あなたの天下を揺るがす火種を踏みつぶされよ 羽柴秀吉:信長様の夢、わしが形にしちゃる! わしのやり方で天下取っちゃる! 【戦闘前概況】 黒田官兵衛:この戦、天王山を取った者が勝者となる。 敵は松田政近を差し向けているようだが必ず、先取してみせよう 明智本陣付近には長宗我部元親がいるな。 明智光秀の盟友である元親を討てば、光秀という火種もたやすく消せるだろう。 この戦に勝利し、秀吉様を天下人にする。そうして、天下を泰平に導く。 【戦闘中セリフ】 黒田官兵衛:街道、水の流れ、すべてがあの山に連なる 黒田官兵衛:この戦、あの天王山を取った者が勝者となる。 明智光秀:秀吉殿と戦い、勝たねばならぬのです! 明智光秀:我ら…そして信長様が目指した戦なき地平のため! 羽柴秀吉:よっしゃ! 天王山さえ取りゃ、こっちのもんさ! -------------------- 【戦闘中ムービーセリフ/山崎・官兵衛】 黒田官兵衛:泰平がため、潰えよ -------------------- 明智光秀:天王山に敵がいる限り、劣勢は否めない… 明智光秀:皆、天王山を奪い返すのです! 羽柴秀吉:天王山は渡せん。敵を追い払ってくれ! 黒田官兵衛:たわいない 羽柴秀吉:信長様の仇敵、明智光秀を討つんじゃ! 羽柴秀吉:信長様の夢、わしが形にしてみせるぞ! 黒田官兵衛:これに勝てば、秀吉様が天下に最も近づく 黒田官兵衛:そういう意味では、明智光秀に感謝せざるを得まい 羽柴秀吉:川沿いを進軍し、天王山の麓を目指す! 明智光秀:川を渡り、敵の本隊を急襲するのです! 羽柴秀吉:なんで急に敵が現れるんじゃ!? 黒田官兵衛:邪魔者はすべて消し去る。迅速にな 羽柴秀吉:官兵衛よ、今度わしの天下が揺らぐ番が来たら… 羽柴秀吉:お前は、次の天下人を担ぎ出すっちゅうわけじゃな 黒田官兵衛:ですから揺らがぬよう、火種は徹底的に消すのです 黒田官兵衛:天王山付近はあらかた片付けた。次は敵陣を崩す 石田三成:秀吉様は大義を掲げ戦っている。我らも奮戦せねば 黒田官兵衛:卿が幼少より理想とした男はもはやないのだがな… 石田三成:…引っかかる物言いをしたな? どういうことか? 黒田官兵衛:何、秀吉様は天下人になられる、そう言ったまでだ 加藤清正:秀吉様の正念場の戦だ。半兵衛みたく怠けてんなよ 黒田官兵衛:…天下は、己の知ることだけで動いてはいない 黒田官兵衛:その理非もわきまえず…無邪気なものだ 長宗我部元親:光秀は自分で歩むことを決めた 長宗我部元親:俺は友として光秀を助けるのみ 黒田官兵衛:またも下らぬ感傷だ 長宗我部元親:光秀…志を貫け… 黒田官兵衛:死の間際に意志を押しつけられても迷惑なものだ 黒田官兵衛:なあ、半兵衛よ 明智光秀:もはや、これまでのようですね… 明智光秀:ですが私と共に立った者たちに報いねばなりません 明智光秀:すべての業、私が背負いましょう 明智光秀:私のために散っていった者のためにも 明智光秀:戦わねばならぬのです…死すまで! 黒田官兵衛:またも下らぬ感傷だ 黒田官兵衛:卿が尊敬した男を、私は天下人に変えてしまった… 黒田官兵衛:だが、これで泰平を導きだせるのだ、半兵衛よ |
|
制限時間 | 60分 |
勝利条件 | 明智光秀の撃破 |
敗北条件 | 羽柴秀吉の敗走 |
マップ【武将&アイテム配置】 | |
【第四話】石垣原の戦い | |
【戦闘前概況】 秀吉は山崎の戦いで明智光秀を打ち破った。その後、秀吉は信長の後継者として、天下統一を成し遂げた。 だがやがて、その秀吉も病没する。次の天下は徳川家康と定め、官兵衛は徳川方についた。 やがて、新しき世を築こうとする家康と秀吉の世を守ろうとする石田三成が対立、日本を東軍西軍に二分する決戦となる。 九州においても両軍が衝突、豊臣家を守るべく東軍についた加藤清正と、官兵衛は九州の東軍の指揮を執っていた。 黒田官兵衛:三成率いる西軍が、家康率いる東軍と各地で衝突している。 ここ九州でも、西軍についた立花ァ千代や長宗我部元親が抵抗を続けている。 我々は七ツ石を東から抜け、長宗我部元親を背後より攻める。 長宗我部元親を撃破後、敵総大将である立花ァ千代を撃破。 戦乱の火種を消し去る。 石田三成と袂を分かち我らとともに戦っている加藤清正。 