最終更新日:2018/12/05

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シナリオ概況 曹丕伝


1章 官渡の戦い(曹操軍シナリオ)
【初期】
私は曹丕。字を子桓という。

父、曹操はその野心に突き動かされ、天地を統べる戦に乗り出した。
その先、見届けるのが私の義務だ・・・。

まず排除すべきは、漢室の亡者・袁紹。自負と器量が噛み合わぬ、哀れな男よ。
せめて己の描いた幻想と共に葬ってやるか。

父よ、あのような凡俗が旧友とは、哀れな。
さすがに奴とあなたでは、格が違うが・・・・・・。
私は、あなたたち古き因習を越えていこう。
【概況/初期】
乱世は来たれり!時代に従い、今こそ天下の掌握に乗り出す時よ。
子桓、お主は覇道を歩む者の子として、この乱世を進め。

我が軍は、袁紹と雌雄を決すべく、官渡へと軍を進める。
敵は大軍とはいえ、率いるのが袁紹では弱卒の群れに過ぎん。

子桓、官渡の城の守りはお前に任せる。
このわしを継ぐ者として、誰もが納得する成果をあげてみせよ。よいな?
【戦況】
曹操はついに宿敵・袁紹との決着戦に挑む。決戦の地は官渡。
袁紹軍は白馬、延津に向け攻勢をかけてくるようだ。
両要所を守りきり反撃することができるか。
本陣である官渡城の死守はもちろん、白馬、延津も守り抜かねばならない。
両所を落とされると非情に苦しい戦を強いられるだろう。
要所を死守し、反撃の時を待つのだ。
【クリア後/評定】
曹操

袁紹は死んだ。名に惑い、己の進む道を誤った奴と、名より実を取り、己の道を進んだわし・・・・・・。
勝敗は明らかだったな。

だが、まだこの天下には袁紹など比ぶべくもない大器が残っている。
来るべきその漢との戦に備え、戦支度を整えておかねばな。
2章 赤壁の戦い(曹操軍シナリオ)
【初期】
官渡にて袁紹を討った後、父が覇道の妨げと見たのは劉備と孫権だった。
父の脅威に対し、奴らは連合し、赤壁で我が軍に抗うようだ。

我らの大船団を前に、敵は静寂を守っている。
だが、この赤壁をあえて戦いの地に選んだからには、奇計を巡らしているに違いない。

策の気配あらば、直ちにその芽を摘めばよい。
しょせん、劉備と孫権のにわか連合だ。計が成らねば、音を立てて崩壊しよう。
【概況/初期】
子桓よ、先の戦での働き、実に見事であった。
その冷静な戦況判断と舞うがごとき武の冴え、今後の戦でもいかんなく発揮せよ。

次に討つべきは劉備であるが、我らの進軍を事前に察知し、孫権と同盟を組みおった。
この赤壁で我らを迎え撃つつもりのようだな。

天下に曹操あり、それを奴らに思い知らせる。子桓よ、その鋭き目で戦況を見極めよ。
その知勇で急ごしらえの同盟にくさびを打ち込め!
【戦況】
孫権と劉備が手を組み、決戦を挑んできた。
赤壁の地で、史上稀に見る大水上戦が展開されようとしている。
ここで両雄を一気に叩き、曹操軍の強さを天下に知らしめるのだ。
孫権・劉備の連合軍は、戦を前に不穏にな動きを見せている。
何らかの策を用意しているに違いない。
策の気配を感じ取ったら、素早く潰してしまうとよいだろう。
【クリア後/評定】
曹操

孫・劉同盟といえど、しょせん小勢力同士。我が軍の前には無力よ。
奴らは得意の水上戦で負けて、さで悔しかろうな。

だが、劉備と孫権を完全に滅ぼしたわけではない。
奴らは結託して、何らかの手を打ってくるだろう。警戒はしておかねばな。
3章 街亭の戦い(魏軍シナリオ)
【初期】
赤壁での戦いの後、曹魏は三分された天下のひとつを占めることになった。
そして、我が父・曹孟徳の天命は尽き果てる。

父よ、道の途中で果てたか。天下をひとつにまとめるまでには至らなかったようだな。
私が天を掴む様、あの世で見ているがいい・・・・・・。

まずは、己が身の程も知らず、北伐と吠える蜀を黙らせる。
この曹子桓の前に立つ者よ、その愚かさを思い知らせてやろう。
【概況/初期】
司馬懿

曹丕殿、新しき曹魏の誕生を、心よりお喜び申し上げます。
此度の戦、この司馬仲達が、あなたに勝利をお贈りいたします。

街亭に布陣するは、諸葛亮の弟子・馬謖。
山頂に陣取り、逆落としを仕掛けるつもりかと。
小知に頼り、自ら敗戦を待つとは愚かな・・・・・・。

山頂への道を断ち、孤立させてやりましょう。開戦時の猛攻に耐え、一気に巻き返すのです。
曹丕殿、あなたの時代が今、始まります。
【戦況】
長安を望める街亭を、いつまでも蜀に押さえられていては危険である。
魏の民の心を安んずるため、魏軍は街亭に出陣する。街亭を守るは諸葛亮の後継とされる馬謖。

馬謖は街亭の山頂に陣取り、逆落としを仕掛けるつもりだ。
逆落としに耐えつつ、山周辺の拠点や、麓の敵部将を倒すのだ。
馬謖を包囲して、孤立させられれば勝利は近い。
【クリア後/評定】
曹丕

馬謖を破り、街亭を占拠した。
思い上がった愚か者が勝てる戦など、この乱世にあるはずがない。この勝利はただの必然だ。

この戦の収穫は、蜀の人材不足を確信できたことか。
後は我が軍の精兵でじっくりと追いつめ、息の根を止めればいいだろう。
4章 五丈原の戦い(魏軍シナリオ)
【初期】
街亭の勝利は過程に過ぎん。此度の戦で、蜀の命脈を永遠に討つ。
父の時代から覇を競った仲だ。私自ら丁重に葬ってやろう。

敵は攻めに逸っているようだ。後がない者の攻撃には、十分注意せねばなるまい。
だが、この戦いに命運をかけるは、我らも同じ。

曹魏と蜀漢・・・・・数多の因縁も、この五丈原で昇華させる。
父よ、あなたの覇道への執念もここで消し去ってみせよう。
【概況/初期】
此度の戦、戦場は五丈原の地となります。
蜀は国家を挙げて、この戦に臨む様子。雌雄を決する戦となりましょう。

しかし、諸葛亮のこの攻め、何やら焦りにも似たものを感じますな・・・・・・。
もしや、奴の命は・・・・・・ならば、それはまさに好機。

ここは敵が自壊するのを待つが上策。まずは守りに徹しまょう。
そして、機が熟した時に打って出て、蜀を葬るのです。
【戦況】
魏と蜀の命運を懸けた決戦である。敵の軍師、諸葛亮は速戦による戦の決着を望んでいた。
これを看破した司馬懿は、猛攻に耐え、持久戦に持ち込む作戦を取る。
蜀軍の攻勢は凄まじく、しばらくは防戦一方となるだろう。攻めをいなしつつ、敵の弱点を見定めたい。
やがて訪れる総力戦に備えて、急所を衝き、敵を少しでも弱らせておくのだ。
【クリア後/評定】
司馬懿

焦っている軍を討つことは、たやすいこと。
蜀軍と諸葛亮、二つの星はこの五丈原に落ちる宿命だったのだ。

孫呉の命運も、すでに曹魏が握っている。もはや焦る必要はない。
軍備を整えて、ゆっくりと追い込んでやろう。
最終章 合肥新城の戦い(魏軍シナリオ)
【初期】
蜀の滅亡と共に、諸葛亮の唱えた天下三分も崩れ去った。
これはひとつの時代の終焉・・・そして、新しき時代の黎明でもあろう。

我が曹魏にとって、孫呉はこの地上に残った唯一の障壁。
今こそこれを退け、曹魏の凱歌を高らかに鳴り響かせようぞ。

この戦いに勝利すれば、乱世は曹魏の治世となる。
父よ、見ているがいい。天下を統べる者とは、かくあるものだ・・・・・・。
【概況/初期】
司馬懿

孫呉め、我らが蜀との決戦にかまけて隙を作るとでも思ったようですな。
今こそ孫呉を根絶やしにする好機です。

今、敵は地上に展開しているのみですが・・・・・・。
孫呉はこれを決戦と考え、総力で挑んでくるはず。この程度で終わるとも思えません。

殿にはまず、御自ら城を守っていただきます。
その姿に将兵は奮い立ち、勝利に向かって猛進しましょう。
さあ、今こそ曹魏の天下を!
【戦況】
合肥新城が呉の大軍に包囲された。城攻めを指揮しているのは、呉の総大将・孫権。
これを好機と見た曹魏陣営は、この地にて孫権を討ち、呉を滅ぼそうともくろむ。
呉の先行部隊は陸上から合肥新城に攻め寄せてくるようだ。
何とか城外で食い止め、敵の二の矢に備えたい。敵の万策が尽きるのを見計って、攻勢に出るのだ。
【クリア後/評定】
曹丕

孫呉め、さすがに虎と自称するだけはある。
我が軍をこれほどまでに苦しめるとは・・・・・・。
次代の終焉にふさわしい戦であったな。
蜀が滅び、孫呉も消えた。もはや私を遮る者はなく、天下は曹魏の下にひとつとなる。
ふ・・・・・・統べてしまえばあっけないものだ。
【エンディング】
時は紀元2世紀末。
漢王朝の権威は地に堕ち、中国大陸は群雄割拠する戦乱の世を迎える。

自ら覇道を歩む者、大義を為そうとする者、信じる者のために戦う者、
数多の英傑が乱世に名乗りを上げ、そして消えていった・・・。

曹丕、字は子桓。沛国譙県の人。

曹操が乱世に名乗りを上げた頃、その後継者として生まれる。
若くして、数々の武芸を修め、広く学問に通じ、文才にも優れた。

動乱の中に育った曹丕は、何事にも動揺しない冷静な姿勢を身につける。
そして、曹操の偉業を間近に見て、その戦略と戦術のすべてを吸収し才知に磨きをかけていった。

曹操が世を去ると、後を継いで魏王となった。
天下は、魏呉蜀の三勢力が互いに拮抗する形勢となり、
蜀漢の丞相・諸葛亮は、曹魏と雌雄を決するべく「北伐」を開始した。

諸葛亮の才を知る曹丕は、知謀に長けた司馬懿を用いて迎え撃つ。
諸葛亮が繰り出す数々の奇策にも動じることなく、ついに勝利を手にしたとき、曹丕は父を越えたことを悟る。

蜀漢を滅ぼし、残す敵は孫呉のみとなった。
孫呉の軍勢が合肥に侵攻してくると司馬懿を従えて応戦。
こ戦いが最後の決戦となり、曹丕は自らの剣で天下を掴み取った。

魏王朝の太祖となった曹丕は、善政を布いて戦乱に疲弊した人々の暮らしを立て直した。
のちに文帝と呼ばれる曹丕の治世は、魏王朝の最盛期として記録されることとなる。

この伝記は、後世まで語り継がれ、悠久のときを経た今では、無双の英傑として神のごとく称えられている。

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