あれは貴重な戦力だ。失えぬな。 【戦闘中セリフ】 黒田官兵衛:秀吉様の死後、豊臣は生き残る価値を失った 黒田官兵衛:今や、豊臣もまた争乱の火種。消さねばならぬ 黒田官兵衛:東では、家康が三成と衝突した頃合いであろう 黒田官兵衛:清正は中央を進め。私は迂回して攻める 黒田官兵衛:笑止な…。こんなもので進行を妨げられるとでも? 福島正則:官兵衛! どこ行ってもスカしてるんじゃねーぜ! 黒田官兵衛:卿は清正に従うだけか。どこにいても馬鹿なのだな 黒田官兵衛:奴らは我らを秀吉様の恩を忘れたと責めている 加藤清正:…俺は豊臣を捨てちゃいない 黒田官兵衛:奇妙だな。卿は豊臣軍と戦っているのだが? 黒田官兵衛:たわいない 島津義弘:豊臣方が劣勢。戦のしがいがあるというものだ 黒田官兵衛:分の悪い戦を好むなど、理解したくもない 島津義弘:徳川の世、それが貴様の望むものか? 黒田官兵衛:誰が天下を取るかに興味などない 島津義弘:面白い。天下平定が成るなら主は選ばぬか 黒田官兵衛:戦は賭けにならぬ。すべてが理に基づくのでな 立花ァ千代:突破されたか。後退して守りを固めよ! 黒田官兵衛:退いた先に兵を潜ませている…また釣り野伏か 黒田官兵衛:使い古された手だ。逃げおおせる前に叩くまでだ 黒田官兵衛:策を弄しても無駄なこと。卿らに勝ち目はない 長宗我部元親:家康に従い、今度は豊臣を滅ぼすか、官兵衛 黒田官兵衛:滅ぶべきものは滅ぶ。それが自然の摂理だろう 黒田官兵衛:卿と旗揚げした明智光秀もまた同じ 長宗我部元親:光秀は己の理想のため散っていった 長宗我部元親:俺もまた同じ。摂理にだろうが抗ってみせる! 黒田官兵衛:拝見するしかないのかな、卿の夢物語を 黒田官兵衛:理想を抱いて散るだけならば、たやすいことよ 立花宗茂:雷暴れるところ風あり…俺は敵本陣を突く! 立花ァ千代:いくぞ。立花の戦いを見せてやろう! 立花宗茂:人の情を解さぬ、手段を選ばぬ男だ。 立花宗茂:だが、私心より泰平を優先する士…とも取れるな 黒田官兵衛:自身を評価できぬ者に、他者を語る資格があるか 黒田官兵衛:所詮は寄せ集めにすぎぬな。引導を渡してやれ 黒田官兵衛:今頃、三成は家康に屈服しているやもしれぬな 加藤清正:それはない。三成は果てようが己を通す奴だ 黒田官兵衛:ずいぶん信頼しているではないか 黒田官兵衛:大事な大事な豊臣の家を割るほどに対立した相手を 立花ァ千代:誇りを持たぬ貴様には、決して降伏せぬ! 黒田官兵衛:その誇りのため、人が死ぬのだが? 黒田官兵衛:誇りとはただ迷惑な執着をごまかした表現にすぎぬ 黒田官兵衛:よくやった。西軍は撤退したぞ 黒田官兵衛:秀吉様亡き豊臣に存在の価値などなかったわけだ 加藤清正:官兵衛…! 黒田官兵衛:火種はまだ、燃え尽きてはいないようだがな |
|
制限時間 | 60分 |
勝利条件 | 大友義統と立花ァ千代の撃破 変更後は大友義統と立花ァ千代と立花宗茂の撃破 |
敗北条件 | 加藤清正の敗走 |
マップ【武将&アイテム配置】 | |
【第五話】大坂の陣 | |
【戦闘前ムービーセリフ/人の心】 -------------------- 関ヶ原の戦いは、徳川家康率いる東軍が制した 加藤清正は、豊臣と徳川の和解を目指し、二条城にて両者の会見を実現させた -------------------- 黒田官兵衛:無駄な足掻きだ 加藤清正:何を 黒田官兵衛:天下を動かすのは何か 信頼か? 忠義か? 否、力だ 力のもとに人が集まり、天下を築く そしてその力は今、徳川家康にある 豊臣はもはや天下を乱す火種に過ぎぬ 火種は未然に潰されるのが必然の道だ …否 潰れるのが必然の道というべきか 加藤清正:黙れ お前に人の心はないのか 黒田官兵衛:人の心とは何だ? 人間同士の下らぬ情こそが 家を、国を、泰平を潰す 卿と石田三成こそがいい例だろう 卿らが袂を分かたなければ、豊臣は壊れ得なかった 加藤清正:それがどうした あれは俺の家だ 体張って建て直してやるよ 【戦闘前概況】 官兵衛ら東軍は石垣原の戦いを制した。 同じ頃、関ヶ原でも、東軍本隊が勝利。 西軍の主将・石田三成は刑場の露と消えた。 その後、徳川家康が征夷大将軍に就任。 清正は徳川幕府下での豊臣家存続を模索し和平会談などを開いたが、徒労に終わった。 戦国最後の火種である豊臣家に天下を脅かしかねない者を集め、一綱打尽にせんとする官兵衛の目論みがあったからだ。 清正は豊臣を守るため、大坂城に入り、家康は豊臣を滅ぼすべく大坂城を囲んだ。 官兵衛は泰平を導き出す最後の戦に家康の軍師として参陣した。 黒田官兵衛:大坂城に集った戦乱の火種を一掃する。 豊臣軍先陣を指揮する福島正則を討ち、敵の士気を低下させる。 真田丸は大坂城攻略の大きな障害だ。 真田幸村らを討ち、真田丸を無力化する。 加藤清正を討ち、豊臣軍を滅ぼすことで、泰平の世を確かなものとするのだ。 【戦闘中セリフ】 加藤清正:三成、見てるか…この家は、俺が守ってやる! 黒田官兵衛:この戦で、争乱の火種は消え、泰平が導き出される 黒田官兵衛:絶え間なき大筒の轟音で、城内を恐慌に陥れよ 福島正則:俺らの城がぶっ壊れちまう! 大筒を止めろお! 黒田官兵衛:城内に攻め入り、くるわの守将を討ち取るのだ 真田幸村:よし! 敵を十分に引きつけて撃ち賭けよ! 徳川家康:進め、真田丸を奪うのだ! 福島正則:てんめえ…叔父貴から受けた恩を忘れやがったか! 黒田官兵衛:私的な恩で天下を乱すは罪悪…卿にはわかるまいが 福島正則:ぬああっ! 清正、やられ…ちまった… 島左近:逆境にも勝機は必ずある…ってね 島左近:皆さん、亡き殿から預かった差し入れです 黒田官兵衛:三成…死んで尚、争乱を焚き付けるか 黒田官兵衛:火種は消し損なうと燃えさかろうとするから困る 甲斐姫:行くわよ! この戦を終わらせるんだから! 黒田官兵衛:愚かだな。下らぬ情で世を乱す罪悪がわからぬか 甲斐姫:下らなくなんてない…それが罪でもあたしは戦う! 甲斐姫:あたし…は…負け…な…い… 黒田官兵衛:石田三成という火種、まだくすぶっていようとはな 島左近:くすぶってるどころか、この戦で燃え上がってるぜ 黒田官兵衛:真田丸を放置しては厄介、早めに潰しておかねばな 黒田官兵衛:この場所に出城を築いた卿の戦術眼、大したものだ 真田幸村:戯言無用! 参る! くのいち:誰にも幸村様は討たせない! くのいち:忍者には命も名も無用、任の一字あるのみ…退くわ 真田幸村:ここで果てるわけには…一旦、退く! 黒田官兵衛:あとは清正さえ潰せば豊臣は完全に力を失う 黒田官兵衛:最後の仕上げだ、天守へ向かうとしよう くのいち:いらっしゃまいせ〜、ゆっくりしてってねん 加藤清正:家康さえ討てれば…家康さえ! 真田幸村:もはや大坂城の命数は尽きた… 真田幸村:今は、もののふの…真田の戦を天下に示すまで… 真田幸村:家康公の首、我が槍でもらい受ける! 黒田官兵衛:幸村と清正が共に動けば厄介…先に幸村を潰すか くのいち:この陰険根暗男! あんたに幸村様は討たせない! 黒田官兵衛:天下の火種を集めた上で豊臣に殉じてくれてご苦労 くのいち:もっと…もっと…ついていきたかった…な… 黒田官兵衛:卿の下らぬ情もこれで満足だろう。安らかに眠れ 真田幸村:どけ! この身が果てようとも、信念を貫くのみ! 黒田官兵衛:今日、これで、豊臣という大きな火種を消せる 黒田官兵衛:礼を言わねばな。卿のその信念のおかげだよ 真田幸村:無念…我が槍、家康公に届かなかったか… 加藤清正:この…野郎… 黒田官兵衛:これで泰平を、導けたな 【戦闘後ムービーセリフ/残り火】 黒田官兵衛:これで豊臣という大きな火種は消えた 残る小さな火種も順操りに消していればよか… 加藤清正:俺たちの…壊させや…しねえ… 黒田官兵衛:わざわざよみがえってまで何を言うかと思えば… 思えば、私も天下を脅かしかねない存在か ここで火種がもうひとつ消えると思えば これはこれでよいのかもしれぬ |
|
制限時間 | 60分 |
勝利条件 | 加藤清正の撃破 |
敗北条件 | 徳川家康の敗走 |
マップ【武将&アイテム配置】 | |
トップページ
| サイトについて/お問い合わせはこちら
当サイトは個人で運営されています。
各企業様、メーカー様とは一切関係がございません。
Copyright 2013-2024 kanzengenkai.com All Rights Reserved